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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
コメントとかすごくよろこびます。

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ネプリ句集「ぶだうパン」季語その2


ネプリ句集秋の部
「ぶだうパン」
3月22日までやってます。
セブンイレブンの予約番号は 80747469
それ以外のコンビニはT3XDNU42H3。


秋の動物園(あきのどうぶつゑん)
この句について、
どうしようかと思ったんですが、
自分の中で好きな句だったので入れてしまいました。
この句の季語部分は、「秋」。
季語がかぶらないように30句と思っていたのに、
「秋」を二度も出してしまいました。
さて、この句ですが、
句会に出してウチの編集長から
「あやうい季語」といわれました。
そう、あやういんです。
何がどう危ういかといいますと、
「秋の○○」と「秋の」を付けたら
なんでも秋の季語に見えてしまうという
そういうあやうさ。
それが「秋の」である必要性がないものでも
なんとなく季語として成立しかねない、
そのあたりが危ういわけです。
それが「春の」「夏の」「冬の」
どれでも一応成立してしまう句であれば、
それは「秋の○○」である必要があまりないので
季語がなくてあわてて「秋の」ってくっつけた
みたいな感じになるわけで。
さて、この「秋の動物園」は、
どんな風に受け取られるんでしょうか。

秋桜(あきざくら)
キク科の一年草。九月から十月にかけて白やピンクの花をつける。
という、まあ、いわゆるコスモスです。
わたしの大好きなコスモスの句は
コスモスなどやさしく吹けば死ねないよ(鈴木しづ子)
鈴木しづ子の句の中で一番衝撃を受けた句ではないけど
一番すきな句がこれ。
コスモス(秋桜)に風は
ベタ過ぎるほどベタだけど、
やっぱそこがいいんじゃんとか思います。

小鳥来る(ことりくる)
「小鳥(ことり)」の傍題。
秋に、日本に渡ってくる鳥や、
山から人里へ降りて来る鳥の中でも、
小鳥に限定して愛でたものがこの季語と思います。
鶸(ひわ)鶫(つぐみ)びょうびたき、あとりなどなど。
その中でも色の美しい小鳥のことを「色鳥」
と言って、
「小鳥」の傍題ではなくて、
独立した季語になってます。

芙蓉(ふよう)
アオイ科の落葉低木。
八月から十月にかけて白やピンクの花をさかせます。
この木がまた繁殖力が強くて、
うちの庭にもどこからかやって来た種で
一つ芽が出て、
放っておいたら立派な木になったんですが、
その後周囲にぼこぼこ芽が出てきて
なかなか困った存在になったりしました。
「白芙蓉」「紅芙蓉」の他、
一つの木に白と紅のどちらも咲かせるものを
「酔芙蓉(すいふよう)」といいます。

案山子(かかし)
稲を鳥から守るために田んぼに立てる人形。
っていう説明もいらないかなという気もしますが。
「かがし」ともいうみたいですね。
同じ鳥除けでも、人形の形状じゃないものは
「鳥威し」と総称されて、
こちらも秋の季語になってます。

満月(まんげつ)
「月」は秋の季語!
ということは、前に書いたと思いますが、
「満月」は「月」の傍題……ではなくて、
「名月」の傍題になります。
これは、特に旧暦八月十五日のいわゆる「中秋の名月」のこと。
「名月」「望月」「今日の月」「月今宵」
「十五夜」「芋名月」などが「満月」の傍題仲間となります。
まあ、中秋の名月が、必ずしも満月とは限らないんですが、
その周辺の満月って感じですかね。
もうひとつ、「良夜」って季語があって、
これも中秋の名月の夜のことなんですが、
「名月」関連の季語の着目点が「月」なのに対して、
「良夜」は、その夜、ということなので
それとは別の独立した季語になってるんでしょうね。

桜紅葉(さくらもみぢ)
「紅葉」の中でも、比較的早くから色づくのが桜。
特に山桜の紅葉は、ほんのり赤みがかってて
かえでの赤とはまた違う美しさがあるように思えます。
ソメイヨシノの紅葉も好きですけどね。

ねこじやらし
「エノコログサ」の別名。
イネ科エノコログサ属の一年草で、
夏から秋にかけてつける花穂が犬の尻尾に似てることから、
犬ころ草→えのころ草となったもの。
漢字で書くと、「狗尾草」
旧かな表記だと「ゑのころぐさ」
「ゑのこぐさ」ともいいますが、
その穂で猫がじゃれてあそぶので、
「ねこじゃらし」という名前もあります。
この「ねこじゃらし」の草そっくりの、
猫をじゃらして遊ぶおもちゃの「ねこじゃらし」も
ありますよね。
みどり色でめっちゃ本家にそっくりのやつ。
名前が猫だったり犬だったりと
可愛らしい雑草です。

鳥の渡り(とりのわたり)
日本で冬を過ごすために渡ってくる鳥全般を「渡り鳥」
「鳥の渡り」は、それの傍題になります。
ちなみに、
一般的な意味での渡り鳥には、
夏鳥(日本で夏をすごす鳥)
冬鳥(日本で冬を過ごす鳥)
旅鳥(夏に北方で繁殖して南方で越冬するために日本を通過する鳥)
とあるらしいですが、
群をなしてやってくるのが冬鳥で、
そこから「渡り鳥」は秋の季語になったんだとか。
「鳥帰る」は、冬鳥が北方へ帰って行くもので、
これは春の季語。
春の部の方で「帰雁」について書いたけど、
ホント渡り鳥関係は知らないとわからない気がします。

毒茸(どくきのこ)
「どくたけ」とも読ませます。
基本的に「茸」全般が秋の季語なんですが、
食用の茸とこの「毒茸」は、
一応分けて考えられてるみたいで、
これはこれで独立した季語みたい。
月夜茸とかイッポンシメジとか、
地味で食用きのこと見間違えそうなものも多いんですが、
メルヘンチックな容貌のやつは
わりと毒きのこって気がします。
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