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しま・しましま

Author:しま・しましま
こんにちは
しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
コメントとかすごくよろこびます。

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うたの日(2月21日22日)


うたの日

2月21日のお題は「亀」「イジメ」「バネ」でした。

笑ってるような泣き顔バネ式で飛び出すピエロの頭のような(しま・しましま)
びっくり箱の切なさって、
飛び出したら戻れないのに、
ずっと笑ってる顔がぐらぐらしてるとこ
じゃないかなぁとか思ったりします。

この日いいなと思った歌。
前田沙耶子さんの
ミニチュアの虹が家出を試みてしゃこしゃこと階段を降りていく
正式な名前は分からないけど、
そういうオモチャありますね。
あの虹色のオモチャをズバリ「ミニチュアの虹」って
言い切ったところがまず好きでした。
で、
「しゃこしゃこ」という擬音のチョイスがめっちゃいいな
って思いました。
言われてみれば、
あの音は「しゃこしゃこ」以外にありえないな
って思わせられるぐらい、しゃこしゃこ降りますね。
可愛らしくて明るくて
楽しい歌でした。

遠井海さんの
今までの失敗ぜんぶバネにして飛んだら月に届いちゃいそう
ネガティブに前向きで、
面白いなって思いました。
「失敗をバネにして」って
わりとよく聞くフレーズですが、
これの「失敗」でつくる「バネ」が、
恐ろしく強靭あるいは大きいってことは、
それだけ自分が失敗してきたってことですよね。
そういうネガティブな部分を
「月に届いちゃいそう」と
軽く言っちゃうところがいいなって思いました。

ゆきやなぎなぎ子さんの
床の上寝ころぶバネは思うのだ あいつはちゃんとやれてるのかな
「床の上に寝ころぶバネ」
いろんな情景を想像します。
だいたい、日常生活のなかに、
けっこう色々とバネが潜んでるんで、
そのどれが床に落ちていても不思議じゃない。
実際、たまに我が家でも落ちてますし。
なんのバネなんだろうというちっちゃなバネが。
シャープペンのバネかなとか思うんだけど、
いや、そもそもなんでそれが落ちてるんだ
っていう。
このバネも、そういう日常の中の謎バネかも知れないし、
何か組み立て式のキットの中の予備の部品の一つかも知れないし、
バネ工場で何かの弾みにベルトコンベアを落ちたものかも。
「あいつはちゃんとやれてるのかな」
というバネのモノローグですが、
「あいつ」は、どこかで
そのバネと親しくなった別のバネでしょうか。
自分はもうこんな感じで、
どうなるか分からないけど、
「あいつ」はどうなんだろうな
って思ってると想像すると、
切ないような、誰か知らんが「あいつ」に幸あれって
そういう気持にさせられますね。


2月22日のお題は「3D」「糸」「電車」でした。

3Dメガネをかけて笑いあう メガネのこどもが一番笑う(しま・しましま)
今日ブログにアップした二つの自作、
どちらも音符一つだけいただいた歌で、
せめてどっちかがもう少し人気が出た歌だったら
これを書くのも弾みがつくのになぁ
とか、
しょうもないこと考えたりして。
それはそうと、
子供ってサングラスとかかけないから、
ごくごくたまにそういうものをかけると
みんなすごく楽しそうでかわいいなって思います。
一番楽しそうなのが、
普段からメガネかけてる子が、
一番楽しそうに笑ってて、
みんなちがってみんないい
とは言え、
みんな一緒っていうのも楽しいですよね。

この日いいなと思った歌。
中牧正太さんの
3D映画のあとの手のひらの雨粒もうひとつ来い雨粒
すごくいいなと思うと同時に、
これにハートをつけていいのかなって
悩む歌でした。
うたの日に
3D映画を見た直後、てのひらに落ちた雨粒がなんとなく頼りない感じで、もう一度手に受けて、質感をきちんと体感したかった、という感じかなと思って、すごくいいなって思いました。ただ下の句でリズムが崩れるのが残念な気がします。
というコメントをつけたんですが、
うーん、
ホントに内容的にはすごく好きでした。
下の句の破調の受け取り方、ですよね。
四句目の「雨粒」のあと、
「雨粒」という体言止めになってるんですが、
それをつなぐ
「もうひとつ来い」が
なんとなく間延びしてて、
リズムがなぁ…って思ったんですよね。
で、
今日になって改めてじっくり見てて、
もしかしたら
「3D映画のあとの手のひらの雨粒//もうひとつ来い雨粒」
と、意味的にだけじゃなくて、
そう読んだらいいのかなって気がつきました。
下の句が破調、と考えて読むから違和感があって、
最初から破調で読んだら、そこまで違和感はない
……のかも。
いろいろとハートを付けた後でも
考えさせられる歌で楽しいです。

ルイドリツコさんの
ほんとうにやられちゃったな君だけが浮き出て見えるハチ公前で
「3D」というインパクトのあるお題で、
こんなにきれいに、ナチュラルに恋心が詠まれてて
とにかく、めっちゃ感動しました。
たしかに、好きな人って他の人が全部背景になるぐらい
浮き出て見えることってありますよね。
「ハチ公前で」という結句で、
それがデートの待ち合わせで、
顔を合わせる直前のシーンだっていうことが分かる、
うーん、上手いなぁ、やられちゃったなぁって思って、
ハートを迷った歌でした。
北大路京介さんの
テレビから飛び出してきた誰かの手熱いポテトを掴んで消えた
思わずふふっと笑ってしまう歌でした。
テレビから出てくる、といえば
やっぱり貞子的なこわいものをイメージするけど、
その手が、
「熱いポテトを掴んで消えた」
って、意外すぎてめっちゃ面白いです。
取られた方も、
ぎゃーって言うより先に
は?
ってなりそう。
そしてその「誰かの手」は、
きっと熱々ポテトで火傷してるんだろうなとか思って
すごく楽しかったです。
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