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しま・しましま

Author:しま・しましま
こんにちは
しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
コメントとかすごくよろこびます。

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うたの日(読書)

うたの日
3月30日歌題「読書」

こんなにも暗んだ部屋で読み終えた本の表紙のぬくい手触り(しま・しましま)

この日のお題は
「都々逸」「読書」「大喜利」。
「うたの日」の一周年に向けて、各関係クラスタへの感謝という意味のお題だったみたい。
とりあえず、このお題でわたしが手が出せそうなのは「読書」しかない、
ということで選んだお題でした。
いや、ホント。
都々逸って、
特に全然わかんなくて、
かろうじて「ちびまる子ちゃん」に出てきた
かわいそうだよズボンのおなら右と左に泣き別れ
を思い出せる程度だし。
大喜利もまるっきりぴんとこない。
でも、
他の方の出された歌を読んでて、
なんとなーく、そういう感じなのかなってのが
分かったような…。(←単純)

まあ、そんな感じの理解なので、
「読書」以外のお題については選も出来ずに
ただ見ていただけでした。
「読書」のお題で好きだったのは
太田青磁さんの
声もなく二人それぞれ本を手にページ繰る音ときに重なる
でした。

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091:略(しま・しましま)

略図には描かれなかつたものたちにをととひよりもあたたかい雨

うたの日(月)

うたの日
3月29日歌題「月」

この街の錨のやうに猫がゐて月のあかりを留めてをりぬ(しま・しましま)

この日のお題は
「月」「さっき」「好」。
実は、結構前から、「猫」と「錨」は似てるから一緒に使いたいと思ってました。
で、「ぬ」できっちり終わりたかった。
ここはやっぱ「おりぬ」だなー、
とか思って打ったら、微妙な違和感。
「おりぬ」は「をりぬ」の方が表記が好き。
ということで旧仮名遣いにすることにしました。

この日の「月」のお題で一番いいなと思ったのは、
スコヲプさんの
ソファから逆さに月を眺めては今は忘れる地球の重さ
「好」のお題で一番いいなと思ったのは、
橋師さんの
たくさんの「好き」に囲まれこの世でのつとめを終えて祖父はやすらぐ
でした。
ひるの日の選は出来なかったんだけど、
天野うずめさんの
誕生日昨日だったと言えなくてさっきからもうあたしは消えたい
が面白いなと思いました。
読んですぐに、「それでも町は廻っている」の紺先輩を思い出しちゃった。
あれは別の人の誕生パーティ当日なんだけど。
「あたし」という一人称の持つ独特の(と、わたしが感じるだけかもだけど)自我が
すごく効いてるなって思いました。

081から090まで



とうとうラスト10題が目前になってしまいました。
今回の10個のお題は、難しいのが多くて、
ほんとにどうしようかと……。
特に「佳」「錦」「炭」「マーク」がきつかった。
特に特に「佳」「炭」は、実際詠んだ歌も、
正直自分でもどうかと思うような。
逆に「憎」「山」は、するっと詠めたお題。

「化石」の歌について、
「だらうね」をうっかり、「だろうね」として
アップしていたので、直しておきました。
トラックバックの方は仕方ないので放置ですが。


何にでも人懐つこく付いてくる草の実かさかさやさしく払ふ

あたたかに蕾に日の差すこの佳き日ぼくとわたしはすれ違ひます

憎まれてしまつたのかも知れないね水切り石の二回で落ちて

夕焼けが雲を錦に染め上げて 今日のこと全部うそだつたんだ

今日きみの涙を拭いたティッシュとかいつか化石になるんだらうね

珠算塾へ向ふともだち見送つてもう一度おに決め合つてゐる

当面はこのまま行けば良いのだとフリスク三粒がりがり噛んで

白砂糖ざらめ卵白カルメ焼き 炭酸水素ナトリウム うん

あちこちにスマイルマークはりつけて大観覧車じりじりまはる

校庭のタイヤ山から手を振つて おーいおおーい ぼくはここです

うたの日(蓋)

うたの日
3月28日歌題「蓋」

剥がされる時の小さなちいさな吐息アイスの蓋についたアイスの(しま・しましま)

この日のお題は
「蓋」「じゃあ」「泳」。
実は数日前、「題詠ったー」で出たお題が「蓋」で
何を待っていたのかすらも分からないタッパーの蓋歪んでばかり
というのを詠んだばっかりで、
あーもうタッパーは使えないな…と。
で、
不用意におーいと誰かが言うまえにこの世の穴に蓋してまわる
というのを詠んでみたけど、
実はそんなに星新一さんの作品を読んでるわけじゃないので、
なんとなく出しづらかったり。

この日好きだったのは
彩華さんの
パリにいる君と会話ができたってやっぱり開かないアヲハタの蓋
レオさんの
じゃあまた、と先に言われてしまってはココアを買って帰るしかない
成瀬山水さん
たい焼きを持って泳がす幼子の手は緩やかな握りなりけり
でした。

