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しま・しましま

Author:しま・しましま
こんにちは
しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
コメントとかすごくよろこびます。

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うたの日(見)


うたの日

10月17日歌題「見」

怖い夢見ていたのっていいながら夢に戻りたそうな微笑み(しま・しましま)

この日のお題は「見」「ギリギリ」
両方の選をするのは、久し振りな気がします。
昨日の記事は比較的短かったけど、
今回はまた長くなりそうな予感。

この日いいなと思った歌。
小川けいとさんの
終電をよろよろ降りる乗客のどれを獲れるかじっと見る闇
怖い歌ですよね。うん、めっちゃ怖い。
「どれを獲るか」じゃなくて、
「どれを獲れるか」ってところがまず怖い。
「終電をよろよろ降りる」といういかにも弱った人間の
その中でも特に弱った個体を選んでるみたい。
こんな歌を見ちゃうと、
くたくたでよろよろの夜も、
とりあえず空元気出しておきたい気になります。
「終電を」
「よろよろ降りる」
「乗客の」
と、電車→降り口の人のかたまり→降りた客それぞれの顔
みたいな視線の流れがあって、
それを見てるのが、「闇」そのものなのがまた怖いです。
闇の中に何かいるんじゃなくて、「闇」がじっと見てるんですよね。
これは怖い。
ホームの奥の方から、電車の下の隙間から、
闇がじわじわ広がっていくような気がします。
多田なのさんの
ギリギリのところで星になれなくて地面に落ちた犬の遠吠え
まず、言外に前提として「遠吠えが星になる」というのがあるんだ
ってところがすてきです。
月じゃなくて星ってところがいいなぁ。ホントすてきです。
そして、この歌の「犬の遠吠え」は、
「ギリギリのところで」なれなかった。
声量でしょうか、
うたの日の他の方が書かれているように、
途中で叱られてしまったのかも知れません。
切ないですね。
犬を人に替えても替えなくても、切ないいい歌だと思いました。

南瑠夏さんの
昇ってくサイダーの泡をじっと見る 涙はみんな天国へ行く
サイダーの泡をじっと見て、
いろんなものがあがって行く、昇華していくって
そう思える感覚っていいなぁ。
「涙」を詠んで、
こんなに爽やかで明るくてやさしいのがすてきでした。
吉川みほさんの
廃線はここで途切れていたのかと見つけてしまい そこからが冬
分断ってやっぱり「冬」みたいなイメージあります。
「廃線」「途切れ」「冬」という
ちょっとさみしい言葉がちりばめられてますが、
その中にある(お題でもある)「見つけて」が、
どこかあたたかに感じます。主体の体温でしょうか。
文乃さんの
物干し台登りつめたる雨蛙おまえそこから何が見えるの
「物干し台」
「登りつめたる雨蛙」
この二つのフレーズが助詞で繋がってないので、
単に助詞を省いただけとも、
二つの「モノ」の並列のようにも思えます。
なので、なんとなくですが、
よじよじと雨蛙がこの物干し台を登っているところを
主体は見てないんじゃないかなぁと思ったりしました。
ふと物干し台を見たら、
もうすでに登りつめてしまった雨蛙がいた、みたいな。
物干し台に注目するっていうことは、
洗濯物を干しに出たところだと思うんですが、
干し物をするのにジャマな雨蛙に対しての
下の句のといかけがやさしいですね。
藤田美香さんの
つま先がギリギリのとこで耐えている行っちゃいけない恋もあるから
直球のするどさ
みたいな歌だなって思います。
行っちゃいけない恋を、「行っちゃいけない恋」と言い切ってて
それを「ギリギリのとこで耐えてる」。
どストレートにその辛さが表現されてて
胸を打たれました。
気持じゃなくて「つま先」が耐えてるっていうのも
「ギリギリ」感が痛いほどあるなぁ。
「ギリギリ」がもう音がするぐらい耐えてる感があるって思えました。
気球さんの
「のりぴーがタイプ」と言ってた先輩がサモハンキンポーを連れて出てくる
ギリギリ……なの、か?
という「ギリギリ」の歌。
「サモハンキンポー」のどこかに「のりぴー」感を必死に探して、
最終的に「ギリギリ」という判断を主体は下したんでしょうね。
もしかしたら、ギリギリアウト、の方かもしれませんが、
それにしても「ギリギリ」は無いような気がしなくもないですが、
どこかにあったんだろうなぁ。
しかし、
「のりぴーがタイプ」ということは
このつれてこられたサモハンは女性だと推測されますが、
サモハンはヒドイ。
ヒドすぎて面白すぎでした。
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