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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
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うたの日(6月27日)


うたの日

6月27日のお題は「塾」「蛇」「制服」「格好」「根性」でした。

蛇を見てこぼした息をそのままに日向ゆっくり日影にかわる(しま・しましま)
初句、もうちょっと何とかなったかも……
と思うんですが、同時に、
ここはこのぐらいの直截さでもいいかな
とか、
なんか詠みながら揺れてました。
あそこで蛇を見た
って思うと、その日一日「あそこ」の場所が
妙に気になってしまったりします。
爬虫類とか両生類とか嫌いじゃないけど、
蛇を実際に間近に見ると固まってしまう。
もしかしたらわたしはカエルだったのかも。

ハートを入れたうた。
森下裕隆さんの
青と赤、蛇口の栓が逆やねん。泣きたいときに笑てまうねん。
「泣きたいときに笑てまうねん」
いや、ずるいぐらいに関西弁が効いてるうたって思います。
何かの間違いで冷水と熱湯の栓が逆についてて
それをなぜか直してない
ってところありますね。
ひとりっきりで泣きたいんだ
って時に、
うわっ冷たっ
なんなん?
あっ逆……
ってなったら、
やっぱり思わず笑っちゃって
涙も一旦引っ込んじゃいますよね。
もー…もーなんやねん…
みたいな。
(自分由来のではないけど)トホホな感じと
関西弁のリズミカルなツッコミな感じが
ユーモラスで、
あとからじわっと切なさの余韻が漂うようで
すきなうただなぁって思いました。

音符を入れたうた。
キョースケさんの
庭先をアオダイショウが走り去り「うちも立派になったな」と父
ハートを迷ったうたでした。
あっさりとした詠みぶりのうただけど、
「うちも立派になったな」という
父親の言葉そのままに、
何か胸に迫る思いみたいなものが漂う幸せなうた
って思います。
比較的新しく設えられた庭なのかな。
新築のお家の庭って、
まだ生活の匂いも生き物の匂いもしませんよね。
それから一年たち、二年たち、
気がつくと、
この庭の(登記上の)主の知らないところで
新しい生態系が出来てる
って感じなのかなって思いました。
アオダイショウが家の守り神的存在、
みたいな説もありますよね。
スピリチュアルな意味ではなくて、
ねずみとかを捕食してくれる存在として
実際に家を守ってくれてる、みたいな意味で。
いろんな感慨が
「うちも立派になったな」
に、込められているようで、
なんだかじんとする重さのある言葉だなぁって思います。
西村曜さんの
く、と蛇口しめる音してああきみがさみしいことに気づいてしまう
「蛇口」をしめるかすかな音にすら、
「きみがさみしいこと」に気がついてしまう
っていうのは
ものすごくセンシティブな人なんだろうなって
そんな気がします。
主体が。
もしかしたら、
さみしいのは主体自身なのかなって思ったり。
「く、」という音ですが、
蛇口のコックをひねるときに、
手首を動かす感じの
あの「く」な感じかなあ、
だとしたら、
外から見てる人が聞ける音というよりも
自分自身が感じる音っぽくて、
蛇口をしめる「きみ」を見ている主体が、
その一瞬だけ、
「きみ」と同化してしまったような気がします。
だから、「きみがさみしいこと」にも
気がついた、
のかなとか思います。
吉川みほさんの
アコーディオン蛇腹の角度変えてみる少し不穏の混ざる風音
「少し不穏の混ざる風音」
ああー、なんかわかるなぁ
って感じがします。
アコーディオンとか、足踏みオルガンとか
どことなく哀調が感じられるのって
この
「少し不穏の混ざる風音」が
するからなのかなぁとか
思ったりしました。
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