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しま・しましま

Author:しま・しましま
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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
コメントとかすごくよろこびます。

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うたの日(ふたり)


うたの日
5月12日歌題「ふたり」

階段の途中のちいさな踊り場にふたりの傘を立てかけておく(しま・しましま)

この日のお題は「ひとり」「ふたり」。
うたの日の評で、「階段の途中」「踊り場」はもったいない
とあって、
ああーっとなりました。
そうですよね、踊り場って大体階段の途中にあるものですからねぇ。

この日の、特に「ひとり」の題はすてきな歌がいっぱいあって、
どれもハート(特選)か音符(並選)か迷うー
と思ってたんですが、
なんと8首が同点で首位の花束。
わたしが選んだ歌のほとんどが花束!
すごいことだなぁ。
悩みに悩んでわたしがハートを入れたのは
佐藤博之さんの
散髮の翌朝、ひとり襟足を剃り直さむとて背中を捻ぢる
そこはかとないユーモアとペーソス、じわじわ味わいが広がる歌だと思いました。
そうそう、後で作者さんがツイッターで「捻ぢる」の文語用法について
かかれてました。
文語口語交じりって、わたし自身はあんまり気にしないけど、
やっぱりその辺りの統一を考えると色々深いものがありますよね。
わたしはこの歌の「捻ぢる」の「ぢる」という送り仮名の、
現代感覚で見たときの面白さは他に変えがたいものがあるなぁって
勝手に思ったりします。
「散髮の翌朝、ひとり襟足を剃り直さむとて」
という読点が入って、句またがりで四句目の字余りがあって、
けっこう重たい感じの流れの最後に
「ぢる」という目で見ておもしろい文字が入ってるんで、
不思議な軽みが出てる……
ような気がしたり。
人の短歌で好き勝手なこと言ってすいません。
404notF0816さんの
ひとりでに割れた土鍋を拾っている遺骨をさらうような気持ちで
荻森美帆さんの
母逝きしのちひよこふれあい広場にてひよこに埋もれわれひとり坐す
も、ハートでもいいなっていうぐらいすてきな歌でした。
「ひとりでに割れた土鍋」「母逝きし」という
どちらもわたし自身はまだ経験のないところですが、
どこか共感するというか、共振させられるような歌でした。

「ふたり」の歌では
門脇篤史さんの
咳の音で起こしたのでせうきみの手がしづかに背中をさすつてゐたり
がいいなと思いました。
佐藤さんの歌とは違って、
こちらはあえての口語(というか話し言葉)文語交じりですね。
「咳の音で起こしたのでせう」がやわらかくてやさしくていいなぁと思います。
そして「たり」で終る余韻がいいなぁ。
夜のくらがりの中の一組の夫婦の姿が浮かんできます。
半ば眠りながら咳き込んだ主体が、
ふと背中をさすってくれる感触で目を覚ます。
自分の咳で目を覚ました人が、自分を気遣って背中をさすってくれていたんだ
と、気付くという、
二点の気付きがホントいいなぁ。やさしいなぁって思いました。
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