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しま・しましま

Author:しま・しましま
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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
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ネプリ句集の季語夏編1


ネプリ句集、夏の部は「アイスバー」
三十句、三十の季語について、
春の部では二回に分けましたが、
今回は三回に分けて説明、その他ぐだぐだやっていきます。

毛虫(けむし)
蝶や蛾の幼虫の中で、体が毛で覆われているのが毛虫。
夏の季語です。
毛に毒があるものや、毒がなくても樹木を食い荒らすので、
「毛虫焼く」という季語もあります。
五、六月頃、でっかい毛虫が
アスファルトをもごもごしてるのをよく見かけるんですが、
あれは何になる毛虫なんでしょうか。
ちなみに、同じ幼虫でも毛のない方、
「芋虫」は秋の季語になります。
なんだか不思議ですよね。
キャベツにまぎれてて
ごく稀に人を死ぬほど驚かすこともあるモンシロチョウの幼虫とか、
山椒や柑橘系の葉っぱに付いてる、小さいときは鳥の糞そっくりで、
育つとアノ時々角をだす太った緑のアゲハの幼虫とか、
あれらはどうすればいいんでしょうか。

五月闇(さつきやみ)
「五月」といっても、これは旧暦の五月です。
新暦の6月から7月に当るわけで、つまり梅雨の頃。
「五月雨」「五月晴れ」も、もともとは梅雨の頃の言葉なんですが、
現在はそれらはもう新暦5月の天候を言う事が多いですよね。
脱線しましたが、
「五月闇」は、「梅雨闇」とも言って、
梅雨の頃の雲が厚くかかった鬱蒼とした暗さや、
月のない闇夜のこと。

桜桃忌(おうとうき)
6月19日、太宰治の忌日です。
「太宰忌(だざいき)」「太宰の忌(だざいのき」
ちなみに命日は6月13日。
19日は太宰の遺体があがった日であり、太宰の誕生日。
一般的には命日を忌日とするんですが、
この日に太宰を偲ぶということみたい。
太宰晩年の短編小説「桜桃」にちなんで「桜桃忌」。
法要なんかも6月19日に行われるみたいです。

梅雨湿り(つゆじめり)
「梅雨(つゆ・ばいう)」の傍題のひとつ。
言葉の通り、梅雨の湿気の多い感じのことですね。

ゑごの花(えごのはな)
5月から6月ごろに咲くエゴノキの花。
白い釣鐘状の花がうつむいて咲く、とても可憐な花です。
こんなに可憐なのに「エゴ」の花という……なんて、
egoのエゴじゃなくて、「えぐい」から来た名前だとか。
あっどっちにしても可憐じゃなかった。
ウィキペディアのリンクを貼ってお茶を濁しておきます。

かたつむり(蝸牛)
普通に、誰もが想像するアレですね。でんでんむし。
陸貝の中で殻を持ってるのがかたつむりで、持ってないのがナメクジ。
そうそう、このナメクジも夏の季語です。漢字で書くと「蛞蝓」。
なかなかどっちも漢字がカッコいい気がします。

夏風邪(なつかぜ)
前に、「春の風邪」は春風邪とは言わないと書きましたが、
「夏風邪」は、「夏の風邪」の傍題です。つまりどっちも言うってこと。
夏風邪はなんとかがひくとか言いますが、
たしかにちょっとトホホな雰囲気を持った季語って気がします。

バナナ(ばなな)
「夏風邪」の句に、この「バナナ」が入ってますが、
実はこの「バナナ」も夏の季語。
ということで、この句はいわゆる季重なりというやつです。
が、まあバナナって
四季を通じて食べられる果物のトップをひた走ってるような存在なので、
季語が重なってても、
ふつうにバナナが負けるだろう…という目論見でした。
わたしの所属してる結社では、
この程度の季語の重ね方なら割と大丈夫なんですが、
他の結社とか他の流派のところでは、
とにかくアウトになる場合もあるかと思います。

梅酒(うめしゅ・うめしゆ)
「梅の花」は春の季語、「青梅」「梅の実」は夏の季語。
そしてその梅の実を使ってつくる
「梅酒」「梅干」も夏の季語です。
その製造日程的な意味でも夏季ということになるんですが、
もう一つ、
「梅酒」は暑気払いとして飲むものとして
夏の季語になってるぽいです。
梅酒の材料の一つである「焼酎」も、
暑気払いの飲み物として夏の季語になってます。

浮いて来い(ういてこい)
今回のネプリ句集の中でも、
かなり一般的でない季語のひとつがコレだと思います。
「浮いて来い」という命令形のこの言葉が季語なんですね。
これは「浮人形(うきにんぎやう・うきにんぎょう)」の傍題。
お風呂や水遊びで浮かべて遊ぶ子供のおもちゃのことです。
なつかしのオモチャ的なブリキの金魚とかああいう感じ。
「浮いて来い」の語感が味わいがあって、
もう子供がそんなオモチャで遊ぶことがなくなっても、
使いたい気がする季語です。

白蟻(しろあり)
歳時記を見ますと
「ゴキブリ目シロアリ科の昆虫の総称のこと」とあります。
そうか、白アリはゴキブリ目だったんですね。
住居に発生すると大変困ったことになる害虫ですが、
森の働き者でもあります。
同じ夏の季語に「羽蟻」があります。
5~6月頃に突如発生するアレですが、
この「羽蟻」も白アリ(普通のアリの羽蟻もいますが)。
白アリはゴキブリ目ですが、
蜂や蟻のように女王・王を中心として集団をつくる昆虫。
大まかには女王・王の下に
働き蟻的なやつ(これがほとんど)と兵隊蟻的なやつがいて、
女王たちの世話をしたり、卵や幼虫の世話をしたり、
巣を守ったりするわけです。
他に、
もし女王や王になにかあった場合のために
待機している副としての存在や
ニンフと呼ばれる存在があります。
このニンフが羽蟻となる存在なんですね。
羽が生えてくるまでは他の白蟻と一緒に働いてるんですが、
羽が生えてきたら、新天地を求めて飛び立つ羽蟻になる、
という。
いやー、ロマンですな。
ちなみに兵隊蟻的存在があると書きましたが、
白アリの天敵って何でしょう。
実はこれが黒アリなんですよね。
ちなみに「蟻」(黒アリとかの普通の蟻)も夏の季語。
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