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しま・しましま

Author:しま・しましま
こんにちは
しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
コメントとかすごくよろこびます。

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うたの日(付箋)

うたの日
2月27日歌題「付箋」

捨てたはずの付箋がひじにくっついたままでそんなにさみしくない春(しま・しましま)

この日のお題は「付箋」と「聞」。
最初、「聞」で
悲しいと眠いはとても似てるから眠たいのって聞かれてしまう
という歌を作ってみたんだけど、
具体性に欠けるってゆーか
具体的なものがいっこもないな……
と思って没にしました。
で、「付箋」の歌にしたんですが、
これが初句と結句がそれぞれ
「捨てたはずの」「さみしくない春」と一字余り。
しかも句またがりでうねうねしたつくりになっちゃいました。

このお題で一番好きだったのは
泳二さんの
閉じたまま忘れたくない春色の小さな付箋だらけのこころ
という歌。
閉じたまま忘れたくないこころって、
記憶とか思い出のことかなあ。
そういうものが引き出されちゃう特定の書物かもしれないけど。
んで、
わたしが特にいいなと思ったのが
「春色の小さな付箋」というフレーズ。
今、かわいらしい付箋もいっぱいあるけど、
やっぱり付箋っていえば、
黄色とかピンクとか水色の小さい短冊型のやつ。
言われてみれば、「春色」だよね。
付箋そのものがぱっと浮かんできて、
しかも、その忘れたくない思い出も春色なのかなって
思われる。
やさしい思い出なのかなって思って、
ほんとすてきな表現だなぁ、と思った次第です。
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066:缶(しま・しましま)

濯がれて分別を待つアルミ缶蹴つたらさびしい音がしました

065:スロー(しま・しましま)

どこにでも行けてどこにも行かなくてカーラジオからスローバラード

うたの日(床)

うたの日
2月26日歌題「床」

飽きもせずぼくらは床にしゃがみこみ青いレールを組み替えている(しま・しましま)

お題は「ブーム」「床」でした。
この歌を出す前に、
作っていた歌を、
ちょっとご覧になっていただきたい。
ある朝は海でありまたある夕は溶岩流と呼ばれたる落ちれば死ねるきょうしつの床
あれ…なんか長い…
と数えてみたら
5757577という!
今冷静になって考えたら
前の57の部分を切って
ある夕は溶岩流と呼ばれたる落ちれば死ねるきょうしつの床
で丁度よかったんやと思いますが、
まー、我ながらびっくりしました。
ところで、
この歌(歌?)の情景、わかりますかね?
小学生のときに、
教室で、机やいすの上を飛び回って
床に落ちちゃダメってごっこ遊びをよくしてたんですが。
まあ、長いんで没なんですけどね。
で、
プラレールにしちゃいました。
プラレールのレールをつなぐの、大好きでした。
当時、たった二種類の形のレールしかなかったんだけど、
それでも、
ある程度の床面積が確保できれば
結構いろんな形にレールが敷ける楽しさ。
電車なんて走らせないで、ずっと
ああでもない、こうでもないとレールをつなげてました。

わたしがこんなに好きだったから、
きっと娘たちも好きになるだろうと思って
買い与えたんですが、
思ったほど娘たちははまりませんでしたね。
一人はそれよりレゴで
もう一人はそれよりトミカだったみたいです。

なんか長くなっちゃったので
「床」で一番好きだった歌だけ。
泳二さんの
どこからかこぼれた砂でざらついたフローリングは海に似ている
という歌なんですが、
ほんとにステキな歌だなあと
一目見たときから好きになってしまいました。
朝のリビングとか想像しました。
はだしの足の裏の感じとか
明るくて強い日が差してて、
レースのカーテンが波のように揺れてるとか
わーっと想像が膨らんできて、
ああーほんとにステキだなあ。

064:裕(しま・しましま)

まだすこし席に余裕がありますかあをいさくらへ向かふ列車に

063:丁(しま・しましま)

バス停に着いたら丁度バスが来て三人ぐらゐ入れ替へて行く

うたの日(封)

うたの日
2月25日歌題「封」

どうしてもたんぽぽ封鎖できません足元に寄すあかるいひろさ(しま・しましま)

この日のお題は「煮」「封」。
封→封鎖→レインボーブリッジ封鎖できませんっ
という連想から、
とうとう抜け出すことができませんでした。

この「封」のお題で
わたしが一番好きだと思ったのが、
季夏さんの
深刻にならないように封はせずまたねともだちせかいはせまい
という歌。
うたの日の評にも書いたんだけど、
何に封をしないのか、
それははっきり提示されてないけど、
思い出とか、別れる友達との日々かなぁと
思ってます。
で、
「またねともだちせかいはせまい」
というひらがなオンリーのフレーズが
もう、
ものすごくわたしの好きテイストなんです。
やさしさとハードボイルドがないまぜになってて
あー、ほんとにステキな歌です。

062:万年(しま・しましま)

こつそりと万年筆で書く名前いつか手放すその日のための

061:宗(しま・しましま)

駅の壁に押し付けられてシアハセを祈られてゐる ステキな宗教

うたの日(強)

うたの日
2月24日歌題「強」

エレベーターにはボタンがたくさんありすぎる閉めるのボタン強くつよく押す(しま・しましま)

まさかの
エルマー・エレベーターからの
エレベーター。

88578
という大幅な字余り。
昨日、一字の字余りをどうこう言いながら
翌日にはこのあほみたいな字余りを
どーん
という……。
一応、いちおうだけど
句またがりにはしないように気をつけて
定型感だけは守ったつもりだけど、
短歌的には守ったことになるのか不明です。
まだ上の句についてはどうすればよかったのかわかんないけど、
下の句は
閉めるのボタンを強くつよく
でもよかったかなぁ。
でも気持、句またがりになっちゃうんだよね。

ということで、
まだ書いてなかったけど、
この日のお題は「強」「ブス」。
わたしが一番をつけたのは
蒼井灯さんの
蛹なら脱ぐものだろう春の朝こころに強く強く鐘をうつ

スコヲプさん
辛いことなさそうだねと言うけれど雨は続くしブスのままだし
の歌。
「強」の歌の、
この力強さ。
偶然「つよくつよく」というリフレインがわたしの歌と同じなのに
強さがぜんぜん違う!
「蛹なら脱ぐものだろう」っていう上の句の断定も力強いなー。
そんなこと言われたら、
蛹の中のカオスだって
急いで形を作って外に出ようとするかも。
「ブス」の歌は、
この「ブス」っていう取り扱いの難しそうな言葉を
真正面から扱って、
しかも自虐にいやみが無い感じが好きです。
「辛い」「けれど」「雨」「ブス」
という、マイナスな言葉を並べて
どことなくユーモアを漂わせるってすごいな。
上の句の
ひらがな多めの口語と
下の句の
「雨は続くし」
「ブスのままだし」
という飛躍の仕方がそうさせるのかな。
うまいなぁと思いました。



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