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しま・しましま

Author:しま・しましま
こんにちは
しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
コメントとかすごくよろこびます。

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2015年、うたの日ベスト(といいつつ多いよ)


2015年、うたの日で鑑賞させていただいた短歌から、
ものすごく好きだった歌を選んでみました。
どんなに絞っても、45首から絞りきれずに、
とりあえず、
衝撃的だったものを10首ほど、
ツイッターに流しました。
それ以外の35首も、ここに発表します。
っていうか、
「ひみつの海」に今までピックアップさせてもらったもの自体が、
好き!素敵!いいな!
って歌ばかりなんですけどね。
多分、作者の方ご自身のベストとは違うんだと思いますが、
どれも、初見で衝撃を受けるぐらい好きだった作品です。

笠和ささねさん
クリスマスケーキを君とわかち合ういちごハウスの夜景を前に
(12月24日「年に一度」)

沼尻つた子さんの
金色のキリンがパレードするような公孫樹並木をあなたと歩む
(12月11日「きりん」)

藤田美香さんの
自販機のサミシイボタンでワンカップ大関が出る町に住んでる
(11月26日「瓶」)

小川けいとさんの
醜惡な芋蟲のごとき憎しみを投げ落とさうと覗く古井戸
(11月14日「本のタイトル」)

吉川みほさんの
山百合が知らない場所で燃えること燃えうつること燃えつきること
(11月6日歌題「百」)

多田なのさんの
ギリギリのところで星になれなくて地面に落ちた犬の遠吠え
(10月17日「ギリギリ」)

中村成志さんの
コーヒーをまたあたためる 火星でも水は下へと沁みるだろうか
(10月1日「重力」)

ナイス害さんの
ギンヤンマ追いかけていた人はみな羽根の持ち方知っているんだ
(9月22日「人」)

冨樫由美子さんの
バスタブであたしはあたしを抱きしめるかはいいあなたのかはいいあたし
(9月21日「可愛い」)

松木秀さんの
「レモン汁」書かれた中身かけて食うほっともっとのからあげ弁当
(9月16日「レモン」)

みどりさんの
酔鯨のひびき美し沖縄のガラスの酒器をしずかに満たす
(9月15日「くじら」)

こりけケリ子さんの
猫たちにごはんをあげる仙人が町内会に叱られている
(8月29日「ごはん」)

虫武一俊さんの
半島を持ち寄る会にひとりだけ離れ小島で来てしまって
(8月17日「島」)

スコヲプさんの
もう一度写真を見たくなってきて粘着テープの封を剥がした
(8月14日「粘る」)

加賀田優子さんの
迷惑じゃなかったけどな おとなりのトランペットはひっこしてった
(8月12日「迷」)

ニキタ・フユさんの
息継ぎが上手くできずに放課後の教室はまだ水の匂いだ
(7月19日「息」)

木原ねこさんの
落ちるのを待てずに子らはどんぐりを求める枝のまま青いまま
(7月18日「落」)

ミナコさんの
好きじゃない人と寝たっていいじゃない、言うたび喉が乾く気がする
(7月11日「寝」)

大葉れいさんの
宴会を中座したまま戻らないひとがどこかで手を伸ばす星
(7月9日「中」)

小宮子々さんの
おこぼれにあずかれるよう平和など願ってみれば降る雨である
(7月7日「願」)

ヒヨワくんさんの
標本になりたいくらい完璧に雌雄だったね二十歳の夏は
(7月6日「標」)

妖精化師さんの
友達が鯨のようにおおらかで踏み込まれてく心地よさとか
(6月22日「踏」)

mis0noさんの
親ながら弱い自分を嘆きつつ、ぽつりと吐いた桜桃の種
(6月19日「さくらんぼ」)

雀來豆さんの
律儀にも彼は毎年やって来て無沙汰を詫びるロボット訛りで
(6月17日「ロボット」)

塾カレーさんの
濡れそぼつアカシアの花 えぞ梅雨が初夏の香りをしずかに流す
(6月13日「梅雨」)

ガッキさんの
真っ白なあなたの肌を汚してる鉛筆ですら私の物だ
(6月11日「鉛筆」)

小向大也さんの
ばよえ~ん!になれば一緒にばよえ~ん!叫ぶと決めた夏の夕さり
(6月1日「遊」)

春野あくびさんの
苺摘む朝のゆびさきまだ青い苺もふふふくすぐってやる
(5月15日「苺」)

佐藤博之さんの
散髮の翌朝、ひとり襟足を剃り直さむとて背中を捻ぢる
(5月12日「ひとり」)

多香子さんの
サーカスも空き地もとうになくなりてかすかに聞こゆる「美しき天然」
(5月3日「天然」)

わんこ山田さんの
風の無い空にぽかんと打ち上げたフライ必ずひとり死ぬはず
(4月26日「フライ」)

きいさんの
植込みのツツジの中に蜜蜂が沈みて花の鮮やかなこと
(4月26日「沈」)

中牧正太さんの
こうちゃんと呼べば野山のにおい立つみずほ銀行支店長室
(4月22日「ちゃん」)

桔梗さんの
いつぴきのてんたうむしが乗りこんでメトロはあをい森へと変はる
(4月7日「地下鉄」)

月丘ナイルさんの
左右違う長くつ下をはくように私は私と笑えるように
(4月6日「ソックス」)


ツイッターで流したのはこちらでした。↓

水沼朔太郎さんの
やったあ!(これは楽しい既視感)初体験のおよそ八割
(12月7日「既視感」)

太田青磁さんの
全身をポップなピンクに染め上げた林家ぺーとパー子のふたり
(11月28日「半濁音」)

楽水童子さんの
カントリーエレベーターを照射する甍の群れとして ニュータウン
(11月2日「エレベーター」)

雨宮司さんの
キタテハが熟柿に群がり豹紋を開閉しながら果汁をすする
(10月22日「蝶」)

門脇篤史さんの
朝食は食べねばならぬといふ声に屈して吸つたゼリーの甘さ
(10月6日「声」)

太田宣子さんの
わたくしを薄めたやうな子の泣いていつまで世界は意のままだらう
(6月16日「薄」)

白黒つけたいカフェオーレさんの
人間の頃は自分が嫌だった 夜のガソリンスタンドにいる
(6月13日「ゾンビ」)

荻森美帆さんの
「何が出るかな何が出るかな」病院のテレビ見ながら流れ出る何か
(5月4日「ライオン」)

juさんの
散財の果ての荒野にきみは立ち、きれい。きれいだよ。愛してるよ。
(3月12日「財」)

気球さんの
正しさを突きつけるごと汁に浮く短冊切りの母の大根
(3月2日「冊」)
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