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しま・しましま

Author:しま・しましま
こんにちは
しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
コメントとかすごくよろこびます。

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うたの日(2月1日2日)


うたの日

2月1日のお題は「剣」「盾」でした。

二つ目の町からはもう使わなくなった木の盾捨てられずいる(しま・しましま)
まあ、わたしが初期装備の木の盾で思い出すのは
FF11のラワンシールドなんですけれども。

この日いいなと思った歌。
きいさんの
寝ころんで単行本を盾にするあなたは武器を持とうとしない
上の句の描写で、
なんとなく景が見えるようです。
「単行本を盾にする」
週刊誌や新聞でないだけマシなのかな
と、思ったけど、
(勝手な思い込みではありますが)
「単行本」だと、だいたいに普段から無口な人
というイメージになるような気がします。
奥さんや彼女が近くでワーワー言っても、
何も言わずに読書してる。
下の句の「武器」は、
この歌の場合「言葉」なのかなって思います。
「武器を持とうとしない」ことは戦いを嫌う平和主義とも取れるけど、
相手と同じ土俵に最初から立つ気がないっていうのは
それだけで相手を傷つけたりするよね
とか色々思わされる歌でした。

スコヲプさんの
ささやかな誇りを重ね続くいま珠算二級の盾を取り出す
子供の頃からの「ささやかな誇り」を
少しずつ重ねて、今がある
ってことだと思いました。
「珠算二級の盾」は、その中の一つで、
きっと子供のときに得たものなんでしょうね。
「取り出す」がいいなって思います。
思い出す、ではなくて、
実際に取り出して手に取ることで、
「ささやかな誇り」の一例が
質感を持って主体に蘇っているように思えました。
つんさんの
母親の言葉が槍で降ってくる左右正しくつけるイヤホン
この歌、下の句の、
特に「左右正しくつける」
というところが好きでした。
普段から愛用してるイヤホンは、
左右をそうそう間違えてつけることも
あんまりないとは思いますが、
そこを敢えて
「左右正しくつける」ことに留意する。
「母親の言葉」に対する「盾」としての
「イヤホン」の存在感が
その敢えて感に出てるように思いました。


2月2日のお題は「電話」「香」でした。

ここにあった公衆電話で泣き出したこともあったと指差す空だ(しま・しましま)
わたしは昭和生まれ昭和育ちなんで、
わりと公衆電話にも思い出があったりします。
あの頃利用してた公衆電話ボックス、
もうほとんど撤去されててないんですけども。

加賀田優子さんの
ゆうぐれの公衆電話がなりひびき遠巻きに見るランドセルたち
公衆電話のベルが鳴る
って、都市伝説か、
あるいはドラマでの誘拐犯人の一昔前の意志伝達手段
みたいなイメージ。
でも、実際のところは公衆電話がまれに鳴るのって
単なる掛け間違いだったりするらしいですね。
というのは、どうでもいいんですが、
どこから掛かって来てるのか、
突然公衆電話のベルが鳴り響いたら、
やっぱりびっくりしちゃいますよね。
何か妖しいところから掛けてきてそうで。
うたの日にも
「日の短い冬の夕方」
とコメントを入れましたが、
帰宅途中のランドセル背負った男の子たちがいて
すでに「ゆうぐれ」ということは、
今頃の時期かなぁって思います。
冬の怪談っぽくて楽しいなぁ。
これが夏だと、ランドセル君たちもパワーがあって、
好奇心に負けて公衆電話に近づいてしまいそう。

藤 かづえさんの
電話機の中に正解がありそうでよく振ってから発信をする
作者の藤さんのコメントに
「電話をかける、ということが昔よりも特別なことのように思えて」
とありました。
そうかー、そうかも……
と、改めて思ったりして。
たしかにメールで済ませられることだと
メールしちゃいますよね。
わたしはこの歌を読んだ時、
家電話の子機を想像して、
振って出すタイプのおみくじみたいに、
子機を振ったら、内蔵された「正解」が
出てくるような感じがしました。
大嶋航さんの
真夜中のエールは僕へ電線をからまりながらまっすぐ届く
厳密に言うと、
そうでもないのかもですが、
「電線をからまりながら」
とあるのことから
家電話からのエールなのかな、
と思いました。
というか、
もうちょっと言うと、
実家からの電話とか想像しました。(甚だ勝手に)
「真夜中のエール」が
「まっすぐ届く」
って、
なんとなく分かるような、
嬉しいような気がします。
真夜中って、妙に素直に自分が出せたりするので、
昼間は照れてしまうような
ストレートなエールが言えちゃうし、
それをまっすぐ受け取ることも出来るのかも。
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コメント

うたの日「電話」

ブログに取り上げていただいて光栄です。書いていただいたときは心の中で何回もバンザイ!って喜んでいます。なかなか伝えられなくてすみません。
この日のしまさんの公衆電話のお歌、懐かしくて好きです。わたしも幼い頃叱られて家を飛び出し、公衆電話ボックスで泣いた経験があります。相当な跳ねっ返り娘でした(笑)
ほんとに電話ボックスはあまり見かけなくなりましたね。ダイヤルを回して電話をかけていたころが懐かしいです。
ありがとうございました。

Re: うたの日「電話」

わー、ありがとうございました。
昔の電話ボックスって、一時避難所みたいなところありましたね。
あんなに透明なのにw

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