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しま・しましま

Author:しま・しましま
こんにちは
しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
コメントとかすごくよろこびます。

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うたの日(2月7日)


うたの日

2月7日のお題は「缶」「カラス」でした。

丁度いいかわいそうさにくるまれてもも缶の桃つるつるすべる(しま・しましま)
わたし、「かわいそうさ」というか、
自己憐憫に塗れた感じが
なんとなく大好きだったりして、
もも缶とかって、そういう味がするなって思いますが、
みなさんはどうでしょう?

この日いいなと思った歌。
南瑠夏さんの
てのひらで缶コーヒーを温める 待つためだけに病院にいる
主体は今病院にいて、
それは「待つため」だけっていう。
それだけで、何か切ない気持がします。
誰かの治療が終わるのを待ってるのか、
誰かあるいは自分の診断結果が出るのを待っているのか、
とにかく、
ずっと病院で「待つ」ことだけをしているから、
もう
「待つためだけに病院にいる」
ような気持になってくるんでしょうね。
多分最初は温かかった缶コーヒーが
すっかり冷たくなって、
それをまた手の中でもてあそんで、
少しずつ温まってしまう。
そんな長い時間が感じられました。

きつねさんの
温もりは値上がりをした 百円玉じゃ缶コーヒーも買えなくなって
おおぅ、尾崎豊ですなぁ。
尾崎豊が「百円玉で買える温もり」と歌った昭和も
もう大昔になってしまいました。
缶コーヒーが値上がりしたのではなくて
「温もり」が値上がりしたと捉えたところに、
人淋しさが感じられていいなって思いました。
「は」という接続詞が上手いですよね。
さりげない社会風刺のニュアンスが漂います。
小川窓子さんの
軽作業ならアルミ缶スチール缶分別する仕事もあると紹介されもして
すごく好きな歌だなって思いました。
さらっと詠んで、
社会性のある重い余韻が漂う気がします。
ただ、
「アルミ缶スチール缶(を)分別する」
の(を)がはぶかれてるので、
なんとなく舌足らずな感じがする気がします。
もともとけっこう破調なので、そこ一字抜く必要があったのかな
とか思ってしまって。
そこがいいんだ
そこは気にならないっていう意見もあるかと思いますが。
萩野聡さんの
蹴り上げて光のさなかに消えてつた空き缶をまだ探してゐるわれ
幼い頃にやった缶蹴り遊び、
あの最後の一蹴りの行方が今も気になってる
みたいなイメージが浮かんできて、
すてきだなって思いました。
「光のさなか」の「さなか」が少し意味がとりにくくて
ちょっとひっかかりましたが、
ずっとどこかしら子供の頃のことを引きずってる部分って
ありますよね。
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