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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
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うたの日(絶対)


うたの日

8月12日歌題「絶対」

あの家へけして行ってはいけませんと言われた家へ行きたがる 鞠(しま・しましま)

この日のお題は「多分」「迷」「絶対」
三句目、「いけないと」とするときちんと五音で収まるんですが、
あえての「いけませんと」の字余りを作って
ひっかかりを作ってみたんだけど、どうなんでしょうね。
失敗してるのかそこは成功してるのか。
「鞠」の前の一字空けと合わせて二度のひっかかりで、
逡巡みたいのが出せればなぁって思ったんですが。

この日いいなと思ったのは
七波さんの
世の中の半分はやさしさという名のあきらめで出来てる たぶん
「半分はやさしさ」といえばバファリンですが、
あれは本当に秀逸なキャッチコピーでしたよね。
この歌とは全然関係ないんですが、
バファリンのジェネリック版には、どうもやさしさが配合されていないようで、
飲むとすぐに該当部分の痛みが消えるのはいいけど、
それを打ち消すぐらいの胃の痛みが襲ってくるのが困りモノです。
やっぱりやさしさは必要ですよね。
この歌は、そのやさしさが「あきらめ」なんだというんですが、
さいごに「 たぶん」ってついてる。
この「 たぶん」のところが、
「やさしさという名のあきらめ」を体言してるみたいで、好きでした。
加賀田優子さんの
迷惑じゃなかったけどな おとなりのトランペットはひっこしてった
あんまり上手じゃなくて、
深夜早朝というほど非常識じゃないけど、
それでも割としょっちゅう部屋でトランペットを吹いてた人なんでしょうね。
もしかしたら、おとなりだけど、トランペットを吹いていた人自体には
会ったことも話したこともなかったのかも
とか想像されました。
ひっこしてって、いつものトランペットが聞こえなくなって、
「迷惑じゃなかったけどな」って一人で思うしかない、
ほんのりと喪失感が漂うところが好きでした。
たかはしみさおさんの
『ぜったい?』と息子に問われきっと今あの日の父と同じ顔した
うたの日にも書いたんだけど、
この息子は、まだ幼い子供なんだろうなって思いました。
幼い子の言う「ぜったい?」。
何か大人が気軽に、提案程度の軽さで口にしたことに対して、
こう返してきたんだろうな。
それは疑いの言葉じゃなくて、
「ぜったい」が絶対にあるという信頼のもとでの
確認の言葉だったんじゃないかなって思います。
だからこそ、
その言葉を前にして、
無責任に「そうだ」とも言えず、
だからといって素直に
「いや、絶対ってわけじゃ……」
とも言えず困ってしまう。
そしてそれは自分が幼い頃の自分と父の姿でもあったんだって
最後の気付き方が、
父と子、父と子と続いていくあたたかさのようで
ホントすてきだなって思いました。
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