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しま・しましま

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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
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うたの日(1月4日)


うたの日

1月4日のお題は「コンピューター」「漫画」でした。

上書きで保存しちゃってカナリアの忘れた歌が思い出せない(しま・しましま)
うたを忘れたカナリアは、
山にすてられるのか、小薮に埋められるのか、
それとも鞭でぶたれるのか。
いえいえ、それはかわいそう
からの最後の提案が思い出せないんですが、
あんまり酷いことになってないといいなと思います。
(調べない)

この日いいなと思った歌。
雀來豆さんの
おめでとう、声を掛けるとSiriもまた挨拶をして少し笑った
初句の「おめでとう」が、
リアルタイムな感じでいいなぁって思いました。
年賀の挨拶を、人間同士だけじゃなくて、
ふと思いついて、アイフォンにいる人工知能のSiriにもしたら、
Siriも挨拶を返してくれた。
そして「少し笑った」
という部分がめっちゃ好きです。
最近は男性に変更も出来るらしいですが、
人工知能のSiriの女性性が、結句にある感じがします。
なんだろうな、
さっきから打っては消してますが、
うまく、この「いいな」って思った感じを
言葉に表現できないんですが、
かつて想像していた近未来に、
片足を引っ掛けかけている現代の雰囲気がして、
読後にほのぼのとさみしい感じがするところが好きでした。
秋山生糸さんの
兄の部屋で漫画を読むときはいつも遠くで犬が喧嘩していた
うわー、これ好きだ!
って思いました。
なんとなく(なのに)強烈な郷愁を感じます。
わたしも兄がいて、自分の漫画とは違うラインナップの漫画を
たまに読んだりしてました。
犬の喧嘩の声っていうのも、
なんだかなつかしいような気がします。
人の部屋の、ちょっと落ち着かない感じと、
遠くの犬の喧嘩が
ぞわっとマッチしてますよね。
上の句が句またがりになっていて、
その所為か、散文っぽい雰囲気なんですが、
下の句の「遠くで犬が」「喧嘩していた」
と七七におさまってて、定型感がきっちりあって、
そこから余韻が来るのかなぁ。

中牧正太さんの
ぼくたちよ大志を抱け指先がコンピューターとつながる前に
「大志を抱け」「指先がコンピューターとつながる前に」
というフレーズは、
実際のところboysに向けられた言葉じゃないかと思うんですが、
それをしれっと、
「ぼくたち」と自分を入れているところに、
未来がまだ自分の人生の地続きにあるって
そう思わせてくれるところがいいなって思います。
まあ、
すでにこれを打ってる時点でコンピューターと指先が
繋がってるわけなんですけどね。
あんまり関係ないけど、
子供の頃にサンタクロースを信じていた人は、
心の中にサンタの部屋が出来て、
サンタが本当はいないんだとわかったときに、
その部屋は一旦空室になるんだけど、
いつかそこに大切なものが入るスペースになる
というのを聞いたことがあります。
なんでも分かる魔法の箱(でもないけどな)に
アクセスする方法を知る前に、
大志の部屋を作っておくのは
やっぱり必要だよねとか思います。
多香子さんの
ピアノ弾くに似合いの長き指をして君はひらひらパソコンを打つ
美しい指が想像されて、
もうそれだけで素敵だなって選んだお歌ですが、
中牧さんの歌と並べてみると、
これも、もしかしたら根っこの部分が同じなのかも。
仕事なのかプライベートなのかは分からないけど、
熱心にパソコンに向かう人を見て、
そんなすてきな指を持つあなたは、
もっと素敵なものの方が似合うんだよって
そう言ってるみたいですね。
天野うずめさんの
コンピューター制御の音が聞こえるよう長い行列動き始めて
季節柄、「長い行列」を目にする事が多いですが、
本当にコンピュータ制御されてるように、
ちりっちりっと小刻みに前進しながら、
しずかに列が続いてますよね。
きっと作者は、その行列の外にいるんでしょうね。
そして、このきれいな行列を、
ちょっと薄気味悪いなって思ってるって感じかも。
東風めかりさんの
ふたつめの依頼をゴルゴが終えるころ運ばれてくる青椒肉絲
「漫画」のお題の方の作品です。
「ゴルゴ13」の主人公ゴルゴの動向と、
中華屋の「青椒肉絲」の動向をリンクさせてるところが
すごく面白いですね。
庶民的な町の中華やさんの感じ。
おじさん向け漫画の代表格の「ゴルゴ13」と、
「青椒肉絲」という料理のチョイスが
絶妙だなぁ。
そして、出てくるのが早いところもいいですね。
小川けいとさんの
理容室通って全巻制覇したトニック香るブラックジャック
東風さんの「ゴルゴ13」は中華屋さんでしたが、
こちらの「ブラックジャック」は「理容室」。
美容院ではなくて、理容室っていうところに、
郷愁漂いますね。
「トニック香る」がいいですよね。
うん、
まだ近所の理容室で散髪してもらうような子供が、
ちょっと大人の世界を垣間見てる感じがします。
琥珀さんの
教科書の隅の漫画はパラパラと退屈な日々コマ送りする
あるある……
に、見せかけて、
ん?あれ?
ってほのかにひっかかりのあるところがいいなって思いました。
退屈なのは教科書で、
パラパラとコマ送りされるのは、
「教科書の隅の漫画」だけど、
それが一旦分解されて、
新しい視点で漫画をパラパラめくると
あの「退屈な日々」がコマ送りされる
って感じかな。
それこそ「漫画」的な時間の経過の表現が面白いなって思いました。
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コメント

しまさん、新年おめでとうございます。
お歌もおめでとうございます。
年明け早々引いて頂けてうれしいです。お題がむずかしかったから逃げたのですけど、中牧さんにハートを貰ったのもうれしい。
基本的に題詠が好きなのですが、どうも理系のお題は苦手です。
本年もよろしくお願いします。

ちなみに「歌を忘れたカナリア」の最後歌えますけど、聞きたくないでしょうから・・・

Re: タイトルなし

あけましておめでとうございます。
結果発表後に、あっ多香子さんのお歌だったんだ!
って思って、ちょっと意外でした。(すいません)
きれいな指が見えるすてきな歌でした。
「歌を忘れたカナリア」、
真相は聞かずに、しばらく想像だけしておきますね。

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