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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
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うたの日(2月4日「昔話」「教」)


2月4日のうたの日は「昔話」「魔」「教」「ドイツ」でした。

「教」の方に投稿したんですが、
「昔話」も面白くて、選とコメントを入れさせてもらいました。
そっちの方は、とりあえずうたの日のサイトで思ったことはかけたかな。
ハートを入れたうただけ、
もうちょっと感想をかかせてもらいます。

かんぬきたくみさんの
お爺さんは欲張り爺との面会でも昔話に花を咲かせる
まず、
うわっ欲張り爺さんなにかやっちゃったんだww
って思って面白かったですね。
「面会」っていうたった一文字ですが、
欲張り爺さんは現在どこかに収監されてるような。
あとで考えたら、入院してるとかホームに入ってるとか
そういうケースも考えられて、
それはそれでほのぼのと苦みがあって面白いですよね。
で、
「欲張り爺」といえば、
「花咲かじいさん」「おむすびころりん」
あと、これはよくばりと言っていいのかですが「こぶとりじいさん」とか
色々いますが、
やっぱり「花咲かじいさん」の欲張り爺が一番インパクトがあります。
この昔話自体が一番メジャーということももちろんありますが、
爺が一番悪辣なんですよね。やりたい放題か!ってぐらい。
なので、
「面会」という言葉から、
とうとうやりやがったか
みたいな印象があったのかも。
なのに、なのにですよ。
そんな欲張り爺と面会して昔話で盛り上がれるって、
(正直)爺さん、いい人すぎるでしょ。
いや、欲に目がくらまなければなかなか楽しい隣人だったのかも
とか、想像が膨らみました。
「面会でも」の「でも」って二文字に、
(正直)爺さんの人柄とか二人の関係性がほんのり見えるようでもありました。
あと、うまいなぁって思ったのは
「昔話に花を咲かせる」という四句結句。
一般的に使われる普通の言葉でもあるんですが、
ここにお題の「昔話」のフレーズの読み込みと、
「花咲かじいさん」を思わせるフレーズが入ってるっていう。
うーん、とても面白い、うまいなぁって思う一首でした。

「教」
教わった通りに曲がるスプーンにかすかにチキンカレーの匂い(しま・しましま)

ハートを入れたうた。
のぅてんきさんの
長き尾を上下に振りて鶺鴒(せきれい)は異名を嫁教鳥(とつぎをしへどり)とふ
「教」っていう言葉から、セキレイが出るって
なんかその意外性にまず目を引かれたうたでした。
セキレイ、なんかめちゃ見かける鳥ですよね。
白黒で可愛らしくて、何故か道路とかをトテトテ歩いてる。
好きな鳥なので余計に登場にびっくりして、うれしかったです。
このうたでは、
そのセキレイが
「長き尾を上下に振り」ているとだけ描写して、
あとはセキレイの異名が書かれてるだけ。
シンプルだけど、この異名がいいですよね。
そこからぐっと日本の神話の世界まで広げてくれるという。
「長き尾を上下に振り」というのも、
実はイザナギとイザナミがその姿を見て、
子作りを学んだ
っていう説があるのを、
ふっと思い出されたんでしょうね。
「教」という題から単純に見ても、
差し棒を振る教師みたいにも思えて面白いなって思いました。

音符を入れたうた。
WPPさんの
したためた文字の乱れに教えられあかるい色の切手を選ぶ

主体は多分、
日常的に手紙を書くタイプの人かなって思います。
「あかるい色の切手を選ぶ」
という下の句からそんな雰囲気がします。
手元に選べるほどの切手のストックがある
っていうか、
手元になくてもいいんですが、
切手は選べる
っていうこと、
知ってる人からすると当り前のことと思いますが、
知らない人からすると考えたこともない事だと思うんですよね。
ちなみに少し前の自分がそうでした。
窓口で82円切手くださーいっていうと
だいたい例の梅の切手ですしね。
この手紙にはこの切手、この相手にはこんな切手、
そういう楽しみ方もあるって知って、
アナログな手紙の楽しさを再認識したような気がします。
ってちょっと脱線しました。
このうたでは、「あかるい色」をチョイスしたのが、
自分の「したためた文字の乱れ」から何かを教えられたから
っていう。
明るさ、やさしさ、なにかそういうモノがちょっと足りない、
そんな乱れ方だったのかもしれません。

