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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
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うたの日(5月20日)


うたの日

5月20日のお題は「風呂」「楽器」「稲妻」「万」でした。

音のないとおい稲妻 書きだしのまま投げ出したゆうべの手紙(しま・しましま)

ハートをいれたうた。
井田直さんの
晴れた日に稲妻柄の傘を買う ストックしてるうたは燃やそう
まず、下の句の
「ストックしてるうたは燃やそう」
にガーンと打たれてしまいました。
ストックどころか、
結局形にならなかったフレーズや
あきらかな失敗作まで、
なんとなくメモ帳に残しているわたしですが、
この思い切りの良さは
とても羨ましい。
すてき。
かくありたい。
って、まあ、作中主体も、
まだそれを行動に移してはいないんですけれど、
そう思いつくところがいいなって思いました。
で、
その力をくれるのが、
「晴れた日」であり「稲妻柄の傘」であり
「買う」という行為なんだと思います。
今必要、ってわけじゃないものを買うのって
何か心が豊かになるような気がします。
それがしかも「稲妻柄の傘」。
鋭角的でポップな柄を想像します。
うん、力をくれそうな柄って気がします。
未練がましいことは捨てちゃって、
また一から新しく作ればいい、
そういう気持にさせてくれそうだなって思いました。

音符をいれたうた。
きつねさんの
新商品禁断の果実味を食べじゃがりこガールに走る稲妻
「禁断の果実味」
いいですね。
りんご、桃、ざくろ、いちじく。
具体的に想像すると、
何の果物にしてもどこか淫靡な感じがします。
しかし、わたし的にこれが一番禁断だろうと思われるのが、
果実味のじゃがりこ
である可能性が高いこと。
「じゃがりこガール」が口にするんだから、
これはやっぱりじゃがりこであって欲しい。
しかしフルーツ味のじゃがりこ……。
かつてわたしを
番宣CMで流れた一言だけでとりこにした
伝説の塩メロン味のポッキー(だと思われる)をも
凌駕する未知の味がしそうです。
「じゃがりこガール」に走るのは、
禁断の果実を口にした何かのめばえなのか、
おそるべきミスマッチへの驚きなのか。
上の句にあたる部分にスピード感があって、
それが「じゃがりこガール」に
稲妻が走るまでの時間の短さを感じさせるようで
いいなって思いました。
そして、さっきから、鍵カッコつけて
しつこく引用してますが
「じゃがりこガール」ってフレーズのポップさが
大好きです。
詩穂Pradoさんの
イナズマの激しい光浴びながら 海牛たちの祭りはじまる
ここだけの話、
もとのうたは初句が「イマズマ」になってたんですが、
実はご本人から書き間違えと言われるまで
全く気がつきませんでした。
下の句の「海牛」と対比させるなら、
漢字で稲妻でもいいんじゃないかなぁとか
そんなことを思ったぐらいで。
さて、
その「海牛」ですが、
これは普通に「うみうし」と読ませるのか、
「かいぎゅう」と読ませるのか、
そこがちょっと分らなかったんですが、
稲妻の光の下で祭りという情景は、
ジュゴンとかマナティのような大型のものよりも、
ウミウシの方が、
ぽいかなぁと。
海上の稲妻のマクロと
浅い海の中の海牛たちの祭りのミクロの
対比も印象的だし、
なによりイメージが妖しく美しいじゃないですか。
やだすてきすぎる。
たかはしみさおさんの
稲妻をぼんやりみてる濡れた髪ああフラれたとようやく気づく
うたの日の他の方の評をみて、
ああ、雨の中にいる、
という状況も確かにあるなぁ
って気がつきました。
わたしは、うたの日に
呆然と帰宅して、機械的にいつものようにお風呂に入って、
稲妻が落ちる窓の外を無感動に見ているうちに、
「ああフラれた」とやっと事態が飲み込めてきた、という感じかなって思います。
稲妻が雨を連れてくるように、このあとの主体の心境を考えると辛いです。
ってコメントしたんですが、
雨で濡れた髪って、
その時はもう全然思い至りませんでした。てへ。
もうね、
家でお風呂入って髪を洗った後だとばっかり。
「稲妻をぼんやりみてる」「濡れた髪」「ああフラれたとようやく気づく」
という切れ方をするうたと思うんですが、
「稲妻をぼんやりみてる」「ああフラれたとようやく気づく」
に、ぴょっと挿入された「濡れた髪」の存在が、
フラれたと気づく前に、主体に認知されないといけないような
そんな気がして……
と、ここまで打っておいてなんなんですが、
もしかしてこのうたは
「振られた」と「降られた」が掛けられてたのかな
って今の今気がつきました。
そうなのかな……。
高岡恵さんの
われらこそ白き稲妻騎馬戦の先頭役にて顔を擦りむく
面白くて音符を入れました。
運動会の騎馬戦で「白き稲妻」というネーミング、
しかも「われらこそ」という
めっちゃ力の入った中二っぽい詠み出しが面白いですよね。
しかも「先頭役にて顔を擦りむく」
というオチまであって。
「稲妻」並の速さで墜ちていったような感があって、
思わずふふっとなってしまいました。
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