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こんにちは
しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
コメントとかすごくよろこびます。

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うたの日(6月5日)


うたの日

6月5日のお題は「進」「ショートヘア」「ピエロ」「磁石」でした。

雲がもうあんなに遠いわたしとは違う時間を進んだように(しま・しましま)
地上を吹く風はあんまりないようなのに、
雲だけがぐんぐん流れて行くのって、
なんとなく不思議な感じで見入っちゃいます。

ハートを入れたうた。
雀來豆さんの
二進法に取り憑かれたか昨日から歩くリズムがどうもおかしい
具体的にどういう感じ、
とかよく分からないんですが、
妙に惹かれるうたでした。
「昨日から歩くリズムがどうもおかしい」

「どうもおかしい」
のとぼけた感じが可笑しいです。
「二進法に取り憑かれた」場合の歩くリズムの変化って
どういうんでしょうね。
わたしは左右の足半歩ずつでワンセットの動きみたいな、
おもちゃのロボットみたいなリズムかなって想像しました。
変だということは意識できるのに、
どこがどう変だとは分からなくて修正できない、
みたいな不安感も感じられるところも好きだなって思いました。

音符を入れたうた。
中牧正太さんの
厳しさはあなたのためと言う人を信じなかった 三コマ進む
一マス空けの「三コマ進む」がいいですよね。
昭和からの定番ボードゲームに人生ゲームがありますが、
ああいうすごろくタイプのゲームに
自身の(作者自身の、とは限りませんが)人生観を置き換えた、
なんていうかアイロニカルな印象のうたでした。
「三コマ進む」という、
やや唐突なゲーム用語(?)を登場させるところとか
ドライなユーモアぽく見せかけて、
結句でどーんと突き放す感じ、
なんか惹かれるものがありました。
こりけケリ子さんの
氷山の進路は分かれしろくまと僕はそれから十年の離別
氷山が北極から切り離されて、
それに乗ったシロクマが不安な様子でいる
みたいな映像見たことがありますが、
あそこに「僕」もいたのかも知れません。
岸から離れ、また二つに割れた氷山の、
ひとつに「しろくま」ひとつに「僕」。
そう考えると
「十年の別離」は
長いんだろうか短いんだろうかって思っちゃいますね。
「十年」と具体的な数字があるので、
「しろくまと僕」はその後再び出会うことが出来たのかもしれないけど、
きっとお互いにドラマチックな十年だったんだろうなとか
想像が広がるうたでした。
淡々とした詠み方がいいなって思います。
佐藤博之さんの
下流より護岸工場がゆつくりと進む。水門に未だ至らず
「護岸工場」は「護岸工事」の誤入力かなと思って、
「護岸工事」として読みました。
いいな、好きだなって思って、
これが「工事」ならハートを迷ううただなって
思いました。
「ゆつくり進む」がいいですよね。
実際にこういう工事はゆっくり進むものではありますが、
折に触れてその光景を見ている主体のまなざしが
この「ゆつくり」から感じられるような気がします。
冬から春へ春から夏へと季節が移り変わって、
川辺の風景が変わっていく中で、
ゆっくりと護岸工事が進んでいく、
という流れごと、主体は見ているような気がします。
「水門に未だ至らず」がまたいいですよね。
この重々しさ。
わたしは
「すいもんに/いまだいたらず」
と読んだんですが、
もしかしたら、
「かりゅうより/ごがんこうじが/ゆつくりと」からの
「すすむ・すいもん/に・まだいたらず」
でちょうど31文字なので、
その可能性もあるんですが、
重いほうが似合うなって思うので、
「いまだ」と読みたいです。
実はこのうたをハート候補からはずした理由は、
勿論誤入力のためなんですが、
単なる誤入力だったのかが、
最後までわからなかった、というのが大きかったりします。
いや、だって
もしかしたら作者の頭の中に、
本当に「護岸工場」が建ってるかも知れないじゃないですか。
完全ロボット化された護岸工事のためのシステムがある、
そんな近未来を視られた、
とも読めるなって思うと、
本当に誤入力だったのか、ちょっと不安がありました。
萩野聡さんの
進んだら戻れぬマリオ左端で何度もジャンプしてる郷愁
最近のスーパーマリオ事情にはあまり詳しくないんですが、
確かにわたしの知ってるマリオは、
エリア切り替えしてしまうと、
それまでのエリアには戻れなくて、
左端でびょんびょんするしかなくなります。
「郷愁」は、
そんなマリオを操った主体の「郷愁」なんだろうと思いますが、
同時に、
前エリアへは戻ることが出来ないマリオ自身の
浸ることが出来ない「郷愁」なのかもと思うと、
切ないような気がします。
「左端で何度もジャンプ」の
ちょっと間抜けな感じと「郷愁」の甘さの
組み合わせが好きだなって思いました。
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