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しま・しましま

Author:しま・しましま
こんにちは
しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
コメントとかすごくよろこびます。

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うたの日の感想(7月10日「自由詠」)

7月10日のお題は「自由詠」
全室「自由詠」
ということで、
わたしは三つ目の部屋に投稿しました。

ハート(特選)と♪(並選?)をつけたうたに、
うたの日のサイトの方にも
感想を入れてはいるんですが、
短時間なこともありますし
(あ、この日は特別選歌時間が長かったんですけども)
またしばらく時間を置いてから
改めて読み返すと、
新しい発見とか感想も出てくるので
そういうのを書いていきます。
あくまでも「感想」です。
それと、いいな票を入れようと思った理由、というところでしょうか。

ハートを入れたうた。
祐鈴さんの
たぶんまたやるだろうけどキミが言う「もうしません」をまた信じてる
うたの日に、「主体の愛が感じられて」と書きましたが、
ホント、愛情のうたって思います。
「たぶんまた」という初句の詠み出し方から、
ややうんざりした諦めの気持が感じられるんですが、
結句で
「また信じてる」
と、分かってるけど信じずにはいられない。
希望にすがる感じの「信じてる」というよりは、
またうっかり信じてしまうんだよねっていう
明るい雰囲気があるなぁって気がしました。
「キミ」と、君をカタカナ表記にしてあるところとか、
「だろうけど」「信じてる」という
カジュアルな表現も明るい感じ。
読んでいて、
初句の「たぶんまた」
四句目の「もうしません」
と、二者の思いがぱっと印象に残る場所に
ばしっと置かれてるところも
すっきりと分かりやすくていいなぁって思いました。

♪を入れたうた。
苔井茅さんの
再会を待たぬともなくきらきらと白髪ひとすじ隠さずに結う
うたの日にもコメントしましたが、
三句目からが魅力的だなあって思いました。
白髪って、妙にきらきらしますよね。
これはわたしの白髪事情ではありますが。
よく見ると黒い髪の毛と較べて、
ややねじれてたり、太さがよれよれだったりして
それで余計に光を乱反射させてしまうのかな
と思ったりして。
まあその辺りは本当はどうなのかわかりませんが。
わたし、このうたを最初読んだ時、
そんなことはどこにも書いてないのに、
浴衣姿の女性が浮かんできました。
多分、「きらきら」と「結う」から、
夏祭りの身支度とかを連想しちゃったんでしょうね。
実際のところ、このうたが、
何の身支度なのかは分からないんですが、
「結う」のきりっとした感じがすてきですよね。
しかも
「白髪ひとすじ隠さずに」
という潔さ。
で、「きらきらと」が三句目にあるんですが、
上の句にも下の句にも両方作用しているようで、
白髪のきらきらと心情のきらきら、
どっちもが感じられていいなあって思いました。
ただ、
「再会を待たぬともなく」
っていう表現がちょっと気になりました。

桔梗さんの
薬箱を開けばすぐにあらはれる正露丸の亡霊たちが
結果発表後のうたの日を開いて、
あっと思ったうたでした。
というのは、
わたしはこのうたの「正露丸の亡霊たち」を
もうすでにこの薬箱には実体がないもの
と読んでたんですが、
他の方の
「飲まれずに残っている」
というコメントを読んで、
あーたしかにそういう見方もあるなぁ、って。
わたしは、
前時代に失ったものが匂いとして残ってる
みたいな感じに捉えたんですが、
手をつけてもらえずに古くなってしまった正露丸の恨み
みたいに思って読んでも面白いかも。
とはいえ、
「亡霊たち」と複数なんですよね。
一粒一粒、ということも考えられるけど、
そうすると
「開けばすぐにあらはれる」
というスピード感とそぐわないような。
てなると、やっぱり匂いなんじゃないかと思いますが、
それが実体のあるものの匂いなのか、
残り香なのか、
いろいろと後から後から考えさせてくれるうたでした。

小川けいとさんの
こっそりと尖るのくらい許してよなすびの萼のむらさきの棘
あとから考えさせてくれる、といえば、
このうたも。
それは後述するとして、
このうたの面白いところって、
上の句の
「こっそりと尖るのくらい許してよ」
という心情の吐露と
下の句の
「なすびの萼のむらさきの棘」
の「棘」にぐぐっと迫った描写と
そのリズムの面白さ
だなぁって思いました。
特に下の句のリズムが好きだなぁって。
名詞をすべて「の」で繋いであって、
○○○の○○の
○○○○の○○
って抑揚が付いてるところがいいなって。
「の」を多用すると、
単調になったり説明的になったりしがちな
そういうイメージがありましたが、
このうたの「の」の多用、好きだなぁ。
で、
何を後から考えさせられたかというと、
わたし、うたの日に
「茄子の棘の感じから、なんとなく結婚してそこそこの年月の経ってる夫婦の奥さん側の心情かなあとか想像して読みました。」
とコメントしたんですよね。
まあこのコメント自体がつまりどこをどう思った結果なんだよ
って感じもしますけども。
茄子の棘を感じるのって、
収穫のときか、調理のときかな。
職業として収穫してるんだったら、
上の句の心情とそぐわないかなって思って、
家庭菜園の収穫か、調理か、
と思って、
そこから奥さんイメージに勝手に飛んでっちゃったんですよね。
でも、後から考えて、
いや別に奥さんと断定しなくてもよかったんじゃないか
って思ってしまって。
読んでイメージするのは勝手だけど、
ちょっと失敗したなぁと。

中牧正太さんの
地下鉄が揺れると揺れる私たちそうなんですよこれなんですよ
このうたも面白いつくりのうただなって思って、
票を入れました。
なにが「そう」でなにが「これ」なのか、
一切分からないんですが、
とにかく「地下鉄が揺れる」と「揺れる私たち」なわけです。
前の「揺れる」は「地下鉄」に、
後の「揺れる」は「私たち」に付くんですけども、
「揺れると揺れる」の繰り返し、
それから、
「そうなんですよ」「これなんですよ」の
「なんですよ」の繰り返し、
これが
地下鉄で揺さぶられた感じを
視覚的に表現されてるみたいで、
えーめっちゃおもしろーい
ってなったうたでした。
しかも、「そうなんですよこれなんですよ」っていう
押しのつよい感じも好みでした。
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コメント

ご感想ありがとうございます

しま・しましま様

丁寧なご感想をありがとうございます。
こんなに深く読み込んでいただいて恐縮です。

「再会を待たぬともなく」についてですが、私自身は「再会を待つともなく待たぬともなく」を省略したつもりでした。ふたたび会いたい気持ちはあるけれど、若い頃のように再会を切望したり、無理に自分を良く見せる努力まではしない。再会の機会はあってもなくても良いし、会うとしてもありのままの自分で良いという気持ちを詠んだつもりでした。

発表した短歌の解釈は読み手に委ねられるものですし、しま・しましま様の違和感も私の歌が喚起した思いとしてとてもありがたく感謝いたします。

とても丁寧に読んでいただいたので、私の気持ちもお伝えしたくなって投稿させていただきました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
m(_ _)m

Re: ご感想ありがとうございます

感想を読んでくださってありがとうございました。
また、感想を書かせてもらうこともあると思いますが、
宜しくお願いしますー。

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