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しま・しましま

Author:しま・しましま
こんにちは
しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
コメントとかすごくよろこびます。

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「未来」五、六、七月号掲載分


自分の短歌をある程度まとめておきたいな
って思ってて、
ちょっとずつ、
このブログにアップしていきたいと思います

とりあえず、
まずは結社誌に載ったものから。

今年、2016年の五月号がデビューでした。
あ、
一応付け加えておきますが、
毎月十首投稿しています。


「未来」五月号
いいえマム、あなたが落としたはずですと押しつけらるあらゆる刃物
返信は出すべきだろういくつものポストを過ぎて歪んでいるが
暗闇で握った手袋(なかの手はたしかにあなたの手だったろうか)
反故にした約束だけでできている記憶のなかの町の一角
三連のプリンとシルバニアファミリーどちらも多分来世の家族
早春のひかりを通す無漂白のコーヒーフィルター指でひらいて
アイロンのまだあたたかい 手を触れてこのまま冷たくなるのを看取る

「未来」六月号
チラシと共に押し付けられた花種がかばんの中でひやりと触れる
傷つけることが無闇に怖かった頃もあったねガーゼハンカチ
寝返りのたびにざらざらそば殻のどこかでこぼれるわたしのからだ
くつしたは教えてくれる傷むのはいつも大事なところからだと
最初からバターの入ったロールパンちぎってしょっぱさ噛み締めている
手の中でロックアイスを割りながら冒険の果ても意外に明るい
干しぶどうひとつぶ湖へ投げてやるなんの鳥だか当ててごらんよ

「未来」七月号
どこまでも入れ子のようにドアがあるわたしはどこで諦めましょうか
闘わず手に入れたパン食べこぼすぼろぼろ月のあかりの庭へ
シリアルにバナナスライス昨夜見た月なんてもうとんでっちゃって
少しだけうとうととしていましたか国道はもう海に沿う光
ゆく宛もなく散るさくら賛成を意味するまばらな拍手の底で
シャープナーに鉛筆の先つっこんだままでそこから動けずに日暮
干しおえた布団の熱のとれるまで書かない手紙を考えている
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