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しま・しましま

Author:しま・しましま
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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
コメントとかすごくよろこびます。

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うたの日(母)


うたの日
5月10日歌題「母」

振り返るたびに老いゆく母のこと象のまなこでまた振り返る(しま・しましま)

この日のお題は「母」「婆」。
実はこの歌、
投稿する直前まで
振り返るたびに老いゆく母のこと夕日の中でまた振り返る
だったんです。
「母」「老」「夕日」
ウェットすぎるかなーって思ってて、
なにかがピンと来ないと思ってたんです。
多分、「夕日の中」の方がイメージもしやすくて
素直だったとは思うんだけど……。

この日好きだったのは
「母」では
もえこのこさんの
「おかんがな送ってきてん」アパートにダンボールごと野菜生活
月花さんの
吸いついた小さきものを抱きながら ぼんやりぼんやり母へとなってく
でした。
もえこのこさんの歌は
まず四句結句の「ダンボールごと野菜生活」がいいなぁって思いました。
商品名である「野菜生活」、
ジュースだけど、いかにも野菜不足の人が飲んでね的なこの飲み物が
ダンボールにいっぱいではなくて「ダンボールごと」
つまり箱買いして、そのまま送られてきたって
いまどきの母の愛の形だなぁ。
そして上の句の「」で閉じてあるセリフ。
誰かが、このダンボールについて何かコメントしたのを受けての言葉だと思うんだけど、
ちょっとした含羞が感じられて、ホントいいなって思いました。
月花さんの歌は、
だいたいうたの日のサイトに書いた通りなんですが、
もう一つ付け足すと、
「小さきもの」が好きでした。
人によっては、ここが好きじゃないっていうポイントにもなりそうな
そんな気もしますがわたしは好きでした。
私事なんですが、
以前こんな記事をもう一つのブログに書いたのを思い出しました。
時々は愛らしい詩にまみれたい んだかどうかは分かってないが
この歌の、「ぼんやりぼんやり」と母親としての自覚が出るまでの「小さきもの」という把握が
わたし的にはすごく共感できました。

「婆」の歌では
紫都音さんの
また少し高いとこからばあちゃんを見下ろすようになる 夏が来る
ののさんの
大好きなお婆は死んだ つまらないSNSを見ていたころに
がとても好きです。
どちらも一字空けがすごくびしっと決まってるように思います。
紫都音さんの歌は、
一字空けからの「夏が来る」で、
心象風景の中の「夏」が、ふわーっと広がっていくようで
爽やかさが歌全体を包み込んでる気がしました。
ののさんの歌は、
「大好き」「死んだ」という強いイメージの言葉と、「つまらないSNS」というやっぱり強い言葉を、
「お婆」への言葉にならない慟哭のような一字空けが
がしっとつなげているような気がしました。
倒置法という形がまた上手いなぁ。






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