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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
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うたの日(コピー)


うたの日

9月24日歌題「コピー」

夕暮れはあたたかきものを欲しがりて幾枚かほどコピーを取りぬ(しま・しましま)

この日のお題は「コピー」「キー」
ふんわり文語w
「取りぬ」で留めたかったので、
他の箇所もそれに倣ったって感じです。

この日いいなと思ったのは
萩野聡さんの
コピー機がどんどん白を吐き出して静かなオフィスがすこし満ちていく
うたの日にも書いたけど、
この「静かなオフィス」は、もともと社員が少ないか、
あるいは営業さんが外出した後とかの、
部屋の中の人数のすくないオフィスを想像しました。
静かなだけじゃなくて、ちょっとがらんと淋しい感じ。
そこに、コピーされた紙が吐き出されてて、
それを「オフィスがすこし満ちていく」
っていう風に表現されてるところが、
なんだかいいなぁって思いました。
桔梗さんの
お土産のキーホルダーは渡せずにきつね二匹を一緒につなぐ
きつねのキーホルダーをお土産にするって
なんとなく懐かしい感じがして、
もうそこからいいなって思いました。
しかも、お土産なのに渡せなくて、
その上、自分用に買った同じキーホルダーにつないじゃうという。
なんて可愛くて切ないうたなんだろう。
「キーホルダー」、もちろん今もお土産売り場に並んでる
現役グッズだとは思うんだけど、
そこはかとなく昭和の香りがして、
これは回想の歌かなぁって思います。

きつねさんの
ああそうだコピーバンドがオリジナルソングを歌えばこんな空気だ
「ああそうだ」と言われて、
すんっと腑に落ちる空気がなんとも言えないですね。
可笑しいんだけど、そこを笑っちゃいけないような……。
文乃さんの
わたくしのコピーロボット三人と仲良く家事を分けあう未来
「コピーロボット」っていうと、
真っ先にパーマンやドラえもんが浮かんでしまうけど、
もしかしたら、別にそういう奴ではないのかも知れませんね。
最初からオリジナルをコピーして作られるロボットを
注文制作してくれる、そんな未来があるのかも。
良く考えると
そこまで高度なテクノロジーがありながら、
三人で分けあうほどの家事があるところも
なんとなく微笑ましいような、
逆に怖いような気がします。
太田宣子さんの
かんたんに複製されて鰯雲いちまい増えたうろこがひかる
この歌の意図するところは、正直分からなかったですが、
「うろこがひかる」がなんとなく気持悪い感じで、
それが「鰯雲」、
鰯の群のように空いっぱいに小さな雲が無数に浮かんでる様子のことですが、
空いっぱいの鰯(のような雲)の
たった一枚増えた鱗
の、ひかり。
上の句の「かんたんに複製されて」というフレーズが、
そのひかりと結びついて、
現代のコピー関係の問題について言われているような気がしました。
ももさんの
流し目で手を重ねられ残業のオフィスでF1キーをたたく
セクハラでしょうか?セクハラ上司でしょうか?
気持の悪いセクハラ上司に、きっぱりと意思表示できなくて、
必死で声なき「help」を叩き続けるOLさん。
無事逃げられたのかが気になるところですが。
希和子さんの
例に洩れずわたしも冷たいキーを持つただ一つのドアまた開ける為
この歌も、実はいまいち歌意はつかめてないんですが、
うたの日にも書いたように、
「例に洩れず」と、いきなり「皆がそうだけど」的に世界を広げてて、
最終的に一枚のドアへ収束していく形式が面白いなと思いました。
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