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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
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ネプリ句集「ぶだうパン」季語その3


ネプリ句集秋の部「ぶだうパン」も
あと二日となりました。
23日から一週間は冬の部「たまごボーロ」の予定です。

芒(すすき)
イネ科の多年草。「薄」とも表記しますね。
田舎在住の所為か、川を眺めるのが好きな所為か、
芒で詠んだ句が多いですね。
この句の「黄泉比良坂」について少し補足。
日本神話において、あの世(黄泉の国)とこの世の境目、
とされる坂、あるいは入り口
ということなんですが、
実はわたしの住む島根に
この「黄泉比良坂」があるんですよ。
現地には大きな岩がいかにもな感じで
どんどんって置いてあって、
この岩のしたに……
という雰囲気。
でもそこに行き着くまでのところに
非常にフレンドリーな案内看板があって、
興をそがれるというか
逆に面白いというか。

蜻蛉(とんばう・とんぼう)
「とんぼ」のロングバージョンといいますか、
古語、なのかな。
トンボは、梅雨時ぐらいから秋の間、
さまざまな種類が活動しますが、
それらを総称した「蜻蛉」は秋の季語。
水辺を飛ぶ真っ黒な羽黒トンボとか、
繊細な糸トンボとか、
あの辺りは夏の季語になりますが、
ほかは大体秋の季語。
「蜻蛉」の別名を
「秋津(あきつ)」って言うぐらいですからね。
蜻蛉って書いてあきつ、もありです。

野分(のわき)
「のわけ」と読んでも間違いじゃない
というところがなんとなくゆるい感じ。
立春より数えて二百十日の頃に吹く、
強い風嵐。
だいたい新暦でいうと9月の上旬。
って秋の台風のことですやん。
この野分の去った後のことを「野分晴」っていって、
それはもう立派な台風一過ですな。
もちろん「台風」そのものも秋の季語です。
上記の「二百十日」も秋の季語で、
稲の開花と台風が被るために
農家はこの頃特に警戒が必要だった
みたいな感じのようで、
この日のことを「厄日」とも言うみたい。
相変わらずもとの季語から離れてしまいますね。
この季語説明って。

山葡萄(やまぶだう・やまぶどう)
「葡萄」そのものも秋の季語なんですが、
「山葡萄」は、それとは独立してます。
「葡萄」の傍題は
「甲州葡萄」「マスカット」「デラウェア」や
「葡萄園」「葡萄狩」「葡萄棚」など。
食用のやつですね。
「山葡萄」は、
品種改良されていない山野に自生してるもの。
実がびっちり付いてなかったりして、
それはそれで雰囲気ありますよね。

紅葉山(もみぢやま・もみじやま)
秋は「月」!
とか言いますが、
やっぱり一般的な秋のアイコンは「紅葉」
じゃないでしょうか。
清少納言先輩に言わせれば
「秋は夕暮れ」の鳥の姿らしいですが。
秋に葉が色づくのを総称して「紅葉」ですが、
もちろん赤くなるのを「紅葉(もみじ・こうよう)」
黄色くなるのを「黄葉(もみじ・こうよう)」
と分けて言うこともありますね。
ところで、
あえてどっちも新かな遣いで
「こうよう」って書いたんですが、
旧かな遣いでひらくと
紅葉(こうえふ)に対して
黄葉はなんと(くわうえふ)。
旧かな遣い怖い。

どんぐり(団栗)
これもあまり説明のいらない季語かなぁ。
季節的にも普通に秋ですよね。
まあ、それでも一応。
ブナ科の落葉樹の実を総称したものですが、
狭義ではクヌギの実のことを言うらしいです。
細いやつ、太ったやつ、
大きいやつ、小さいやつ、
帽子をかぶったやつとか枝がついてるやつとか
子供の頃に夢中になって集めましたよね。
稀によく虫が入ってて、
あとで大変な事になったりしたのも
それはそれでいい思い出。
これは大人になってからなんですが、
椎の実は食べられるんだと聞いて、
食べさせてもらったことがあります。
まあ、よく言えば野趣溢れる味で
うーん、なるほどなぁ(何が)
という感想を口にしたのを覚えてます。
この「椎の実」は、
「どんぐり」とは別に独立した季語として
あるんですが、
食用としてもいける、
という部分から分けてあるんでしょうか。

鉦叩(かねたたき)
秋の鳴く虫のひとつ。
鳴くっていっても、
羽と羽をこすり合わせて音を出すんですけどね。
この鉦叩はチンチンチンチンと
鉦を叩くような澄んだ音を出します。
みためはあんまり可愛らしくないですが
一センチたらずの小さい虫なので、
ある意味可愛いサイズではあります。
「秋の虫」という括りで言うと、
それは「虫の声」を愛でるという感じで、
姿そのものはあまり言われることがないような気がします。

柿熟るる(かきうるる)
「柿熟るる」というか
季語は「柿」ですね。
秋の果物の一つですが、
食べるというよりも、
木に実っているのを詠む方が
わたしは多いです。
というか食べる方で詠んだことないかも。

秋風(あきかぜ)
秋に吹く風のことですね。
「しゅうふう」と読ませることもあります。
「あきかぜ」「しゅうふう」
共に四音で、
特にルビがふってなければ「あきかぜ」って読むことが多い
ような気がしますが、
この「秋風」をどちらで読むべきか、
それが云々された俳句もあります。
たとえば
石田波郷(いしだはきょう)の
「吹きおこる秋風鶴を歩ましむ」の句なんかが
それです。

紅葉且つ散る(もみぢかつちる・もみじかつちる)
ちょっと長い季語ですが、
「紅葉且つ散る」は、そのまま
紅葉しながらその一方で散っていく
という様子を言った季語になります。
七音あるので、
中七にこれを置く俳句が多いでしょうか。
○○○○○/紅葉且つ散る/○○○○○
あと、
もみじ・かつ・ちる
と分けられるので、
上五メインで
紅葉且つ/散る○○○○○/○○○○○
下五メインで
○○○○○/○○○○紅葉/且つ散れり
という使い方があります。
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