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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
コメントとかすごくよろこびます。

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うたの日(雑・酒)


うたの日

11月8日歌題「雑」

音のない夢を見たんだと思うんですとても明るい雑踏でした(しま・しましま)

この日のお題は「雑」「端」
記憶の中に、他の何とも連結しない情景だけがぽつんとある
みたいなのってありますよね。
そういうのを詠んでみました。
あえて字余りになっても丁寧に口語で言う事で
なんとなく、なんとなーくの寄る辺ない不安な感じが出る
と、いいなって思います。

この日いいなと思った歌。
こりけケリ子さんの
伊賀甲賀よりも風魔がすてきねと雑賀乙女のうわさ花咲く
そう言われると、たしかに「風魔」はすてきな気がします。
「風」という文字も「魔」という文字も
そして、主である北条家が亡びた後に風魔もほろびちゃうところも
ぐっと来るものがあります。
しかも、そのうわさ話をしてるのが雑賀衆の乙女っていうのがいいなぁ。
風魔滅亡に先んじて(まあ忍者じゃないけど)
織田信長・豊臣秀吉に滅ぼされた雑賀衆の子孫が、
江戸時代に入ってから、かつての戦いの日々から離れて
のんびりとうわさ話に「花咲く」という。
こののんびり感がいいなって思いました。

ナタカさんの
雑巾にされると知って水色のタオルは少し湿ってしまう
雑巾には雑巾の活躍ぶりがあるんだって言っても、
やっぱりタオルとして使ってもらうんじゃなくて、
雑巾にされるというのは一段も二段も落ちるような感じが、
タオル自身にもあっておかしくないのかも。
「水色のタオル」っていうのがいいなぁ。
「水」「湿ってしまう」の涙の水分量を感じさせるところもそうですが、
「えっえっ!雑巾用のタオルっていえば白でしょ!
まさか水色の自分が……」
って思ってそう。
せっかくのきれいな色も、雑巾になったら台無しですし。
フジタレイさんの
次々と蝶や蜂など訪れてかぐわしき薔薇の煩雑な日々
実はこの歌、
一目惚れに近いぐらいすてきだなって思いました。
「次々と蝶や蜂など訪れて」という華やかさに
「かぐわしき薔薇」という華やかさをかけて、
香りも姿も美しい薔薇を描かれてるんですが、
そこから「煩雑な」という、
薔薇自身の心情を吐露したようなところに転じたところが面白くて。
遠目から、薔薇へズームアップして、
そのまま内心まで行っちゃう視点が素敵でした。
ただ、これはわたしの好みだとは思うんですが、
「日々」という結びで、せっかくのズームがまた引きになって、
ちょっと最後に緩んじゃったかなぁって残念でした。


11月9日歌題「酒」

カップ酒のプルタブ引いてこれからは一雨ごとに寒くなるから(しま・しましま)

この日のお題は「国」「酒」
わたしカップ酒を開けるのが下手で、
よくちょびっと零しちゃうんですよね。
上手にカパッと開けて、すかさずぐびっていく人を見ると、
なんかかっこいいって思うんだけど、
よく考えたらあんまりかっこいい姿ではないかも。
カップ酒飲む人自体が。

この日いいなと思った歌。
きつねさんの
やりきれぬ夜は下戸にもやってきて三口のためにチューハイを買う
下の句がぐっと来ました。
たった「三口のため」でもチューハイを買わなければいけない。
そんな夜はきっと誰にもあるんだと思います。
「やりきれぬ夜」という詠み出しに、
主体(作者)だけでなく、読む側も、
その夜から容易に逃げ出せないような圧迫感が感じられて、
とても惹かれました。

三畑幾良さんの
今年から日本酒を呑む弟は世界の話をするようになり
主体は男性で、最近急に生意気になった弟を面白がっているのかな
って思いました。
弟さん、まだ若いのかな。
去年までは、ビールとかサワーとかを浴びていたのに、
今年から日本酒を飲むようになって、
お酒の薀蓄から世界情勢などの話までするようになって、
それを面白く見てる兄、って感じを想像しました。
中村成志さんの
細いほそい雨がつむじを濡らしゆき酒でなくともよい時はある
上手く、この歌の感想が書ける気がしないので、
この歌から頭に浮かんだ妄想を書きます。
酒を飲んで酔うというけど、
酔うために酒を飲まなければいけないっていうわけじゃない。
例えば今の自分がそう。
話せば長い話だからここでは言わないけど、
酔うってことは自分の気持にどっぷり浸かりこむことなのかも。
まだ酔ったように自分の奥深くにひたりながらの帰り道、
細いほそい雨が降ってたけど気にはならなかった。
うーん
もしかしたら全然違う情景を詠まれていたかも知れないですね。
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