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しま・しましま

Author:しま・しましま
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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
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うたの日(ロボット)


うたの日

6月17日歌題「ロボット」

倒れたら自分で起き上がることを覚えてぼくらの出荷は始まる(しま・しましま)

この日のお題は「ロボット」「くじら」
ううーん、どっちも好きなタイプのお題で、
どっちで詠もうかまず悩みました。
結局ロボットにした訳ですが、
ロボットって色々ありますよね。
みんな大好き人型ロボットから工業用や軍事用のロボットまで。
とりあえず、わたしは自分がロボットになってみました。
ロボットであれ、人間であれ、
社会に出るために必要なことってなんだろうなって考えて
出来たのがコレ。
なんとなく「男坂」のラストシーンみたいになってしまいましたが。

この日わたしが好きだったのは
雀來豆さんの
律儀にも彼は毎年やって来て無沙汰を詫びるロボット訛りで
でした。
「律儀にも彼は毎年やって来て無沙汰を詫びる」「ロボット訛りで」
と二句に切れると読みました。
「ロボット訛りで」「無沙汰を詫びる」「彼」というのは、
その訛りが無ければ、律儀で義理堅い人間のようだけど、
「ロボット訛り」がある、ということは、つまりロボットなんだろうなと思います。
毎年毎年、律儀に来てくれて、その度に無沙汰を詫びてくれる。
例えば、盆暮れの帰省のついでに会いに来てくれるとか、
誰かの命日になると毎年墓参りをしてくれて、ついでに遺族に声を掛けてくれるとか
そういう義理堅い人っていますよね。
この歌の(わたしがそこで切れると思った)上の句からは、
そういう人物像が浮かび上がります。
しかし、その人が「ロボット訛り」なんですよねー。
この律儀で義理堅い、人間だと思った人は、実はロボットだったということと思いました。
そこから、うわーっと世界が広がってって、
そこは高度なロボットが当たり前にあって、
毎年一度無沙汰を詫びるということも「律儀にも」という程度の感慨しか湧かない、
つまり、ロボットの訪問自体は当たり前のような社会なんだなぁって思わされます。
そして、同時に、そこまで高度なロボット社会になっても、
そういう行為をありがたいと思う人の心の機微があって、
それをロボットにも踏襲させている世界なんだって思いました。
しみじみとした上の句の余韻をきっちり残しながら、
「ロボット訛り」という一語で鮮やかに未来を見せてくれる歌だと思いました。
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