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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
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うたの日(命)


うたの日

10月28日歌題「命」

濡れた手に貼りつく米よ運命はそろそろ路線を変えないかしら(しま・しましま)

この日のお題は「℃」「命」
濡れた手に張り付くものって、だいたいが気持悪いよね。
自分の髪の毛でももやしのひげ根でも
ひいぃーってなっちゃう。

この日いいなと思った歌。
きつねさん
僕だけが知らないローカルルールにて失敗に終わる貧民の革命
トランプゲームの「大貧民」(大富豪とも呼びますね)かなと思います。
「革命」は、
そのトランプの数の大きさによる「富」を反転させる
という技ですが、
まあトランプゲームは特にローカルルールが多いと思うんで、
この「僕」の「革命」は失敗してしまった、と。
革命返しくらっちゃったのかも。
「僕だけが知らないローカルルール」で失敗してしまうという、
たんなる失敗よりも後味の悪い結果。
それも「貧民の革命」の失敗、というところが、ぞわっとします。
「僕だけが知らない~」と、ふわっと入っていっての、
結句の「貧民の革命」という重さで終るという不安定な感じもあいまって、
うーん、もしかしてこれって、ゲームの話ではないのかな
とか、思ったりしました。

静ジャックさんの
運命の描かれている手のひらを陽にかざしたらほんのりと赤
自分の「運命」自分の「命」を、
てのひらを通して描かれてあって、
そのストレートさがいいなぁって思います。
うたの中の行為そのものは、
「てのひらを太陽に」みたいな感じですが、
その「手のひら」に手相があること、
それを「運命の描かれている」と表現されているところがすてきです。
まゆまゆさんの
鶏のお世話係となりし日の温き卵を今も忘れず
「命」って、目に見えないし、触れないし、
もしかしたら概念だけのものなのかも知れないものなんだけど、
この歌では、見て、触って、
ああ、これが「命」なんだな
って実感した、というところでしょうか。
「鶏のお世話係」は、小学校で飼っているにわとりの当番なのかな。
「鶏」と漢字を使うよりも、「にわとり」「ニワトリ」と開いたほうが、
より小学校っぽい気がしますが、
もしかしたら、お家で鶏を飼っていて、
それのお世話係に家族から任命されたのかも知れませんね。
とにかく、普段触れる鶏卵は、だいたい冷たいものですが、
生みたての卵を手にとって、
その温かさに触れた、
それを今も忘れないという作者(主体?)の感覚がすてきだなと思いました。
だゆうさんの
旅に出る眼鏡ケースに困り果て命とは何か深く考えさせられる
面白い歌だなって思ってまず惹かれました。
この歌について、うたの日で

とある眼鏡ケースが旅に出ると言い張って困り果てているのか、もう行っちゃって、眼鏡の入れ物がなくなって困り果ててるのか、もしかしたら、この人のところにくる眼鏡ケースはみんなそのうち旅に出てしまうから困り果てているのかも。
一寸の虫にも…といいますが、たしかに「命ってなんだろう」と考えさせられる事案ですね。

って書いたんですが、
別の方が、眼鏡ケースを失くしてしまう、
ということを書かれていて、
あっそうか、そういう……
と、ちょっとびっくりしてしまいました。
考えてみればそうですよね。普通そうですよねぇ。
最初に完全に眼鏡ケースを擬人化して考えちゃったので、
そういう当り前の方向に考えが至りませんでした。
それにしても、
この歌面白いですよね。
内容もですが、
「旅に出る/眼鏡ケースに/困り果て」
という五七五の上の句から、
「命とは何か/深く考えさせられる」
八、十二
と、ぐいぐい音数を伸ばしてしまう下の句。
もう、最後の方、
考えすぎて思考のループにはまっちゃってるんじゃないかと
思われるほどの長さですね。
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コメント

ほう…「濡れた手に…」の歌にはそんな感情が反映されてたんですね。評の自解などという間抜けなことはあまり好きではないのですが、あまりにも分かりづらいコメントだったと思うので一応うたの日の方に追記しておきました。もしよろしければご一読ください。

Re: タイトルなし

うたの日の詳しい補足ありがとうございました。
濡れ手に粟、想定はしてなかったんですが、言われてみれば……。
そうか、そういう読みも出来るなぁって思うと楽しいですね。

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