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しま・しましま

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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
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うたの日(4月3日)


うたの日

4月3日のお題は「ライオン」「率」「賛成」でした。

いっせいに賛成多数に傾いて葉桜はもう初夏へとなびく(しま・しましま)
ざわざわってソメイヨシノの若葉が
風になびくのを見るのが好きです。
まだ少し花の残った葉桜が特にツボ。
そういうのがざわざわしつつ、
はらっはらって少し花びらも散ったりしてるのを見ると、
まだ四月なのに、
春が終って、初夏の入り口に差しかかったような
そんな気持にさせられます。
残り少ない花が散るのも葉がゆれるのも、
みんな初夏に賛成してくれるみたいな
そんな気がするなぁと。
ちなみに、俳句の季語としての「葉桜」は、
当たり前のように夏に分類されてます。

この日いいなと思ったうた。
小宮子々さんの
沈黙を保つわたしに暗黙の賛成票のようなはなびら
もう、一目でハート決定した歌でした。
「はなびら」の体言止めがいいなって思いました。
沈黙の中でふわっと舞い落ちてきた「はなびら」の
存在感がぐっと強調されているようでした。
「沈黙を保つ」、
黙っていることで、
何かしらの意見を持っているけど、
それを表明するつもりがない、
みたいな意思表明の仕方ってありますよね。
肯定かもしれないし、否定かもしれないけど、
とにかく、
今ここで表明するつもりがない
っていう意思。
その場にいる他の人間には、
肯定か否定かはわかり得ないんだけど、
さくらのはなびらがふわりと舞い落ちてきて、
そっと自分に賛成票をいれてくれた、
みたいな想像をしました。
ところで、
この日の「賛成」のうたは、
不思議と「桜」を配したものが多くてびっくりでした。
まあ、わたし自身もその一人なんですが。

中牧正太さんの
桜木のほうへほうへと行きたがる胴長犬に今日は異議なし
犬の散歩の楽しい感じがいいですね。
散歩の途中に桜の木があって、
飼い犬がいつもそこへ行きたがるんですね。
多分普段はそのあたりで、
ぐいぐいリードをひっぱる犬と、
寄り道させたくない飼い主の間で
ちょっとした葛藤があるんだと思います。
それが
「今日は異議なし」。
犬に異議なしって、
犬に対する飼い主のフラットな心情というか、
頭ごなしじゃない感じがいいなって思いました。
びしっとした飼い主というよりも、
ちょっとふわっとした感じが和みます。
「胴長犬」って表現も、
ちょっと間抜けな感じでかわいいです。
「今日は異議なし」
静ジャックさんの
結局は君が勝つんだカーテンは夏を先取りブルーでいいよ
「カーテン」「ブルー」という
カタカナがまず目に飛び込んできて、
さわやかさが強く押し出されてていいなって思いました。
「結局は君が勝つんだ」「でいいよ」
って、
完全なぼやきですが、
それがカーテンの色決めっていう
わりと些細なことなのがいいですよね。
まあ、この感じだと、
普段から何かとなしくずし的に賛成させられてる
という気もしますが。
微笑ましいカップル像が浮かんで来ます。
このうた、最初見たとき、
「先取りブルー」という色と思ってしまって、
それいいなって思ったんですが、
「夏を先取り/ブルーでいいよ」って分かれてたんですね。
「結局は君が勝つんだ/カーテンは夏を先取り/ブルーでいいよ」
って三つに分かれるわけですね。
宮木水葉さんの
賛成と誰も諾ふことなくて花は散りてぞ時移りつる
大の苦手の古文調で、
うっと怯みましたが、
「賛成と誰も諾ふことなくて」の部分が、
ちょうどわたしのうたと逆のようで、
素通りできませんでした。
誰も賛成してない、同意もしてないけど、
花、多分さくらの花が散ることで、
時が移ってしまう
という歌意と思います。
上の句に対して、
下の句でめっちゃ古文調に変化するところが、
ちょっと戸惑いますが、
「賛成」のお題だったから、なんでしょうね。
「花は散りてぞ」の「ぞ」という強調で、
時が移るのは花が散るからなんだと
言い切ってる感がいいなと思いました。
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