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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
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うたの日(ビル)


うたの日

10月8日歌題「ビル」

ビル解体 いつかこの外階段を駆け下りる日がくるはずだった(しま・しましま)

この日のお題は「ビル」「比喩」
非常階段とか、非常時に滑り台っぽい筒を滑り降りるやつ、
子供の頃、ああいうものに憧れがありました。
幸か不幸か、多分幸いにもと言ったほうがいいけど、
いまのところその機会はないままです。

この日いいなと思った歌。
藤 かづえさん
星空に近きがゆゑにさびしさはまさるやうなりビルの屋上
うわーすてきだなって思いました。
「星空に近きがゆゑにさびしさはまさるやうなり」
という、ゆったりとした雅な調べ。
そこからの「ビルの屋上」という現代的で無機質な光景を
ぱっと出してくるところ、
ホントすてき。
「なり」の使い方が上手いなぁ。
俳句的に言うと、「なり」は切れ字の一つなんですが、
この切れがきっちり効いてるなぁって思います。
助詞を一切省かないで丁寧に心情を詠んで、
「なり」と一旦切って、
結句に「ビルの屋上」という言葉がぽんと置かれて
ぐっと主体の「さびしさ」が身近に感じられるような
印象的な歌でした。

松木秀さんの
北海道育ちのわれも震えあがる大東京のすごいビル風
「ビル風」だけにきっちりスポットを当てて、
そのすごさを詠まれた歌。
北海道でも東京でもないところに住んでいるのに、
なんかすごそう!と思わせられます。
「震えあがる」「大東京」「すごい」
という大仰な言葉が並びますが、
そこに違和感がなくて、
その冷たさや風圧が想像されるようでした。
塾カレーさんの
昼下がりつかの間カフェに流れたるBill Evans(ビル・エヴァンス)にかたむく意識
オシャレなカフェですな。
「昼下がり」で「かたむく意識」
で、眠くなっちゃったかとも思いましたが、(すいません)
ビル・エヴァンスの端正なピアノが、逆に集中させたという感じかなぁ。
「流れたる」と言う言葉から、
さまざまなジャズが店内に流されていて、
その中のビル・エヴァンスの曲に、
「おっ」と思って、
そこからその曲に集中していくという感じでしょうか。
二句目の「つかの間」がちょっと分からなくて、
主体がカフェにいたのが「つかの間」なのか、
カフェにいた間の中の「つかの間」だけビル・エヴァンスが流れたのか。
どちらにしても、耳で聞いた曲から、
その後は自分の頭の中でビル・エヴァンスを楽しんだ
ということかなって思いました。
中牧正太さんの
ふれたくてゆるされたくてビルたちが空にかかげる天国(ヘブン)のH
ビルの屋上のヘリポートを、
「天国のH」としたところに、
その発想は読めなかった!このリハクの目をもってしても!
と思いました。
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