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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
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うたの日(父)


うたの日

10月30日歌題「父」

カキフライにレモン絞つて去年より一つ年取る父でありける(しま・しましま)

この日のお題は「父」「エロ」
「ありける」あえて終止形で言い切らずに「ける」としてみました。
言い切らずに、もう一つ言い切らない言葉があるのを省略した感じ。
ありけれども、っていうと大袈裟かなぁと思ったりして、
でも、どうだろう。
成功してるのかどうかは自分でもイマイチわかりませんが。

この日いいなと思ったのは
まゆまゆさんの
リビングを行きつ戻りつそわそわと子供にかえる「父の日」の父
父の日に、当の父がなんだかそわそわしていて子供みたい。
可愛くて微笑ましい歌ですよね。
これは、
毎年「父の日」を家族でやってるお家のお父さんですね。
今年は何かな、
うーん、子供も大きくなったけど、今年はあるかな
ううーん、子供は自立したけど、「父の日」覚えてるかな
っていろいろなうろうろがあるんでしょうね。

えんどうけいこさんの
ジャイアンツ、マイルドセブン、時代劇、麻雀、ビール、要するに父
昭和のお父さんを思わせるような名詞が並びます。
マイルドセブンはメビウスに名称が変り、
テレビから時代劇が消え(て、はいないのかな?)、
ビールはもしかしたら発泡酒や第三のビールに
ちょいちょい変るかも知れないけど、
今でもある年代以上のお父さんっていうのは、
こういう好みで構成されているのかも。
子から、「要するに父」と、断定されてしまう主体の父
微笑ましいような、なんだか切ないような気がします。
水色水玉さんの
ネロ帝とかつて重ねしわが父をじいじだっこと子らは囲めり
自分の話になってしまいますが、
うちの父が、とても怒りっぽくて、
しかもわりあい鉄拳教育的な人間だったので、
子供のときに父に親しみとか
あんまり感じたことがありませんでした。
大人になって、
あれだけ苦手だった父と会話が出来るようになって、
まあ、それは父がやっていた俳句の世界に
自分も入ったので、
共通の言葉が出来た、というところと、
自分が大人になって、苦手な人にも歩み寄れるようになった
のかと思ってましたが、
自分に子供が出来て、
おじいちゃんと孫、の図を見ていると、
あれ?普通に優しいおじいちゃんで、
子供たちも慕ってる……。
とすると、父自身もめっちゃ丸くなったんだなぁ……
って気が付いたわけですが、
あれだけ怒りっぽくて家族を振り回した人が、
孫にやさしくて人気者とか!
と、なんとなく腑に落ちないものを感じたりしました。
長くなっちゃいましたが、
この水色さんのお歌、
そういう自分の父を重ねてとても共感しました。
多香子さんさんの
月見草黄に咲くときの夜の夢に父が笑って肩車する
月見草って、白とかうすいピンクとかの花が咲きますが、
このお歌では「黄に咲くときの」といいます。
そんな夜の夢に、
「父が笑って肩車する」
ということは、
もしかしたら、作者の父は、ずっと月見草と待宵草を間違えてて
作者も、割と長い間、その父の影響で
月見草は黄色い花だと思ってたのかなと思います。
太宰治も「富嶽百景」で黄金色の月見草って書いてるし。
でも、作者はもう
太宰も父も、月見草を間違って黄色と覚えていた
ということを知っていて、
だからこそ、
「黄に咲くときの夜の夢」に、
若い頃の壮健な父が笑顔で出てきてくれるんじゃないかな。
そう思うと、
切なく甘い父恋の歌と思いました。
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コメント

しまさん、久し振りに引いていただいてありがとうございます。
子供のころ「月見草の花」という歌が好きでその花は「宵待ち草」とおなじでした。だから私にとっては月見草は黄色、後から知ったのは「ピンクの月見草」といいます。
父はもう25年くらい前に亡くなりました。この頃やっと父の事も詠えるようになりました。

昨日のところの「蟹」のお話、房州には小さいですが赤い蟹が普通に川から海まで歩いていきます。余計な話ですが。
「生れし」の話も(多分私の歌と思います)ゆっくり論争したいと思うのですが、こういうところでは、、、
毎日お続けになってえらいですね。私はまた更新期間を伸ばそうと思っています。連作も作りたいし、歌の整理もしたいし・・・
またよろしく。

Re: タイトルなし

コメントありがとうございます。
「月見草の花」という歌は知らなかったので、さがしてみましたが、
多香子さんのお歌のイメージにぴったりですね。
赤い蟹、そういえば沢蟹とかは普通に赤が多いですね。
川から海へ行く蟹もいるんですねぇ。

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