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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
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うたの日(鉛筆)

うたの日

6月11日歌題「鉛筆」

鉛筆で書いた未来が読めないよ夏のひかりがみんな持ってく(しま・しましま)

この日のお題は「バニラ」「鉛筆」。
今、打ってて思ったんですが、「バニラ鉛筆」ってありそうですよね。
子供のときに、いい匂いのする文具を集めてましたけど、
バニラの匂いの鉛筆もあったかも。
それはそうとして、
手書き原稿を打ち込むアルバイトをちょこっとしてるんですが、
いつも鉛筆書きの人がいて、強い光の下だと読みにくくて困っちゃう
という気持を形を変えて表現してみました。
読まれることを前提とした原稿はボールペンで書いて欲しいと
切に願います。

さて、この日わたしがいいなと思った歌。
秋山生糸さんの
クロッキーの時間は楽し級友の姿どんどん黒く塗りつつ
これ!
「○○は楽し」って文語なんだけど、
軽快なリズムで楽しさがストレートに表れたいい言葉ですよね。
タイトルや副題なんかに使われたりする感じ。
これが「クロッキーの」時間が楽しいって言ってるわけなんですが、
一音多いんだけど、「クロッキー」という跳ねるような、前半ちょっと早口な感じの言葉で
重くならないというか、より軽快に鉛筆を走らせる感じが出てるような気がします。
そして、下の句。
「級友の姿」うん、向かい合ってお互いをデッサンしあってるのかな
「どんどん」うん?
「黒く塗りつつ」えっなんか重いし怖w
という流れがすごく面白かったです。
小さい子供が描く絵が、本人の気持とは別に、
(例えば輪郭や目鼻を黒で描いてしまったために後で塗った他の色に黒が侵食してしまうような)
黒くなってしまった、
というのとは違う「黒」さがあるように思いました。
思春期の暗い衝動とかほのかな嗜虐性、みたいな。
上の句の軽快な楽しさの由来が「黒く塗る」ことにある暗さがたまらなく好きです。

ガッキさんの
真っ白なあなたの肌を汚してる鉛筆ですら私の物だ
も、ほのかな嗜虐性が漂う歌で、
こっちはエロティックさを強く感じました。
鉛筆で肌が汚れるということは、芯の柔らかい鉛筆かなぁということで
これも絵を描いているところなのかなと想像しました。
「あなた」が一生懸命かいてて、「あなた」の指が鉛筆の芯で汚れている、
そこに嗜虐的なエロチックさを感じているんじゃないかと。
その鉛筆は自分が貸したもので、
そう考えると、
あたかも自分が「あなた」を直接汚しているような気がする、
みたいな感じかなぁと思いました。
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