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しま・しましま

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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
コメントとかすごくよろこびます。

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うたの日(5月1日2日)


うたの日

5月1日のお題は「難」「まぶた」「東京 vs 大阪」でした。

白色を内側にして折りたたむ七難全て見せて折り鶴(しま・しましま)

この日いいなと思ったうた。
中牧正太さんの
僕にしかできないことはなんだろう避難経路をたしかめながら
「僕にしかできないことはなんだろう」
もう、生きていく上での命題みたいなものですよね。
自分にしか出来ないことは何か、
何かっていうか、そもそもそんなものがあるだろうか。
この命題を、
「避難経路をたしかめながら」
ふと考えてしまう主体。
「避難経路をたしかめ」るっていう行為は、
逃げ道をさぐりつつ、
というようにも読めますが、
わたしはどちらかというと、
すでに半分答が出たところのような気がして、
そこがいいなって思いました。
実際のこのうたの背景については分りませんが、
この「避難経路」は、
自分自身のためのものというよりも、
自分が守ろうとしている家族や大切な人のための、
「避難経路」を、
まず何事も起こってない時点で
とりあえず確認してるって情景と読みました。
九州の地震とか、
今まで考えても無かった事態に陥ったときに、
まず守らないといけない人がある。
そういう人の、
「避難経路」の確認かな、と。
大切な人を守る
というのは、誰にでも当てはまることではあるけど、
この、特定の人、特定の家族を守るのは
「僕にしかできないこと」そのものって、
主体はそこで決意を新たにした、
そういう風に読みました。

ゆきやなぎなぎ子さんの
うんうんとうなってまゆ毛を生んでいる 今日のまゆ毛は難産だった
わーなんてガーリーなんだろう
って、一目で好きになったうたでした。
太さや細さや長さだけじゃなくて
ちょっとしたこと、
山の付け方とか、眉根の幅とか
そういうことでも失敗すると全然違っちゃうのが「まゆ毛」ですよね。
鏡にびたっとくっついて、
うんうん言いながら「まゆ毛を生んでいる」
そんな女の子って
めっちゃかわいいなって思います。


5月2日のお題は「訛り」「着」「中」でした。

思い出す 着水前の花びらがかすかにその身をこわばらせること(しま・しましま)

この日いいなと思ったうた。
木原ねこさんの
花柄の服を着てみる子の描く私に私が近づくように
子供って不思議なぐらい
お母さんが女らしいことに憧れる
ような気がしてて、
あっ、このうたのお母さんは
なんてステキなんだろうって思いました。
いつもって訳にはいかないけど、
子供の期待に
ちゃんと立とうとしてるんですね。
普段は「花柄の服」なんて着ないのに、
なぜか子供の描くお母さんは
「花柄の服」を着て笑ってる。
ウェストを絞ったフレアのワンピースとか
想像しますが、どうでしょうか。
きっとお子さんたちも
めっちゃ嬉しいだろうなって思うと
ほっこり心があたたかくて、
ホントはそういうタイプじゃないけど、
そういう私がいてもいい
って思えるところがステキでした。

三田たたみさんの
着信を拒否したひとは一人だけ あの番号を忘れられない
うっかり、園まりの
「逢いたくて逢いたくて」を思い出しちゃいました。
「~ひとは~だけ」しか
合ってないんですけども。
好きだったから、
着信で動揺させられるのが怖かったから、
敢えて「着信拒否」にした。
そういう唯一の人だったのかなって思います。
着信拒否するまでは、
番号そのものは覚えてなかったんだけど、
その後で、何度もそのことを考えて、
とうとう覚えてしまって、
そして忘れられなくなってしまった、
とか、想像すると切ないですね。
萩野聡さんの
半身を陽に灼かれたるわれとブイただ漂える青に着きたり
強い青春性が眩しいうたでした。
「われ」が鮮やかに浮かび上がって、
その健やかさと孤独がもう
めっちゃ眩しいな!
って気がしました。
「ただ漂える青に着きたり」
っていう到着点も好きです。
岸でも島でもなくて、
「漂える青」。
青春すぎる。
「たり」の満足感のある感じもいいなって思いました。
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