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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
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うたの日(おでこ)

うたの日

10月14日歌題「おでこ」

水槽のガラスの冷えを貼り付けてさみしいおでこさみしい魚(しま・しましま)

この日のお題は「おでこ」「外」
「水槽」「おでこ」で詠もうと思って、
水槽の冷たさか、エアーポンプの振動か、
と詠んでみて、一番しっくりくるのがこれでした。
もう一つ
ありがたいお経が皮脂で浮いちゃうのおでこと、それと鼻のあたまの
という耳なし芳一おでこバージョンも出来ちゃったんですが、
これはツイッターで流すだけにしました。

この日いいなと思った歌。
死んでる死刑囚さんの
父さんが大きなおでこで風邪を引く どこに貼るのか熱さまシート
この父さんの「大きなおでこ」は、
もともと大きいのかも知れないけど、
もしかしたら年々大きくなるタイプのやつかも。
父さんの大きなおでこ
は、家族ジョークとして愛されてるんだろうなって思います。
愛情に裏打ちされた家族ならではの
冗談めかした心配の仕方があたたかいなって思いました。
こんなことを言うと、
世のお父さんに逆に失礼かもしれないけど、
「お父さんの風邪」
っていうものに着目していること自体が、
あたたかいって思うんですが、いかがでしょう。

文屋亮さんの
冗談に呼びゐたるうちに自らを指して子は言ふ「おでこちやんです」
この歌も、家族のあたたかさに溢れてて、
ハートを迷った歌でした。
単純に、ずっとそう呼ばれているから、
自分の事を「おでこちゃん」と思っちゃった
というのではなくて、
「おでこちゃん」と呼ばれるときの、
自分の周囲の楽しい雰囲気を、
この子は覚えたんだろうなぁって思います。
ホント愛らしい歌です。
「おでこちやんです」というせりふも、かわいらしいですね。
この愛らしさを、文語旧かな遣いで表現されていて、
どこかおっとりとした昭和初期の雰囲気もあって、
そこも好きです。
二句目の「呼びゐたるうちに」の一字余りもおっとり感があって好き。
きつねさんの
十二時をまわって熱を帯びてくる おでこにされたキスの魔法は
おでこにキス
それだけでもうファンタジーなような気がしますが、
世の中にはきっとそういう体験を実際にする幸運な人もいるんでしょうね。
と、
そういう方向で考えるとついやさぐれてしまいますが、
それは置いておいて。
普通のキスじゃなくておでこにキスが
時限式発動魔法な感じ、わかるような気がします。
「十二時」「魔法」というフレーズからシンデレラ姫とかも連想されて、
ロマンチックなとこもすてきですね。
萩野聡さんの
電柱にそっとおでこを押しつけて夜のましたの風邪の静けさ
コンクリート製の電柱ってひんやりしてて、
火照った顔をくっつけたくなりますね。
「そっとおでこを押しつけて」「夜のましたの」という
二句目から四句目までの流れが
ふわっと甘い感じなのに、
それを「電柱」と「風邪」というあんまり甘くないもので挟んであって
ちょっと面白いなって思いました。
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