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しま・しましま

Author:しま・しましま
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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
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うたの日(布)

うたの日
3月12日歌題「布」

毛布から飛び出している足みっつ どれかがわたしの足ではないの(しま・しましま)

この日のお題は「財」「会」「布」。

「布」のお題で一番すきだったのが、
大葉れいさんの
暗幕が重たく声を吸い込んでねえ悪いことできるねここで
という歌。
「暗幕」というと、もう学校のイメージ。
まあ、学校じゃなくてもいいんだろうけど、
学校のイメージで読みました。
その暗幕の「重たく声を吸い込んで」という表現、
普通の遮光カーテンとは違う暗幕の質感とかが思い出されて、
ああーってなりました。
下の句「ねえ悪いことできるねここで」
の、
「ねえ」にまたやられたって感じです。
耳元でささやかれてるみたい。
この「ねえ」の前にある言葉が「吸い込んで」で、
これはもちろんその前の「声を」に掛かってるんですが、
「ねえ」の直前にあるので、
まるで一度吸い込んだ息をふっと出すように
「ねえ」って言ってるみたいな気がしました。

「財」で一番好きだったのが、
juさんの
散財の果ての荒野にきみは立ち、きれい。きれいだよ。愛してるよ。
という歌。
これも、凄みのある歌で、
一目見たときから
ああっ、好きだわこれ
って思ってしまいました。
「散財の果ての荒野」ってフレーズがとにかくステキ。
散財の果てに「きみ」が荒野に立ってるのか、
何らかの比喩として「散財の果て」の「荒野」があるのか、
どちらにしても荒涼とした中に退廃的な美が漂う表現だと思いました。
で、
「きれい。きれいだよ。愛してるよ。」
と続くんですが、
この情熱的な愛の言葉が、
ひとつひとつ「。」で区切られてるところが、
より思いの籠もった言葉に感じられて、
いいなって思いました。
ひとことひとことをかみ締めるように口にしてる感じで。
本当にきれいなんだろうなと思わされます。
ラテンアメリカの情熱的な愛の形とか連想しました。
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