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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
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うたの日(2月12日「ハンバーガー」)


2月12日のうたの日は「サーカス」「ハンバーガー」「小指」「柄」でした。

「ハンバーガー」
ぺちゃんこでしめったハンバーガーだけどオレでよければ話を聞くよ(しま・しましま)
実は最初、「ハンバーグ」だと思い込んで考えていたんですが、
早めに気がついてよかった。
でも、ハンバーグの余韻が残ってしまったみたいで、
どうかんがえてもこの「オレ」は
ハンバーグ師匠。

ハートを入れたうた。
太田宣子さんの
バーガーを上手に食べて笑ひ合ふ僕らは野心の味を知らない
「僕ら」って言葉、
なかなか難しい言葉だなって思います。
主体と、あと誰のことを言ってるんだろうって
そこがひっかかってしまうことがあります。
このうたの「僕ら」は、
とりあえず
「笑ひ合ふ」「僕ら」なんだろうなって思います。
主体と、ハンバーガーを食べながら笑ってる人(あるいは人たち)。
話がそれますが、
わたし今40代の後半にいるんですが、
20歳ぐらいの頃、ロッテリアでアルバイトしたことがありました。
そこで、多分最初の日だったんじゃないかって思うんですが、
「ソースがこぼれやすいので、包みを開いて外さずにお食べ下さい」
って言ってね、
みたいな話があったのを覚えてます。
袋から出さずに食べてくださいっていうと、
そのまま袋ごとかじっちゃうお年寄りがいたから
みたいな話だったと思います。
さすがに田舎の島根でも、
当時すでにハンバーガーはめずらしい食べ物でもなんでもなかった
ので、わたしもびっくりしたんですが、
まあ、当時のお年寄りなら、
ハンバーガーは日常的な食べ物ではなかったのかも。
ハンバーガーは安価でお腹もふくれるけど、
お金のない若者の食べ物、みたいなイメージが、
それより若い年代の方たちかなって思います。
今の50~60代ぐらい?
バブル時代を経験してて、
周囲に成功例がうろうろしてて、
ハンバーガーでお腹を満たしてるのも今だけ
って信じられた世代。
ちなみに、当時のお年寄りと、この世代の中間の世代は、
パンはお菓子
って世代かなって気がします。
(うちの親とか見てると)
なんでこんな脱線話を長々としたかというと、
このうたの「僕ら」には、
そういう世代的な繋がりの「僕ら」のイメージもあるなって
そう思ったからでした。
前述したバブル経験世代と、このうたの「僕ら」は違うんだって
そういってるような気がします。
「ハンバーガーを上手に食べて笑ひ合ふ」
ってフレーズ、上手いなぁって思います。
やさしいゆるやかな連帯感が感じられて、
今の若者感あるなぁって思いました。

音符を入れたうた。
宮嶋いつくさんの
はじめての感動を思い出せないしもう近隣にドムドムがない
これは二物衝撃のうただなって思いました。
うーん、短歌用語として二物衝撃ってあるんでしたっけ?
二つの直接的な因果関係のない事柄をぶつける
みたいなことですが。
「はじめての感動」
これは、題が「ハンバーガー」ですし、
下の句に「ドムドム」ってハンバーガーチェーンの名前が登場するので、
ハンバーガーを初めて食べた感動
って思ってもいいんだろうけども、
なんの感動でもいいかなって気がします。
なんでも時間が過ぎれば、
どんな感動でも薄れてきてしまう。
軽い感動だったら、もう思い出せなくなっちゃっても仕方ない。
てことを、
子供の頃、あんなに通ったドムドムバーガーの店舗も、
もうめっきり見かけなくなってしまった。
って話に繋げて、
さらっと時が流れて行くさみしさを詠まれたうたって思いました。

WPPさんの
いつ見てもハンバーガーは明るくて わたし恋愛できないはずだ
たしかに明るいな!
って言われてみればホントそう!
って感じのうたでした。
バンズの丸さも、色あいも、
ライトな佇まいも、全部明るいな!って。
そこからの
「わたし恋愛できないはずだ」
がかなり飛躍してるんですけども、
こんなライトで軽くて明るいもので満足してるから、
ちゃんとしっかり「恋愛」できないんだ
って思っちゃう気持も、
なんとなーく分かるような……。
食べようとしたハンバーガーを前にして、
そんなことに気付いちゃってしょんぼりしてる女の子
そんな情景を想像して、
なんかかわいいなって思いました。

松木秀さんの
「ポパイ」観てハンバーガーにあこがれたハンバーガーばかり食う奴がいた
うたの日に書いたコメントをそのまま転載しますが、
「ポパイ」たしかにハンバーガーをおいしそうに食べるキャラクターがいましたね。
「ハンバーガーにあこがれた」で一旦切れて、(ポパイのキャラクターに)「ハンバーガーばかり~」ってなるのかなとも思ったんですが、「ハンバーガーにあこがれた」「ハンバーガーばかり食う」はどっちも「奴」に掛かってる言葉と思って読んだ方が好きかなって思って音符を入れます。言葉の並べ方が面白いなって思うので。
と、昨夜はそう思ったわけです。
「奴」が、「ポパイ」の登場人物、今調べたらウィンピーって人でしたが、
その人のことではない方が、
「主体」→「奴」→「ウィンピー」→「ポパイ」
って、広がる感じが面白いかなぁって思ったわけですが、
うーん、どうなんでしょうね。
ウィンピー氏の食べていたハンバーガーは、
お皿の上に乗ってるタイプのやつで、
たしかにそれはステキな食べ物っぽい感じがします。

荻森美帆さんの
まなうらに駱駝の昼は訪れてハンバーガーはみるみる丘に
不思議な雰囲気のうたで、
なんだかとてもうっとりとしてしまいます。
「まなうらに駱駝の昼」
ふわーっと明るい光とあつい砂が浮かんで来て、
思わず目を閉じてしまいそう。
ていうか、
「まなうらに」なので、もう主体は目を閉じているのでしょうか。
ふわふわーって眠くなって、
目をパチパチしても眠気が払えない、
みたいな感じを想像してしまいます。
「ハンバーガーはみるみる丘に」という下の句も、
眠すぎてだんだん遠近感がおかしくなる感じを
思わせるような気がします。
ところで
駱駝といえば砂漠
砂漠といえばピラミッド。
ピラミッドの近くにケンタッキーフライドチキン店がある
というのは有名な話だと思いますが、
別の観光地にはマクドナルドがあるらしいですね。
それはあまり関係はないのかも知れないけど、
ふっと思い出したので書いちゃいました。

永昌さんの
はみ出したミートソースを掬い取るフレンチフライ、芯まで熱い
モスバーガーの店内に写真と一緒に飾られててもおかしくないような、
スマートにモスの魅力を詠まれたうたって思いました。
リズムもよくて、四句目のあとの読点で一拍置く感じが
おしゃれに効いてるような気がします。
わたしはオニオン派なんですが、
モスのフレンチフライポテトは他よりも太めで、
「芯から熱い」感じ。
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