090:山(しま・しましま)

校庭のタイヤ山から手を振つて おーいおおーい ぼくはここです

うたの日(芽)

うたの日
3月27日歌題「芽」

包帯の下のかゆさに少し似て芽生える前のかすかなふるえ(しま・しましま)

この日のお題は
「芽」「生」「室」。
「芽」で一番好きだなって思ったのが、
月花さんの
タラの芽に太腿刺された弟の話を母がする春がくる
という歌。
ほのぼのと楽しい家族の姿が浮かんでくる歌だなぁ。
「タラの芽に太腿刺された弟の話」って、
この家族の春といえば…の定番の話なんだね。
それで、その話の主役は「弟」だけど、
その話を毎年する「母」がもう、その話の主役になりかわってるところが微笑ましい。

ところで、
票は入れてないんだけど、
一晩経ってから気になった歌があって、それが
白黒つけたいカフェオーレさんの
寝室へむかう祖母にはオノマトペがない たい平がとび跳ねている
という歌。
昨夜、とりあえず選だけして…とやってた時は、
下の句の「たい平」ってなんだか分からなかったけど、
一晩経って、
「笑点」のたい平か!
と気が付きました。林家たい平さんだ。
と、思ったら、
「○○なっしー!」ってたい平が横っ飛びしてる姿が浮かんできて、
あーあー!
と。
音も立てずに静かに自室へ戻る「祖母」と、
テレビ画面の中で跳ねている、笑点の「たい平」
というシーンを想像しました。
もしかしたら、この「祖母」は、かつて主人公が見た「祖母」の記憶なのかも。
ばかばかしい賑やかさのテレビの中の「たい平」と
すっと影のように部屋へ入っていく「祖母」の対比が面白いなぁ。

「室」で一番好きなのは、
ばん悠さんの
あの人の胸にガツンと届けたい どうかお願い室伏広治
という歌。
下の句の「どうかお願い室伏広治」がすっごくイイ。
「ガツン」と「室伏広治」
イイ、すっごく合う。

という感じで、
昨夜「うたの日」に感想かけなかったので、
こちらに感想を書いてしまいました。


089:マーク(しま・しましま)

あちこちにスマイルマークはりつけて大観覧車じりじりまはる

うたの日(流)

うたの日
3月26日歌題「流」

泣きながら眠った午後のだるさとかシンクに流すぬるい水とか(しま・しましま)

この日のお題は
「Z」「習」「流」。
じつは、この歌のもともとは、
「となりのトトロ」イメージなんです。
現在参加中の、アニメ漫画俳句のネット句会の、
お題アニメの一つにこのトトロがあって、
選句のために、並んだ句を読みながら、
トトロのいろんなシーンを思い出してました。
その中で、わたしが好きなシーンが、
お母さんが一時帰宅できるはずだったのが出来なくなったあとの、
斜めに日が差す部屋で、さつきとメイがねっころがってて、
ばあちゃんが声をかけてくれるシーン。
と、いうことで、
この歌の前半は、あの夏の午後のシーンと、
自分の経験とをあわせたもの。
「だるい」と「ぬるい」で、
うっすらマイナスなイメージにしてみました。

うたの日(御)

うたの日
3月25日歌題「御」

春陰におんおんと声響かせて重なりゆける祈りの言葉(しま・しましま)

この日のお題は
「御」「ふたえ」「港」。
祈りの言葉って、どういう宗教でも「御○○」「御○」って言う言葉が多いんで、
「おんおん」のオノマトペと「御」を重ねてみました
って、無理くりか。
正直、上の句だけで終れそうな歌だなって我ながら思います。
他に
もう御することの出来ない言葉らを月のない夜にみな行かせやる
というのもつくったんだけど、
自分でよくわかんなくなったので、
最初に出来たほうを出してみました。

この日好きだった歌は以下の三つ。
404notF0816さんの
失った主人を探す旅に出る制御機能を壊してルンバは
ロマンですなぁ。
野崎アンさんの
奥二重なんだね つめたい指先できみの眼鏡にはじめてふれる
わたしは、特になんでもない、
というか、ちょっとふざけて眼鏡に触れた瞬間と思って読みましたが、
そうか、初めての夜という読み方も有りかと、他の方の評を読んで思った次第。
天野うずめさんの
一人にも慣れてしまえる気持ちして大阪港のきれいな夜景
「港」の歌は、すてきな歌がいっぱいあって、
中でもこの歌が一番すきでした。
なんらかの事情で今までそうじゃなかったけど、一人でやってかないといけなくなった。
まだ一人には慣れてないけど、慣れていけそう、
という気持と同時に
一人に慣れてしまっていいのかなという気持がうっすらしてる。
そういう感じなのかな。
そして、そういう思いを起こさせる「大阪港のきれいな夜景」
デートスポットだと思われるような場所というのが、
上の句とのねじれ感があって、
そういう気持にさせることもあるのかもと
不思議な説得力がありました。

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