きいさんの
教室の窓際だけが見える空 したいことなんてまだわからない
情景がすっと見えてきて、
あー、そういう感覚あったなぁってなったうたでした。
「したいことなんてまだわからない」
中学とか高校って、
なにかと進路希望調査票を書かされた気がします。
中学はまだ高校をどこにするかだけなので、
まだぼやっとしててもよかったんだけど、
高校ぐらいになると、
進学か就職か、
進学だったらどこへ行きたいか、
というかどこで何を学んで何になりたいのか
っていうことを考えろって
目の前に突きつけられてるような感じがします。
「したいことなんてまだわからない」
という下の句のフレーズには、
単純に、まだ考えられないよっていう気持だけじゃなくて、
それを考えさせられることに対する反抗心みたいなものが
うっすらと見えるような気がします。
それは、調査票を見ながらそう考えるんじゃなくて、
目をそらして窓から外を見てるらしいところからも
そんな感じがしました。
「教室の窓際だけが見える空」って
そういう意味なんですよね?
教室の窓際でだけ見える空があって、
それを主体だけが今見てる、
みたいな感じなんじゃないかなって思うんですが、
語順がちょっとおかしいかなって思います。
語順、ではないのかな
「窓際でだけ見える空」「窓際だけが見せる空」
とかでもいいのかな。

梶原一人さんの
Fコード押さえるたびに教わりし兄の俯く顔に陽が射す
the 郷愁!
みたいな情景にぐっときたうたでした。
「Fコード」ってもう反則的なワードだなぁ。
それだけで、ギターを習い始めた頃が浮かんで来るような気がします。
主体は兄にギターを教えてもらってたみたいですが、
この「兄」っていうのもなんかいいですよね。
どこの兄弟でもだいたいそうじゃないかと思うんですが、
幼い頃とか少年時代はとても仲が良くて、
その後も別に何かいさかいがあったわけじゃない
って場合でも、やっぱり成長していくと、
うっすらと遠い存在になっちゃう。
あの頃は……って感覚が兄と弟って似合う気がします。
このうたは、ちょっと言葉数が多いのかごちゃっとしてて
分かりにくいような気もするんですが、
「教わりし兄」、
あの頃ギターを教えてくれた兄、
「兄の俯く顔」
教えながら背を丸めてギターを弾いてる姿かな
って思います。
それが
「Fコード押さえるたびに」
今現在、一人でギターを弾くたび、
あの頃苦労したFコードを押さえるたびに、
その姿が思い出される。
みたいな。
西日の当たる子供部屋の窓際とか、
そういうところを想像します。
アコギかなぁ。
アコギと西日ってなんか昭和っぽくて似合いますよね。
実際の当時の兄の横顔にも、
思い出の中のイメージにも
西日が赤く射してるって感じがいいなって思いました。
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コメント

ありがとうございます!

またこちらでしましまさんの「うたの日」の感想を読めるようになって嬉しいです(⌒∇⌒)
私の歌も取り上げてもらって幸せーー♪
あんな拙い歌でもちゃんと意味を汲み取ってもらっててさすがです。上の句についてはその昔窓際族なんて言葉があったのでいけるかと思いましたが、やっぱり変でしたね。「窓際でだけ見える空」「窓際だけが見せる空」のご提案になるほどーーと思いました。ありがとうございます。精進しまっす☆

Re: ありがとうございます!

コメントありがとうございます!
コメントあると、あー読んでもらえてたー思ったこと伝わったーって思えてうれしいです。
なりたいもの、したいことなんてないのに、もうそろそろ考えなさいっていわれるの辛いですよね。
わたしは特に高校生の時に遊ぶことしか考えてなかったので、
やめてってなってました。

ありがとうございました。

今回、拙歌に♡と評をいただいた上にブログでも触れていただいて、とても嬉しいです。ありがとうございます。
セキレイ、かわいいですよね。しま・しましまさんの評の、尻尾が差し棒というのには、なるほどそうも見えるなぁと感心しました。
あと、歌には入りませんでしたが、セキレイはさえずり方がおしゃべりをしているようで、するどい一声は「こうよ!」って感じにも聞こえるので、そのへんも教え鳥の由来になっているのかなーなどと思いました。
立春の日ということもあっての一首でした(笑)
おじゃましましたー(^^)ノ

Re: ありがとうございました。

コメントありがとうございます。
セキレイかわいいですよね。
でもそういえばそのさえずりはあまり聞いた事がなかったかもです。
そういうのも分かっているとより楽しく読めただろうなって思います。
すてきなうたをありがとうございました。

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