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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
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うたの日(2月14日「つづきはWEBで」)


2月14日のうたの日は「キス」「前戯」「からの」「つづきはWEBで」でした。

「つづきはWEBで」
かくれんぼゆっくり百まで数えたらもう日が暮れるつづきはWEBで(しま・しましま)
かくれんぼは夕方やるとちょっと辛い結末になる
かも知れません。

ハートを入れたうた。
常盤このはさんの
青虫がサナギになって羽化を待つ つづきはWEBで見ないでおこう
えーっと、まず超深詠み、もしかしたら斜め下からの切り口だったら
ごめんなさいと先にあやまっておきます。
ごめんなさい。
「青虫がサナギになって羽化を待つ」
このサナギから羽化って、
案外待たされるんですよね。
手持ち無沙汰な感じです。
なんか他のことして待つわけですが、
さて、現代にはネットがあって、
色んな情報が待たずに手に入るわけです。
どのぐらい待たされるのか、
どんな風に羽化するのか
ってことももちろんネットにあるかと思います。
っていうか羽化の詳細なんかは
めちゃめちゃありますよね。
でも、それを「見ないでおこう」
という主体。
でもちょっと待って。
目の前にすでにサナギ状態のやつがいて、
このつづきをWEBで確認する人って
あんまり一般的ではないような気がします。
どちらかというと、
敢えてWEBで見る
という人もいるかも……
みたいな感じじゃないかなって。
ところがこのうたでは
「つづきはWEBで見ないでおこう」
という。
まるで、つづきをWEBで見るのが当り前のところだけど
みたいな言い方がしてあって、
そこが面白いなって思いました。
もしかしたらわたしが古いだけで、
今はもうすでにそういう時代なのかも知れないんだけど、
ちょっと時間短縮を美徳とする近未来の姿みたいにも思えて
それに対するアンチなうたなのかなって思いました。
目の前に生々しいサナギが息づいてて、
でもその「つづき」を「WEB」で見るという選択肢が
すでに当り前、
みたいな薄ら寒い世界とか考えて、
面白いなって思いました。

音符を入れたうた。
遠井海さんの
WEBの人にホントに会えた人間だった今日はありがとつづきもWEBで
すごく面白くてハートを迷ったうたでした。
全角大文字の「WEB」にちょっと違和感があったのが
残念な感じでしたが、
わたしの好きな感じの舌足らずの良さみたいなのが
すごく感じられる、
わたしの好みの雰囲気のうたでした。
「WEBの人にホントに会えた」「人間だった」
「今日はありがと」「つづきもWEBで」
って、四つのパートに分かれるうたなんだと思います。
「WEBの人」
これが微妙な言い回しで、はっきりとこうだろうって言い切れないんですが、
WEBページ上ではよく知ってる人ってことかな。ブログ主とか。
画面の向こうでちゃんとその記事を書いてる生身の人がいる
っていうことは分かってるんだけど、
でもそう考えてみてもいまひとつ現実味がなかった。
それが今日、その人に実際に会う事が出来て、
ああ、やっぱりちゃんと生身の人間だったんだ
って再認識した。
みたいなうたと思います。
このうたが面白いのは、そのあと
「つづきもWEBで」って
あっさり戻ってしまうところ。
あーやっぱりちゃんと人間だったよかったよかった
でそれ以上は行かなくていいっていうあっさりさが
面白いなって思いました。
このうたが、舌足らずっぽい言葉で詠まれてるのも、
そのあっさりしたスタンスと合ってるなって気がします。
前述の「WEBの人」というフレーズもそうですが、
「~会えた 人間だった」という箇条書ぽいところとか、
人間に対して「人間だった」っていう感想持っちゃう失礼さとか
全体的に無邪気な舌足らずさがあって、
なんか面白いうただなって思いました。

午後さんの
夢のある一言だった Webには三千世界があると信じた
このうたには「Web」というフレーズはありますが、
「つづきはWEBで」と「Web」単体は別ものだと思うので、
題の「つづきはWEBで」をテーマというか、
前提というか前書きのように使ったうた、
と理解しましたがどうでしょうか。
「夢のある一言だった」の「一言」が
「つづきはWEBで」ということなんだろうなって。
前後がない「つづきはWEBで」ってフレーズ、
たしかに考えてみれば、
ありとあらゆる可能性がWEB上にある
とも取れますよね。
それを
「Webには三千世界がある」と、
仏教用語を使って表現されてるところも
印象に残るうたって思いました。

ところで、
このうたの鑑賞とはあんまり関係ないんですが、
Webってウェブともウエブとも言うんだよなぁって
今回の題で改めて思いました。
ウェブなら二音、ウエブなら三音。
ウェッブと読むなら四音。
英語を日本語の定型詩で読むのって
なんか難しいなって思ったりした日でした。
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