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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
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うたの日(晴)


うたの日

6月30日歌題「晴」

よく晴れて無い星だって見えそうで命ガラガラ鳴らして帰る(しま・しましま)

この日のお題は「晴」「塔」
「塔」で詠むのも楽しそうだなぁと思いつつ、
この日はよるの締め切りに合わなさそうだったので。
割と最近、どこかで見た「命からがら」というフレーズが
どうも頭にこびりついてて、
それを処理するための歌でした。

この日わたしがいいなと思ったのは
小川千世さんの
ゼクシィに出そうな笑顔で見送ってくれた成人式の日の父
ゼクシィって雑誌を開いたこともないんだけど、
超有名なブライダル雑誌ですよねー。
そこに出そうな父の笑顔って、
晴れ晴れとしながら、どっか淋しいような、
万感の思いの籠った笑顔だと想像します。
そんな笑顔で、成人式の娘を見送ってくれた
という。
娘は一歩引いて「ゼクシィに出そうな笑顔」とか
思ってるわけなんですけど、
その感想込みで、いい思い出だなぁって思いました。
「ゼクシィ」という有名な雑誌、しかも結婚に特化した雑誌の名前を最初に持ってきて、
「父」という体言止めで終るつくりも、
歌の中の言葉以上にいろいろな想像を掻きたててくれるような気がします。

西巻真さんの
花売りの花みな媚びて見ゆる日よただ晴天をふりあふぐかな
塾カレーさんの
晴れ姿見せてやれないかも知れぬ祖母と静かに番茶をすする
ヒヨワくんさんの
晴れ男ですからねって言い過ぎて雨ふりの日に参加できない
も、すきな歌でした。
西巻さんの歌は、
「花売り」というフレーズが、花屋とか店舗タイプのものではなくて、
観光客などに花を売り歩く子供を想像させました。
そうしなくては生きていけないのだろうけれど、
売り子の顔にも、商品である花からも、「媚」が見えて、
なんだかやりきれなくなった、
という感じなのかなぁって読みました。
消化できない気持に、ただ「晴天をふりあふぐ」しかなかった。
塾カレーさんの歌は、
どことなく小川さんの歌に通じるものがあるなあって思います。
歌のどこにも書いてない「結婚」を待つ人と、まだそこから遠い自分、みたいな。
「静かに番茶をすする」
の「番茶」のチョイスがいいなぁって思いました。
でも、
そんなことをうっすら思いつつ番茶をすすっている孫ですが、
祖母はもしかしたら、すでにもうたくさんのこの孫の「晴れ姿」を見てるんじゃないかなぁ。
と、その裏のほんわかしたものを想像したりしました。
ヒヨワくんさんの歌は、
面白くて、じわっと切ない……ような気がする歌でした。
雨の日の晴れ男、たしかに所在なさそうです。
こういううっすら切ないユーモア、好きです。
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