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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
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うたの日(SF)


うたの日

7月28日歌題「SF」

産院跡地は離着陸場 月へいく船がとまっているところです(しま・しましま)

この日のお題は「理」「SF」「解」
わたしが生まれたところは、実は今一部道路一部公園になってるらしいです。
小学校低学年ぐらいまでは産科病院としてまだ存在してて、
気が付いたら潰されて駐車場になってましたが、
紆余曲折あって今はそんな感じ。
で、それをなんか詠みたいと思ってましたが、
まさかこういう形になるとは自分でも思ってなかった。
それにしても、SFってお題難しかったー。
わりとSFというジャンルが好きで、まあまあ読んでるんだけど、
どう詠むかってなると、さっぱり浮かんでこなくて。
他の方のうたを読んで、
具体的なSF作品とか作家をイメージしたものが多かったんで、
あー、そういう方向があったかーってなりました。

この日いいなと思った歌。
加賀田優子さんの
宿題のためのSF小説がゆるい寝息にあわせて浮かぶ
「宿題のためのSF小説」、なるほどそういう「SF」の使い方なのかと思ってたら、
最後の「浮かぶ」で、ぐりっと捻って「SF」の世界の中にいたというところが
ステキだなって思いました。
何による力なんでしょうね。寝息にあわせてふわっふわっと浮かぶ本、
のどかな日常の中の非日常、
でも描かれている世界では丸ごと日常なのかもとか思わせて面白いうただと思いました。

太田宣子さんの
FAX.を瞬間移動のひとつだと理解してゐる母の諸諸
ファクシミリで文字や絵が送れる仕組みが分からなくて、
排出された紙を手にして
「この紙、送ったつもりでもすぐにもどってきちゃうのよ」
というジョークがあったけど、
まんま、そういうお母さんなんでしょうね。
うちの母も、さすがに「瞬間移動」とは思わないだろうけど、
何か人智ならぬじ(ぶ)ん(の)智を超えた謎の力が働いていると
思っている節があります。
自分の知らないことは全部何か分からない不思議なものだとすると、
世界は空想的な超能力や魔法に溢れてるって感じになるんだなぁと思うと、
なんか楽しくなりますね。
FAXじゃなくて「FAX.」という表記、
大文字の略語にピリオドって珍しいなって思ったんだけど、
もしかしたらファクシミリではなくて、もっと別の装置の名前だったりして
とか、勝手に楽しくなってしまいました。
楽水童子さんの
時計じかけのオレンジの児ら その児らの植うる時計じかけのオレンジ
アントニイ・パージェスの小説「時計じかけのオレンジ」
あるいはスタンリー・キューブリックの映画「時計じかけのオレンジ」
どっちかでも知らないと分からないニッチなとこを突いてきたうたですね。
しかも「時計じかけのオレンジ」という長いフレーズを二度も使って、
11音×2。それ以外のフレーズをかき集めたのが11音。
大胆なつくりの歌でびっくりしました。
「時計じかけのオレンジ」というのは、
作中に出てくる言葉で、
とある新しい療法(洗脳的な)によって、
手のつけられない悪の少年が、悪はダメ善はいいっていうのを強制的に植えつけられる、
その、自分で善悪を判断する心がない人間を
「時計じかけのオレンジ」って呼んだ、という感じだったと思います。
読み返さないと正確なところはわからないけど、だいたいそんな感じじゃなかったかな。
なので、
そういう道徳的な判断が自分では出来なくて、すりこまれた善悪判断だけで行動する
そんな人間が
「時計じかけのオレンジの児ら」ってことなのかなと思いました。
わたしは、ディストピアを描いたうただと思ったんだけど、
作者の楽水童子さんによれば、現代日本の歌なんだとか。
うーん、そうだったのか。
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