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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
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うたの日(2月16日「空白」)


2月16日のうたの日は「告白」「白衣」「空白」「臼」でした。

「空白」
あらかじめ削られている文章の( )に意味を生み出しなさい(しま・しましま)

ハートを入れたうた。
木蓮さんの
君がもし 二行の空白のあとのお幸せにを今でもなぞる
このうた、ぱっと見たときは、
ん?どういううただろうって思ったんですが、
ちゃんと読んでいくと、
あー、なるほど
って思わせられます。
初句の「君がもし 」
は、手紙か日記に記した言葉なんですね。
そして、その言葉はそこで途切れてて、
「二行の空白」を置いて、
「お幸せに」
って言葉がある、と。
結句に「今でもなぞる」ってあるので、
主体はこの自分の書いたもの、
出さなかった手紙、という線も考えられますが
これを時々出してみてる。
指で「お幸せに」の部分をなぞったりしながら。
そういううたと思います。
このうたの「君」と主体がどういう関係で、
どういうことが過去にあったのか
それはわからないんですが、
なにかほんのりと、しみじみと切なくて
しかもこの切なさは長く残るタイプのやつだ
って感じがしていいなって思いました。

音符を入れたうた。
鮎さんの
歯ブラシが一本減った空白にスターチスでも活けようかしら
「歯ブラシが一本減った」
それだけで状況が想像されるっていうところ、
日常につかう道具って雄弁なんだなぁって思いますね。
で、このうたは
「スターチス」という花のチョイスが絶妙だな
って思いました。
「歯ブラシが一本減った」その空間が、
なんとなく長く続きそうだ、
っていうような予感も少しします。
この花のチョイスがホントいいなって思って、
ハートも考えたんですが、
「空白」って、空間にも使うのかな
っていうところが少しひっかかってしまいました。

UrbanBluesさんの
クリームが入っていない空白もクリームパンと呼べばしあわせ
これも空間の「空白」のうたですね。
クリームパンって確かに、
あんぱん以上にパンと中身の間に空間が出来るような気がします。
ドーナツの穴
みたいな、ないことがある
みたいな存在の新しい表現で楽しいなって思いました。
で、
そこもクリームパンの一部だっていう
しかも、
そこも「クリームパンと呼べばしあわせ」
って、
とてもほんわかあかるい気持にさせられるうたって思いました。

心伝さんの
空白の三年間を語ろうかあの時俺は僕になってた
回想の始まりを切り取ったような感じで、
その後どう続く物語なんだろうって
興味がわくうたって思いました。
物語の始まりって、
ここから広がる予感みたいなものがあって
なんかロマンがあるっていうかステキですよね。
「俺」が「僕」になる、
この一人称の違いに大きな意味があるんでしょうね。
色々と想像が膨らむような、
それよりは語られるのを待つ方がいいような、
不思議な魅力のあるうたでした。
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