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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
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うたの日(キリン)


うたの日

12月11日歌題「きりん」

走り出しかけて三歩で立ち止まるきりんに空の高さはありぬ(しま・しましま)

この日のお題は「キリン」「劇」
昔、公園にいろんな動物のオブジェがあって、
背中にまたがったり頭をなでたり出来たんですが、
その中にキリンのオブジェもありまして、
それだけが、
背中にまたがることも頭をなでることもできない、
ただ、そこにあるだけのオブジェだったんですよね。
思い出してもらえると分かると思うんですが、
キリンの背中ってかなりの急勾配になってて、
もしもよじ登ることが出来ても、
絶対にまたがらせないという
何か決意でもして生れてきたのかという
そんな形状なんです。
頭も、子供からすると
遥か高くにあって、遠目にしか分からないし。
今考えても、
なぜキリンが、
ほかのパンダやライオンとともに
公園のオブジェに選ばれたのか分からないという。
なんで唐突にそんなことを書いたかというと、
まあ、
そんな思い出もあって、
キリンってわたしの中では
人間との親和性の低い生き物だなぁ
としみじみ思う、
という話なのでした。

この日いいなと思った歌。
沼尻つた子さんの
金色のキリンがパレードするような公孫樹並木をあなたと歩む
うわーステキステキ!
って一目惚れした作品でした。
「公孫樹並木」を「金色のキリンがパレード」と見るって
まずすごい表現で、
しかもめっちゃ納得できる!
って感じで、
ふるえました。
動かないはずの並木を
「パレード」と詠まれてて
その躍動感が、
ぐるっと目の前にいちょう並木がパノラマ状に
展開されるような感じで
もうとにかくステキステキ。
「金色のキリンがパレードする」
っていう視覚的にも語感的にも華やかに始まって、
それが「公孫樹並木」のことって分かって、
「あなたと歩む」と、
しっとり落ち着いた着地点におさまる感じもいいなぁ。
いちょう並木の華やかさと、人の体温のあたたかさ。

フジタレイさんの
少しずつ伸びていく首 飽きもせず冬の麒麟を見ている僕の
動物園のキリンかな、と思います。
キリンって全体的な形状もそうですが、
顔だけ見ても、
そうとう不思議な感じで、
じっくり見れば見るほど見飽きない、
そんな生き物な気がします。
このうたの感じだと、
ちょっとキリンと主体に距離があって、
全体像を眺めているのかな。
首元に、ふいに冷たい風が吹いてきて、
ああ、ずっときりんを眺めていたから、
首がすこし伸びちゃったかな
って気持になった主体、
という想像をしました。
冬の動物園の、
そこだけ無音の感じがいいなと思いました。
太田宣子さんの
しりとりをいつもキリンで終はらせるあなたの細い首を吹く風
この歌も、
人の「首」に着目したものですね。
「あなた」の首が「細い」ことと、
「しりとりをいつもキリンで終らせる」ことと、
因果関係はないんだと思いますが、
ほんのりと「だから」って言ってるようで、
このほんのり加減がいいなって思います。
きっと主体は
「あなた」のことが大好きなんでしょうね。
だから、かすかに首まわりの髪が
風に吹かれるところも見逃さない。
繊細な感じがいいなって思いました。
桜望子さんの
首だけを外の世界へ伸ばしつつ逃げないキリンは干し草を喰む
「首だけを外の世界へ伸ばし」
というフレーズがすごくいいなと思いました。
動物園によっては、
柵近くまでキリンが首を伸ばせるようになっていて
何かすると、柵を越えることもありますね。
その感じが
「首だけを外の世界へ」
という感じに、作者には見えたんでしょうね。
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