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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
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うたの日(佐藤)

うたの日
3月10日歌題「佐藤」

名簿順斉藤佐藤島田鈴木きみの耳うら飽かず見ていた(しま・しましま)

この日のお題は「佐藤」「理」「砂糖」。
正直、お題が「佐藤」でないと成立しない歌だったかも知れません。

この日の歌でわたしが好きだったのは、
「佐藤」では太田青磁さんの
パスワード忘れたときに思い出す母の旧姓おそらく佐藤
という歌。
パスワード設定のときに、あらかじめパスワード忘れたとき用の設問があって、
その問題の一つが「母の旧姓は」というヤツありますね。
わたしは、そもそもどの問題を選んだのかを忘れるので、
活用したことがないんですが。
で、この歌では、「母の旧姓」の問題をチョイスしてて
だけど「おそらく」とかすっとぼけてる。
このすっとぼけ感が楽しい歌だと思いました。
あと、「パスワード」「忘れた」「母」「佐藤」の言葉にあるア音が
明るいリズムを作ってて、より楽しい歌になってるのかな、と思います。

「理」で好きだったのは、千原こはぎさんの
雨はまだ降ってるみたい 肩に触れる理由をくれる一本の傘
という歌。
「傘あるよ、入ってく?」と肩を叩ける、ということなのかなと
読みました。
でも、「肩に触れる理由」が必要な仲なら、
「傘使っていいよ」って渡せるって感じなのかも知れないな。
恋愛未満の仲の感じをやわらかく読んだ、やさしい「理」の歌だと思いました。

「砂糖」の歌の中では、大葉れいさんの
ヨーグルトに砂糖がついてこなくなり君とあれから会わないままで
という歌が一番好きでした。
そうそう、ヨーグルトに顆粒の砂糖が付かなくなってるんですよね。
大体あの砂糖、ヨーグルトの量と合わないから使わなかったわ
とかって意見もあることでしょう。
というか、わたしの家ではそうでした。
でも、ずっとあったものがなくなるのって、
寂しい気もしますよね。
うっすら。
この歌の
「君とあれから会わないままで」
という下の句も、
強い寂しさじゃなくて、
思い返せば……という感じの
うっすらとした寂しさで、
ヨーグルトの顆粒の砂糖の寂しさの比重と
よく合ってると思いました。

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コメント

No title

だいぶ時間がたってしまいましたが、歌評をありがとうございました。
母の旧姓って普段は意識することがまったくと言っていいほどないのですが、佐藤という題をよんで、母が佐藤だったころの日々に思いを馳せることができました。
とぼけているとの評はうれしいです。当然聞かれれば分かっているのですが、おそらくに込めたちょっと気の抜けた感じをくみ取ってくださってありがとうございました。
太田青磁

Re: No title

コメントありがとうございます。
母の旧姓って、微妙な距離感がありますよね。
ほんわりとお母さんへの思いと照れが窺われて好きな歌でした。

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