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しま・しましま

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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
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うたの日(3月17日)


うたの日

3月17日のお題は「魚」「&」「芋」でした。

温かくフライドポテトの油沁み知らないことは怖がれなかった(しま・しましま)

この日いいなと思った歌。
きいさんの
芋けんぴを摘まむ指先とがらせて母の小さな愚痴がこぼれる
このうた、
作者は女性じゃないかなって思いました。
「母の小さな愚痴」に対する労りの気持と、
それを聞かされることへの微妙な嫌悪感
みたいなものが
あるなぁって気がします。
どんな愚痴だったのかとか
どんな表情だったのかではなく、
「芋けんぴ」をつまむ指先にスポットがあててあるところとか、
母の愚痴を聞く娘の心象が
うっすらと聞こえるような気がしました。

前田沙耶子さんの
じゃがいもの芽を取るような気軽さであなたに穴を開けてしまった
どこに穴を開けちゃったんだろうな、
素直に受け取ったら、
「あなたに穴を開けてしまった」
だから、
あなたの肉体に、ってことなんだろうな。
一般常識をそこに当てはめたら、
まあ、人が人に開けられる穴っていえば、
ピアスかなぁ
とか思いましたが、
まあ、そこはどこにどんな穴でもいいかな(よくないけど)。
この句は、
何かしら人を傷つける行為を
「じゃがいもの芽を取るような気軽さで」
という軽さ、というのが
面白いなって思いました。
言われてみれば、
たしかに
じゃがいもの芽を取るのって
何にも考えずに気軽にぐっさりですね。
心に穴を開けてしまったんだとしても、
予定に穴を開けてしまったんだとしても、
耳にピアス穴を開ける手伝いだったとしても
どてっぱらに穴を開けてしまったとしても、
「じゃがいもの芽を取る」ような気軽さだったという
そのアンバランスさが怖くてすきです。
桔梗さんの
ストーブのうへに転がす焼きいものひとつひとつにひかりが宿る
わたし実は、
「焼きいも」を自分で作ったことがないので、
うーん、そういう感じになるのかな
という感じではありますが、
「ひとつひとつにひかりが宿る」
の心弾む感じが、
焼きいもが出来上がる喜びっぽくて
いいなって思いました。
まだ焼きあがってはないけども、
出来上がりを待つ間も、
焼きいもをほくっと割ったときの
あのうれしさがイメージされてるんだろうなって。
亜梨さんの
部活後の星がきれいに見えた日は芋ジャーのまま語らう決まり
お題の「芋」から、
学校指定の体育ジャージを持ってこられたところ
うーん、すきだなって思いました。
星が見える夜にかかる時間にまで
部活が延長した日の、
まだ興奮の冷めない感じが
「芋ジャーのまま語らう」
にぴったりで、
それが「決まり」になってるところも好きです。
楽しい学校生活だったんだろうなぁ。
天野うずめさんの
山形は芋煮の季節になったろう 今日は冷たく感じるビル風
山形出身の方か、
あるいは山形で芋煮を体験されたことのある方なんでしょうね。
でも現在はそこから遠い場所で
ビル風に吹かれながら生活してる。
あたたかな芋煮会を思い出すと、
特に「今日は冷たく感じる」のも、
わかるなぁってうたでした。
ただ、
うーん。
「芋煮の季節になったろう」「今日は」
と、このうたの中の今現在を詠んでるのに、
季節が全然外れてる、
というところは、
歌会という場ではどうなんだろうなって気がうっすらしました。
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