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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
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うたの日(9月25日)


うたの日

9月25日 投稿なし

この日のお題は「ごっこ」「りおこさんの写真」
「りおこさんの写真」は、
写真をテーマに詠む、というものだったみたい。

この日いいなと思った歌は
気球さんの
鬼ごっこ鬼のまんまで帰る日の気を許したらすぐ脱げる靴
うわー、めっちゃ好き!
って思いました。
下の句がホント好き。
「気を許したらすぐ脱げる靴」
そういえば、子供のときってなんかしょっちゅう靴が脱げてたような。
えっ、それって靴が脱げそうだから
しっかり追いかけられなくて、鬼のまんまだったんじゃないの的な
雰囲気をただよわせつつも、
そうじゃないんだよ、逆なんだよ!
って、この歌のこどもに同化して言いたくなっちゃう。
足遅いからね、仕方ないよねって自分でもわかってて、
基本的に鬼ごっことか嫌いじゃないんだよね。
でも、やっぱりずっと鬼のまんまっていうのはツライよね。
木原ねこさんの
不都合を何かのせいにしたくって「いるんでしょう?」と問う部屋の隅
とある部屋の一部を写した写真がお題になってるんですが、
わー、そうそう、あるある!
って同意する気持と、
今現在、たしかに主体に何か「不都合」があるらしい感じが
なんかいいなぁって思いました。
実際いたら困るんですけどね、
でも、そんないたら困るなにやらでも、
そいつに濡れ衣かぶせられるなら居てほしい、
その気持は痛いほどよくわかりますね。うん。

冨樫由美子さんの
鬼ごっこのさいごの鬼になった子が帰る影には角がいっぽん
この歌を読んで、
わたしは絵本「おにたのぼうし」を思い出しちゃいました。
節分の夜の切ない鬼の子のおはなしですが、
あの鬼の子が、
こどもたちの鬼ごっこに混じって遊んでいるような
そんな感じがして、
じわんとあったかかったり切なかったり。
意識して「おにたのぼうし」イメージを切り離して読むと、
一人で帰っていく子が、夕日の中にいて、
そこからにょいんって長く影が伸びて、
他の子ども達の足元にその子の頭の部分の影があって、
そこにぽっちり角がいっぽんある、
みたいな感じかな。
楽水童子さんの
まともぢやない まともぢやないと狼狽へる遊びに上手く馴染めずにゐる
「まともぢやない まともぢやない」
のリフレインがすごくいいなぁ。
そこに続く「狼狽」(と書いてうろたえると読む)というフレーズがあって
何か非常に切迫感があります。
子供の頃って、
恐ろしく内輪受けのハイテンションさが突然湧き出して、
それが皆にあっという間に伝染したりしますよね。
たまたまその伝染をまぬがれてしまった子供は、
きっとこんな感じなのかも。
えっ、何?なにが面白いの?えっえっ??
みたいな感じで内心パニックなんだけど、
それでも一応それっぽく輪の中に混じってたりして。
この歌の遊びがどんなものなのかは分からないけど、
暴力的だったり不道徳的な遊び
という風にはわたしは受けとらなかったんですが、
そっちの方で読むとまた雰囲気が変わりますね。
桔梗さんの
この壁の向かうで眠つてゐるひとも泣いて生まれたひと、だと思ふ
写真で詠む、というのがわたしにはとても難しくて、
しかも今回の写真は、わかる人だけにわかる現場の状況もあったりして、
どう鑑賞すればいいのかなぁって思いました。
この写真の主(というのかな)さんを
ツイッターでフォローさせて頂いてることもあって、
わたしは「この壁の向かう」の人が、この部屋の主にとってどういう人なのか
ぼんやり分かるわけですが、
そういう「なんらかの関係性」のある人物を、
とてもすてきな視線で詠まれた歌だと思いました。
結句の「ひと、だと思ふ」の読点がいいですよね。
一瞬の迷いと、自分にそう言い聞かせる時間のような気がします。
上から目線で、こう見ればいいんだよっていうんじゃなくて、
そう思いつつも迷いがあるところが、
繊細ですてきだなぁって思いました。
うーん、良く考えたら
この写真がなくても、やっぱり鑑賞が変わらないかも。
やっぱりいいですよね。うん。
沼尻つた子さんの
味噌汁の精が助けたお礼にとくれたエアコン(設置料別)
この写真に、インスタントの味噌汁と
未設置の窓付けエアコンが写ってるので
それらを詠まれた方多かったですね。
そこから、にょいんって飛躍して、
「味噌汁の精」を登場させたところがすごく面白かったです。
「助けたお礼」って「助けたお礼」って……
て思わせるところがまたいいですね。
お礼の品については、
この写真のエアコンが窓付けじゃなくて壁付けだったら、
結句がより効いて面白かったんじゃないかなぁって思います。
窓付けって基本購入者が自分でつけると思うので。
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