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しま・しましま

Author:しま・しましま
こんにちは
しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
コメントとかすごくよろこびます。

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うたの日(12月31日・1月1日)


あけましておめでとうございます。


うたの日

しばらく更新をサボってたので、
ちょっと感想が溜まっちゃいましたね。

とりあえず去年の分から。
といっても、30日は選をしなかったので
12月31日のお題は「大晦日」「歌」

あんまんの熱い粒あんおそるおそる口つけながら今年を閉じる(しま・しましま)

この日いいなと思った歌。
那須ジョンさんの
大晦日 すべての人が〈おおみそか、おおみそか〉って息をしている
一年の最後の日、大晦日に、
行き過ぎる人の「すべて」が、
口から言葉にならない
〈おおみそか、おおみそか〉
を吐き出してる
っていう感じかなって思いました。
「大晦日」という区切りをつくってるのは
やっぱり「人」なんだ
って実感しているところなのかも知れないし、
何か、忙しそうな人に「大晦日」を感じて、
自分も、
急がなきゃって
背中を押されるような気持が少しするのかも。
「大晦日、すべての人が」
という初句からの詠み出しに広がり感があって、
急かされたといっても、嫌な感じはなくて、
気持ちよくその流れを感じてるような気がしました。

矢波多恵さんの
みかん5個かかえコタツにもぐりこむ おばあは今年も白に賭けとる
三世代の暮すおうちって、
なんかそれだけで郷愁があるなぁって思うのは
年取った証拠なんでしょうか。
お母さんはきっとキッチンにいて、
孫とおばあちゃんはリビングの炬燵
みたいな光景を想像しました。
「みかん5個」がいいですよね。
しばらく炬燵を出ないっていう意志が感じられます。
もうすぐ紅白始まるんでしょうね。
下の句の方言もいい感じに可愛かったです。


1月1日のお題は、
ひるの日もよるの日も
「平成二八年の抱負」でした。
一応わたしが投稿したのは、
よるの日の方。

それがたとえドライブスルーのマイクでも眩しいぐらい輝く言葉を(しま・しましま)

ひるの日の方で選んだのは、
塾カレーさんの
崩れないやうな積み方目指しつつ本をたくさん読まうと思ふ
二重の意味での「積み方」かな
って思います。
いわゆる「積読」としての「積み」と、
実際に、本棚に収納しないで、本を重ねておく「積み」。
ちなみに
わたしはほとんど「積読」をしないので、
後者の方が身近な「積み」ではありますが。
買った瞬間から、読みたくなっちゃうんですよね。
まあ、
自分のことはどうでもいいんですが。
このお歌の魅力は、
メインの抱負が、「本をたくさん読まう」ではなくて
「崩れないやうな積み方目指し」というところ。
買って積むのか、読み終わって積むのか、
どちらにしても、
「崩れない」ことが大切ですよね。
いいなぁ
わたしも今年はコレを目指そうかな
って気持になりました。

藤田美香さんの
泣いてもいい怒ってもいいでも朝は笑って皆を送り出すのだ
いいな、すてきな抱負だなって思います。
正月から、なんてモノを例に挙げるんだ
って言われそうだけど、
楳図かずおの「漂流教室」を読んでから、
もうずっと、
家族とちょっと別れる時に怒って別れるのはやめよう
って思ってますが、
ホント、
特に朝は泣いたり怒ったりしたまま別れたくないですよね。
自分の気持を無理に押さえつける必要はないけど、
朝送り出す時には笑っていたい。
えんどうけいこさんの
まっピンクのカバンは持っていないけど楽しい方の道を走ろう
本歌取り、オマージュ、
そういう作品でしょうか。
まっピンクのカバンを持って走ってる楽しい方があたしの道だ(加藤千恵)
この短歌を詠まれた当時の加藤千恵さんよりも、
ちょっと年上の女性ならではの読み替え方だなって思いました。

よるの日でいいなと思ったのは
永昌さんの
飴玉を噛まずに舐める最後まで焦るな自分、競争じゃない
うん、やっぱりこの気持だよね
って激しく共感した歌でした。
またまた自分語りになってしまうんですが、
わたしが俳句を始めた頃、
とにかく俳句の師に言われたことが
「焦らない」
でした。
結果にこだわって焦ると句も焦げ付く
って言われました。
俳句だけじゃなくて何でもだけど、
中間結果の出るようなものは、
とにかくひとつひとつの結果に気持が揺さぶられるけど、
それは最終結果じゃないんだから。
下の句の
「焦るな自分、競争じゃない」
にぴりっとさせられました。

ゆらさんの
ひとよりもダメな自分で生きていく せめてメイクはやさしく落とす
うんうん、
どんな自分だって、
せめて自分にはやさしくしたいよね
っていう共感の歌でした。
何をもって「ひとよりもダメ」って思うのかは
人それぞれだけど、
何かしら誰もが抱えてる部分じゃないかなって思います。
フジタレイさんの
心機一転などとふ嘘をぬけぬけと語れる人に私はなろう
いいですね。
「ぬけぬけと語れる人」
「ぬけぬけと」って、あまりいい意味で使われることがないけど、
明るい響きがあります。
言葉の裏側ばっかりさぐってないで、
時には「ぬけぬけと」言っちゃうことも大事だよね。
というか、
それまで主体は、
「心機一転」
という言葉に「嘘」を見てたタイプの人だったんでしょうね。
ある程度の年齢を経て、
その「嘘」もいいなって思うようになってきたのかも。
気球さんの
我の名はひとつの詩なりたいせつなあなたを想う強き心で
このお歌は、
もう
「我の名はひとつの詩なり」
にやられた感じ。
「なり」の強い言い切りと詠嘆が素敵でした。
ぱっと見に、
次の「たいせつな」の「たい」と
「詩なり」の「なり」が合体しちゃって、
「なりたい」が一番最初に目の中に入ってくるのが
ちょっと残念な気もしました。
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