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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
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うたの日(2月9日「あ」で始まる歌)


2月9日のうたの日は「ピクルス」「横」「心臓」「「あ」で始まる歌」でした。

「「あ」で始まる歌」
姉の手にひかれて行けばちり紙に包んだお菓子の手触りがする(しま・しましま)
数日前から、
昭和テイストに、ちり紙にくるまれたバラのお菓子のイメージが
なんとなく頭の中に浮かんでて、
まあなんか形に出来てすっきり、という感じです。
幼いときの年の離れたお姉さんって
そんなイメージがします。
年の離れた姉というか、姉自体いないんですけども、
なんとなくそういうイメージ。

ハートを入れたうた。
森下裕隆さんの
あかぎれの指を気にしてあと幾度ふゆの電車を乗り換えるだろう
「あかぎれの指」がうたの冒頭で、
どんっと登場することで
何かこのうたの主体にぐっと肉薄するような感じがして、
「あと幾度~だろう」
っていうその人の感慨にちゃんと体があるみたいな
うーん、うまく表現できないけど、
そんな感じがしていいなって思いました。
「あかぎれの指」は、
今実際に主体がそういう指をしてるってことと読んで、
(今こうやって)「あかぎれの指を気にして」(いるように)
「あと幾度」(こんなふうに)「ふゆの電車を乗り換えるだろう」
っていう、現在の立ち位置から、まだ見えてこない未来を思ってる
みたいな、そういううたなんだなって思いました。
なので、わたしの中のこのうたの主体は、
あかぎれの指を労りながら、乗り換えのホームに立ってる
そういう感じかなって。
電車の乗り換えって、別に通勤でしかしないって訳ではないと思いますが、
「あと幾度」というフレーズから、
現在のところはこうやって毎日通ってるんだけどって
そういうニュアンスがうかがえるかなぁと。
で、もし通勤の風景だとしたら、
「あかぎれ」も主体の仕事に関係して出来てしまうものなのかも。
仕事が変ることがあるのか、職場が変ることがあるのか、
まだ本人にも何も分からないけども、
ふとそんなことを考えた
みたいな感じかなぁって思って、
なんかいいなぁって思いました。
「ふゆの電車」の「ふゆ」というひらがな表記もいいなって思います。
これは、わたしがホームに立ってるところだって読んでいるから
なのかもしれませんが、
冷たくなった手に息を吹きかけてるような、そんな音にも思えました。

音符を入れたうた。
ひなこさんの
朝練の声の中から聞き取れるきみの「ドンマイ」われを励ます
「朝練」っていうのも、
なかなかのパワーワードだったんだなぁ……
って思わせられるうたでした。
「朝練」っていうだけで、
わーっといろんな風景が見えてくるみたい。
中高と運動部どころかまともに部活に勤しんだ経験のない
そんなわたしでも、
なんか色々と想像が膨らみます。
同じ部で一緒に練習してるのか、
違う部で少し離れたところから聞こえる声を聞いているのか、
もしかしたら、
その声が聞きたくて、朝練してるところを見に行ってるのかも。
どちらにしても、
きっとその「ドンマイ」は
主体に向けられた言葉ではないだろうけども、
ちゃんと「きみ」の「ドンマイ」を聞き分けて、
その「ドンマイ」に励まされる、
うーん、いいなって思います。青春な感じ。
特にわたしがいいなって思ったのは、
「われを励ます」という衒いのない結句。
読んでる側にもすっと入ってくる気持のいいうたって思いました。

梶原一人さんの
愛憎の愛がわずかに勝ち越して記憶の母はわれに微笑む
うたの日に
時には愛、時には憎の方が勝つこともあるでしょうか。子としての複雑な気持が感じられていいなって思いました。
と、コメントを入れました。
こういううたって、色々と分析したり気をまわしたりするのが
なんとなく躊躇われるような気がして、
なかなか個々がこうで、こうなんだろうな、こうかと思います、
みたいな事が言いづらいです。
でも、こういう親に対する複雑な思い、胸にずんと来るものがありました。
「愛憎」というフレーズの強さを最初に置いて、
それが浮かない下の句の強さがあるなぁって気がします。

冬桜さんの
新しい名前をつけてくれたこと湯船に君の声が浮かんで
「新しい名前をつけてくれた」
っていうのは、
あだなとか、新しい呼び名とか
そういうものをつけてくれたってことでしょうか。
その場では主体が「君」にどういう態度をとったのかわかりませんが、
家に帰って、一人お風呂の中で、
じわじわとそのことがうれしくなってる
みたいな感じのうたかなって思うと、
めちゃかわいいなって思います。
「湯船に君の声が浮かんで」の
「君の声」っていうところも、
なんか、あーそうなるよねって感じ。
「新しい名前」を言うときの「君の声」。
可愛くてフレッシュな感じで好きなうたでした。
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