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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
コメントとかすごくよろこびます。

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うたの日(12月6日)


うたの日

12月26日のお題は「餌」「サイコロ」でした。

神さまが振らないはずのさいころがいやに煤けてころがっている(しま・しましま)
出そうかな、どうしようかなと思ったんですが、
作ってみたら、
意図してなかったけどアカギっぽいなと思って、
出してみることにしました。
子供の頃、なぜかサイコロを道で拾うことが多かったんですが、
あれは何なんでしょうね。

この日いいなと思った歌。
ナタカさんの
手品師の見習いのようにパン屑を撒く子は鳩の羽ばたきの中
「手品師の見習い」という詠み出しのフレーズにまず惹かれました。
そこから、「パン屑を撒く子」で、
幼い子供が、神妙な顔で、ややぎこちなく、
パン屑を撒いている姿が浮かんできました。
きっと鳩たちが周囲に集まってたんでしょうね。
それが、次の瞬間、
何かのきっかけで一斉にその鳩たちが羽ばたいて、
「パン屑を撒く子」を隠してしまった。
という、一瞬を捉えた歌と思いました。
情景がわーっと浮かんできてホントすてきですね。
「餌」esa って使い方によっては強すぎる印象の言葉ですが、
それを直接使わずに、鳥に餌をやる子供を鮮やかに描いてあって、
うーん、さすがだなぁって感じです。
藤原蛍さんの
掌の数字はなんにも語らない 信じるひとだけ救われたらいい
アインシュタインの
「神はサイコロを振らない」
を踏まえた歌と思いました。
うーん、
うまく表現できないんですが、
下の句の「信じるひとだけ救われたらいい」
というフレーズ、
投げやりなようでいて、
でも、
信じきることができないでいるけど、
救われたい
って主体が願っているように思って、
胸が痛くなるようでした。
「掌の数字」、
その手は開かれてるんだろうか、
硬く握られてるんだろうか、
そんなことを考えました。
うーん、わたしも救われたいんですよね。実際。

文屋亮さんの
煌めきて嘘は美し魚(うを)たちを陸に呼ぶため疑似餌はひかり
一読、うわーきれいな歌だなって思いました。
漢字がきれい。
「煌」「嘘」「美」「魚」「陸」「呼」「擬似」「餌」
あれ?
並べてみたらそうまでじゃなかった…
というのが上の句の印象マジックか?
って感じで楽しかったです。
リズムもすごくいいんですよね。
「きらめきて-うそはうつくし」5・7の上の句の流れるような調べと
「うを-たち-を」「りく-に-よぶ-ため」「ぎじえ-は-ひかり」
5・7・7の下の句の2と3音を重ねたリズムが緩急があって
定型がぱきっと決まってるって気がします。
上の句と下の句を、「う」で始まる言葉でつないであるのも、
なめらかでいいですよね。
嘘、疑似餌(ルアー)という、
「煌き」からすぐにイメージされるものではないけど、
たしかにそうだなって思うものを持って来たところも
素敵だな、すてきだなー。
吉川みほさんの
おみやげにハコベを摘んで帰りましょうわたしの黄色いインコのために
うわー、これも好きだ!
って思いました。
「餌」の歌は、もうすでに三つもハート候補が出てきて、
どうしようかと思いましたね。
「ハコベ」がいいですよね。
田舎道の雰囲気とか、あたたかさを感じます。
「おみやげに~帰りましょう」というやさしい言葉遣いが
「わたしの黄色いインコ」への
愛情の深さを感じさせますし。
実際そうなのかもしれないけど、
「黄色いインコ」なのもいいなぁ。
やさしいあたたかさがあります。
もうとにかく、飼っている鳥への愛情にあふれてて、
やさしくてすきでした。
塾カレーさんの
いつぴきのみみずは白くふやけをりつひに魚のかかること無し
ふふふ。
キモチワルイですね。
「みみず」というだけでも、
すでに気持ち悪いのに、
「白くふやけ」てるっていう描写が
さらに気持ち悪いですね。
旧かなで書かれて、
「白く」に続く「ふやけをり」「つひに」
の言葉がぱっと見に
切れ目なく繋がってるように見えるところも
白くふやけたミミズみたいで
実に気持ち悪くて、
こういうの、嫌いじゃない。
っていうか、好きだなぁ。
萩野聡さんの
進むには疲れすぎてる触れぬまま朝陽を何度も受けるサイコロ
自発的な1回休みを続けてる
って感じかな、と思いました。
そういうことってありますよね。
「疲れすぎてる」と感じる人を詠まずに、
振られることのないサイコロの方に焦点をあててあるのがいいな。
「人」の情景は見えないけど、
「サイコロ」の景が見えることで
イメージが紡がれるように思いました。
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