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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
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うたの日(4月7日)


うたの日

4月7日のお題は「負」「指」「雨」でした。

申し訳程度の屋根にまもられて雨が止むまで濡らすつまさき(しま・しましま)

この日いいなと思ったのは、
木曜何某さんの
少しだけ雨戸を開けるいま君を濡らしてる雨の音を知りたい
でした。
「雨戸」ですよね。「雨戸」。
これがなんかすごいな、いいなって思いました。
カーテンを開けるとか窓を開けるとか、
そういう普通な感じと
「雨戸を開ける」は一線を画すと思うんですよ。
開けるまでの閉じこもり感というか、
そういうのがあっての、「少しだけ雨戸を開ける」かなと。
朝なのかもしれませんね。
何らかの理由で「君」がこの雨の中外にいることを知った主体が、
雨はどんな降り具合なんだろうと、
雨戸を開けて外を見て、
そっと耳を澄ます。
少しだけ、少しだけ「君」と同化したいのかなって思います。
「君」と主体がどういう関係なのか、
興味を惹かれる歌でした。

宇野なずきさんの
雨は青春の演出じゃないからちゃんと体を拭いてきなさい
破調ですねー。
よく読むと、上の句だけが破調になってるんですが、
全体的に破調感ありますね。
ややうわずった青春性、みたいな感じが
この破調から感じられるように思いました。
「雨は青春の演出じゃない」
って、いいですね。
無情な指摘、バッサリです。
バッサリ言い切って、向うにずぶぬれの青春の人が見えます。
ただ、バッサリ切り捨てるんじゃなくて、
「ちゃんと体を拭いてきなさい」
と続くところがまたいいなって思いました。
優しすぎてぐらっとします。
桔梗さんの
旅人の雨の匂ひの満ちてゆく駅の待合室に眠りぬ
「駅の待合室に眠りぬ」が
なんともいえずいいなって思いました。
本気寝でもうたた寝でもなくて、
眠る意識を持って少しだけ眠る、という感じがします。
駅の外は雨。
外から来た人がその匂いをまとっていて、
雨の匂いが「満ちてゆく」んだろうな。
駅だから、ガヤガヤとうるさいはずなのに、
どこか恐ろしく静かな感じがします。
「旅人の雨の匂ひ」という表現が、
わかるようで、わからないようで、
多分そういうことなんだろうなとは思うんですが、
もしかしたら違うのかもと、
ちょっと不安になる感じがしました。
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