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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
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うたの日(分)

うたの日

6月10日歌題「分」

図書館のすみに広げた天体図ひそひそ星を分け合っている(しま・しましま)

この日のお題は「おはよう」「分」。
この歌の初案というか、最初に浮かんだフレーズが
禁帯出の星図鑑
で、これをどうお題に寄せていくか考えてたんですが、
いつの間にか最初のフレーズのほとんどの言葉を失っていたというw
今思うと、もうちょっと大胆につくってもよかったかなぁ。

この日いいなとおもった歌は
chariさんの
宝クジ売り場で今日は大安で多分あなたが嫁ぐ日と知る
この歌でわたしがまず惹きつけられたのが
「宝クジ売り場で」「今日は大安で」と
一見無造作に「で」「で」と並べられる上の句でした。
宝くじって、やっぱり大安だと売れやすいんでしょうね。
売り場に掲示があって今日が大安だと知った、
ってとこでしょうか。
それが、微妙に乱暴に事実として並べられてるんですよね。
下の句で、「あなたの嫁ぐ日」が「多分」この大安の今日だろうと思い至ると。
「あなた」に対する微妙な距離、
物理的にも心理的にも、微妙な距離があるのが、
かすかに痛い感じがして好きでした。

北大路京介さんの
血を分けた兄弟だからこそ解るバニーガールになりたがる兄
沼尻つた子さんの
わたしという原野を吹いてゆく風を野分(のわき)と呼べばあなたのことだ
涼風あき津さんの
分銅を秤に載せるしづけさで春の終はりにくちづけよ君
門脇篤史さんの
10分の休憩時間の重なればきみを見つめた3年間だ
も、いいなと思った歌でした。
北大路さんの
「血を分けた兄弟だからこそ解る」という上の句、
魔法の言葉みたいだなぁと思ったりしました。
どんな無茶でも通りそうな説得力がある気がしました。
沼尻さんの歌は、
読んだ瞬間、うわー上手い!!
って思いました。
「原野」に吹き渡る「野分」。
秋に、野の草を分けるように吹く暴風。
慈しみ合うような優しい関係の「あなた」ではないんでしょうね。
「わたしという原野」という詠み出し方もステキで、
結句をきっちりとした断定で結んであるところもステキで、
ホントに上手いなぁと思いました。
涼風さんの
「分銅を秤に載せるしづけさ」という静けさの把握の仕方も好きだし
門脇さんの
「10分の休憩時間」が重なって「3年間」というのが、
学生時代の恋っぽくて好きでした。
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