プロフィール

しま・しましま

Author:しま・しましま
こんにちは
しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
コメントとかすごくよろこびます。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

うたの日(ひらがな)


うたの日

5月29日歌題「ひらがな」

いっぽんのひらがなとして流れゆくシンクに落ちたそうめんの白(しま・しましま)

この日のお題は「ひらがな」「垂直」。
どっちも難しいお題ですよねー。
この歌の初案は
かな文字の流るるごとく残りたりシンクにさうめんの白
はい、まだ短歌の形になってません。
一行のかな文字のごと流れたりシンクに残るさうめんの白
と、一応整えたんだけど、
なんか重たい……。
新かな、口語にしとこう
一行のひらがなとして流れゆくシンクに落ちたそうめんの白
もうすこし軽く……。
という流れでした。
めずらしくメモ帳に途中経過が残ってたので
アップしてみました。

この日すきだった歌ですが、
ハートを迷ったのが
沖川泰平さんの
「ふあん」って書いたら眠くなれたんだ 帰ってきたらそっと起こして
ヒヨワくんさんの
街じゅうのひらがなだけを読みながら小さなあかい傘が跳ねゆく
でした。
どっちもとてもステキでした。
沖川さんの歌は、
普段、不眠気味の人の歌なんでしょうね。
具体的になにがどう不安なのかわからない、
おぼろげな不安感にさいなまれてる人なのかな。
こういう形にならないものを形にすることで
なんとなく安定するという気持、
わかるような気がします。
「不安」ではなく、ひらがなで「ふあん」
字面そのものもやさしく、
FanともFunとも読めるこの文字で
安定して眠くなれた。
下の句が、さらにやさしく繊細でいいなぁと思いました。
ひよわくんさんの歌は、
ひらがなを読めるようになった幼い子供を詠んだ歌。
「ひらがな」が読めるようになったことで
世界(街じゅう)と自分が繋がっていくよろこびに
あふれた歌で、ホントすてきでした。
下の句の
「小さなあかい傘が跳ねゆく」
で、景がぱっとひろがるところもいいなぁ。
わたしの好きな俳句に
ゆびさして寒星一つづつ生かす(上田五千石)
という句があるんだけど、
これを思い出しました。
モノクロの街で、あかい傘の女の子が飛び跳ねながら、
ひらがなの文字を読み上げながら、そこに色が付いていく
みたいな。

ナタカさんの
くるんとした尻尾がお気に召した子は わをねにしたり、めをぬにしたり
も、ひらがなを覚え始めた子供の歌ですね。
お気に入りの文字ってできますよねー。
この子の場合は「ね」とか「ぬ」の最後の「くるん」だった。
「お気に召した」という言葉の使い方で、
それをとても微笑ましく見ている大人の優しい視線を感じました。
松木秀さんの
ひらがなで「げんぱつ!」と書くひらがなで書くとなんでも萌えキャラになる
ブラックユーモアですよねー。
「萌えキャラ」の「キャラ」の部分がちょっとひっかかりましたが、
たしかに、「げんぱつ!」と書くと
昨今の萌え系アニメのタイトルっぽいです。
「げんぱつ!」は
「もっと原発を!」なのか
「原発NO」なのか
そこがはっきりしないところも、
この歌のブラックさだなぁ。

スポンサーサイト

<< うたの日(指) | ホーム | うたの日(×) >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 ホーム