プロフィール

しま・しましま

Author:しま・しましま
こんにちは
しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
コメントとかすごくよろこびます。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

うたの日(3月9日)


うたの日

3月9日のお題は「泣」「内」「一人の時間」でした。

もう少し手をふってよう、そのうちにまた振り返るかも知れないんだし(しま・しましま)

この日いいなと思った歌。
中牧正太さんの
いくつかのそのままにした嘘を思う内視鏡にて覗かれるとき
内視鏡で診察されていて、体の中を見られると同時に、
心の中までも見られているような気がする
というのってありますよね。
実際に「診」られているということと、
自分がとても無防備になっている
という心境からのものだと思うんですが。
このうたもそういった
普遍性のある心境を詠まれてるんですよね。
だけど、
「いくつかのそのままにした嘘を思う」
と、
見られてると思うことを
ストレートに言うのじゃなくて、
「見られてるわけないけども、
見えてたらいやだよね」
ぐらいの軽さで、
ふと自分のおなかの中の暗いところ、
「嘘を思う」
っていう何気なさが上手いなぁって思いました。

千石龍さんの
銃弾を代わりに受けてもらうため内ポケットに缶ペン入れてた
主体が「銃弾」をいつ受けてもいいように、
「内ポケットに缶ペン入れて」
いつかくる(かもしれない)危機に対処していた
っていうの、面白いなって思いました。
銃弾が飛んで来そうな生活をしてた
という訳でもないだろうし、
そもそも、
「缶ペン」で防げるものなのか
という疑問も湧いてきますが、
そういう心構えで生きていた頃があった
というのが面白いです。
「銃弾を代わりに受けてもらう」
なんていう、
ハードボイルドな状況に、
「缶ペン」が登場しちゃうところが
なんとなく幼くて、
そのアンバランスさがいいですよね。
缶ペンって、大人になると不思議と
使う人がぐっと少なくなるタイプの
文具の一つだと思うんですが、
そう考えると中学生ぐらいかなぁと
思ったりしました。
「缶ペン入れてた」という結句の
舌足らずさも、幼くて中学生っぽいかんじ。
流川透明さんの
帰り道こころぼそさの先端が胸を内からチクチクと刺す
なにの「こころぼそさ」なんだろうな
って昨夜は思いましたが、
行きのこころぼそさならば
何か心情的なものが多いけど、
「帰り道」ならば、
時間的なこととか、夜道の暗さとか、
そういうものかなぁ。
押しつぶされそうな圧迫感ではなくて、
「内からチクチクと刺す」というのが、
ふと芽生えた不安っぽくて
「こころぼそさ」っぽいなぁって思いました。
このひらがな表記もいとけない感じで好きでした。
スポンサーサイト

<< うたの日(3月10日) | ホーム | ネプリ句集の季語夏編2 >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 ホーム