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しま・しましま

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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
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うたの日(封筒・かぼちゃ)


うたの日

10月18日歌題「封筒」

かどっこで何度も頬を刺されつつ書類封筒かかえて帰る(しま・しましま)

この日のお題は「封筒」「パジャマ」
複数の書類封筒って持ちにくいですよね。

この日いいなと思った歌は
えんどうけいこさんの
長すぎる手紙を書いてしまうので封筒だけがいつでも余る
ああー、わかる!
と共感の歌でした。
まあ、わたしの場合は書き損じで便箋が減るんですが。
「長すぎる手紙を書いてしまう」がいいですよね。
書き損じではダメ。
書きたいこと、伝えたいことがありすぎるんでしょうね。
厳選したレターセットなんだろうなぁって思います。

南瑠夏さんの
晴れの日は旅立っていく封筒にまっすぐまっすぐ祈りの折り目
「晴れの日」は天候のことなのかも知れないけど、
何かの慶事には、という意味かなって思いました。
封筒の封をするとき、
まあ、すでにのりが付いてるものがほとんどだと思うんですが、
それを丁寧に押さえるところを
「まっすぐまっすぐ祈りの折り目」と
詠まれたんじゃないかなって思います。
きつねさんの
封筒に入りきらない思いまで届けと願い選んだ切手
うたの日で、他の方が評に書いてらっしゃいますが、
たしかに動詞が多い歌です。
でも、あんまりそれがうるさい感じはしなかったです。
「封筒に入りきらない」→「思い」(まで)「届け」→「願い」
「願い」→「選んだ」→「切手」
と、「切手」への流れがスムーズだからかも。
大切な、自分の思いをこめた手紙は、
やっぱりレターセットだけじゃなくて、切手にも気を使いますよね。
衣未さんの
晴れ渡るあおぞら色の封筒に盛りだくさんに詰めこんだ秋
わたしがこの歌でとても好きなのが、
「晴れ渡るあおぞら色の封筒」
うーん、とてもすてきな表現です。
思わず、口に出してその爽やかさを確認したくなる、
そんな色の表現でした。
俳句の季語にも「天高し」「秋高し」というのがあります。
秋になって空気が澄んできて空が高くなったような気がするって
まあそういう言葉なんですが、
まさに「晴れ渡るあおぞら」な感じ。
封筒の中も外も、嬉しい秋って感じですてきでした。
松木秀さんの
晩秋の雨の降る中わたくしの机の上にある茶封筒
「雨」と(机の上の)「封筒」
それだけしか登場しないんですが、
その分、いろんな想像を許してくれる歌だと思いました。
とはいえ、「雨」は「晩秋の雨」ですし、
「封筒」は「茶封筒」なんで、
プライベートで楽しいお手紙、
という方向には行きませんが。



10月19日歌題「かぼちゃ」

この頃はジャック・オー・ランタン溢れてて隣で寝ててもびっくりしない(しま・しましま)

この日のお題は「困」「かぼちゃ」
「かぼちゃ」というお題で、
もうずっと「パンプキンヘッドのジャック」が
頭を離れなくて、
それこそ「困」っちゃいました。
パンプキンヘッドのジャックって、
「オズの魔法使い」の続編の「虹の国」に登場するキャラクターで、
この「虹の国」と「オズマ姫」を合体させた映画
「リターン・トゥ・オズ」にも登場します。
が、これは余りにもマイナーだろうと
泣く泣く諦めて、
もうちょっとメジャーなハロウィンのおばけにしました。
まあわたしの中では永遠に
「ヒーホー」って言うかわいいキャラでもあるんですが。
余談ですがこのジャック・オー・ランタンって
もともとはカブで、カボチャじゃなかったんですよね。
ジブリアニメの「ハウルの動く城」でも
かぶ頭のかかしが登場しますが、それと関係あるんでしょうかね。

この日いいなと思った歌は
小宮子々さんの
奪うよりたたかうよりも全力で厚く重たい実を切っている
実際の歌意は違うのかもしれませんが、
わたしはこの歌を読んだとき、
ひとりキッチンでかぼちゃと格闘している家庭の主婦を想像しました。
夫は、もしかしたら浮気してる人なのかも。
あるいは、友人がそういう恋を楽しんでいるという話を聞いたのかも。
でも、自分は家庭の主婦なんだから、
まずは家族にご飯をつくらなきゃ。
みたいな情景。
こころのどっかには
「あたしだって!」
みたいな気持があるかもしれないけど、
それもみんな、くっそ堅い丸ごとのカボチャを切り分ける力に使ってる
そんな情景を思い浮かべました。
ところで、マジで堅いカボチャありますよね。
わたしも何度、
半分突き刺した包丁と共にカボチャを捨ててしまいたいと思ったことか……。

荻森美帆さんの
数日はこれで生きると決めてから切ったかぼちゃをめんつゆで煮る
生活感のあるようなないような、
トホホ感漂うところが面白い歌でした。
「数日はこれで生きると決めてから」の「から」が
すごく面白いなって思いました。
お、おお。
って思わず頷かされてしまうような切迫感があります。
いろんな料理にして楽しくいただくんじゃなくて、
「めんつゆ」で煮ちゃうだけっていうところも、
今時のトホホ感がありますね。
雀來豆さんの
旨ければいいが夕餉の煮かぼちゃは宇宙と同じく僕が創った
荻森さんの歌が「お、おお。」なら、
こちらは「おおーっ」ってなっちゃう。
「煮かぼちゃ」と「宇宙」を並列に語っちゃう、
しかも、どちらも「創った」とは!
壮大ですてきすぎる。
なのに、詠み出しが
「旨ければいいが」っていう、
上からだけど、自信満々というほどでもないところがまた……。
「旨」「創」という漢字のチョイスもすてきですね。
妖精化師さんの
うたの日の締切時間に間に合わずかぼちゃのバスが城を出て行く
これはまたドがつくぐらいメタな……
って思いましたが、「かぼちゃのバス」でやられました。
面白すぎる。
あ、これ「バス」だ
って気が付いたとき、思わずぬふってへんな声が出そうになりました。
バスってことは、自分を残して、
みんながバスに乗り込んで行っちゃったのかなぁ。
と思ってたら、
お城へ向かうんじゃなくて、「城を出て行く」という。
帰るんかい!
と、脱力系のシュールにシュールを重ねるという技に
もう参っちゃいました。
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