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こんにちは
しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
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うたの日(3月2日)


うたの日

3月2日のお題は「イヤリング」「アパート」「挨拶」。

「アパート」で何か出来そうって思ってたのに、
うっかり投稿締め切りを過ぎてしまったので、
あわてて「挨拶」で。
こんにちは桜前線こんにちは密に疎にある予想図の波(しま・しましま)
桜前線予想の桜色に染められた日本地図をみると、
もう「春」!
って気がしますね。

この日いいなと思った歌。
雀來豆さんの
自転車を捨てに行く朝自転車をポンと叩けば錆がこぼれる
うーん、この何気なさがいいなぁって思いました。
捨てる自転車を、「ポンと叩」く。
この「ポン」の何気なさ、普通さに
そこはかとない自転車への愛着が感じられます。
現在の愛車は別にあるんだろうけれど、
過去のどこかで、愛車だった自転車への、
最後の「挨拶」としての「ポン」。
ありがとうであり、ごめんなであるかも知れません。
愛用していたものを捨てる日の朝という、
心情的に辛いものがある場面を
さらっと詠んでしみじみと情が感じられるうただと思いました。

桔梗さんの
うつくしい秘密のやうに交はされる運転席の白い手袋
タクシードライバーさんの手が
真っ先に頭に浮かんできました。
ドライバー同士が手を上げて挨拶しているのを、
「うつくしい秘密のやう」と感じる作者が素敵です。
結句の「白い手袋」という体言止めで、
あざやかに、あの手振りを想起させるところも
素敵だなぁって思います。
小向大也さんの
早春の候ではじまる文面にときどき落ちている残り雪
最初読んだ時、
自分が読んでいる手紙に、春の名残の雪が落ちてくる
という情景かと思いましたが、
「落ちている残り雪」なので、
文面に「残り雪」のような寒さとか辛さを感じさせる箇所が
あるっていうことかなと思います。
「残り雪」ですから、
絶賛積り中ではなくて、ある程度溶けかかった雪で、
何か辛いことがあった手紙の送り主の心情に、
それでも春が来かけている、って感じかな。
美しいうたと思いました。
ナタカさんの
すごい勢いで挨拶する子らに吹っ飛ばされてしまう大人だ
思わずふふっと笑ってしまう楽しいうたでした。
子供の集団って、なんであんなにパワーがあるんだ
ってぐらいパワフルですよね。
「すごい勢いで挨拶する子らに」
という上の句の破調も、
そりゃそうなるわ
って気がします。
大人の方も集団で挑めば……
おっ、おう
ぐらいで踏みとどまれるかもしれないけど、
やっぱり踏みとどまるには力がいりますね。
一斉に挨拶してくれれば
なんとか挨拶を返すことが出来ても、
「こんにちは」「こんにちはっ」「こんにちはーっ」
って波状攻撃で来ると、
もう、それは吹っ飛ばされてしまうしかないですねぇ。
六池さんの
垣間見る三面鏡の彼方には挨拶がもう面倒なわたし
ああっ、分かる、分かりますー
と共感してしまううたでした。
「挨拶」をしないといけない場面って
まあ色々あるとは思いますが、
そういう「挨拶」ではなくて、
単純に外に出て人に会って
「こんにちは」「おはようございます」の
普通の挨拶、
それでさえ、なんだか「面倒」……
というか、今日も人に会うのか
と面倒な気持になったりしますね。
これから鏡に向かって化粧するのか、
化粧の後なのか、
ちらっと見えた三面鏡の「彼方」に、
自分の内心が映ってしまっていることに気付いて
ドキッとする。
そういう朝ってあるなぁって思います。
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