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しま・しましま

Author:しま・しましま
こんにちは
しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
コメントとかすごくよろこびます。

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うたの日(3月6日「第」)


3月6日のうたの日は「留」「手紙」「旧」「第」でした。

「第」
傷つけるつもりは毛頭ありません第一これは絹ごし豆腐(しま・しましま)

ハートを入れたうた。
ホシキョウイチさんの
受かったと第一報のメールくる来年次女かと気を引き締める
長女さんの受験の合格を知らされたシーンでしょうか。
初句に
「受かった」
っていう言葉がいきなり来るところがいいなって思いました。
もう初句から嬉しい感じ。
「第一報」だから短いんでしょうね。
メールの向こう側のお子さんの嬉しさまで伝わってくる感じします。
で、そこからもう
「来年次女かと気を引き締める」と、
ぐっと次へと気持を持って行くところが、
年子の親って感じ。
受験って受ける本人もですが、
親も大変なんですよね。色々と。
うたの日にも書いたんですが、
「メールくる」「引き締める」と終止形を並べる形式は
ちょっと流れが悪く感じるかなとも思ったんですが、
親としての正直な二つの気持がいいなって思いました。

音符を入れたうた。
もたろさんの
車窓から次第に小さくなる君が大きくなって僕からあふれた
「次第に小さくなる君が大きくなって」
っていう矛盾した言葉が、
「僕からあふれた」で、
あーそういう感じか!
って分かるというしかけが面白いうたって思いました。
目に見える「君」はどんどん小さくなっていくのに、
反比例して「僕」の心の中の「君」は
どんどん大きくなって、心からついにあふれてしまう。
あふれた分はきっと涙だったり声だったり、
そんな感じなんだろうなって思います。
「車窓」という言葉もあるので、
駅での別離の情景かなって思います。
こういうシーンってよくあるっていえばあるんですが、
割と残される側からの切なさが詠まれ勝ちって気がします。
でも、このうたは、
主体の方が電車に乗ってるように思えるんですよね。
そうか、そういう切り口もあるなぁって思って、
ほほぅって唸ったりしました。
一つだけ気になったのは、
「車窓から」の「から」の部分。
ここの「から」で、
わたしは主体が電車の中、「君」がホームにいる
と思ったんですが、
それにしても、なんとなく「から」に続く言葉が
見当たらなくて落ち着かない感じ。
なので、
もしかしたら
車窓の内側にいるのは「君」の方なのかな
とも思ったりするんですが、
「車窓から次第に小さくなる君」
って想像しますと、
車窓の大きさは変わらずに、君だけが小さくなってるみたいで、
それはどう考えてもおかしいだろう
となると、
やっぱりちょっと省略部分が多すぎる気はするけど、
「車窓から(見ていると)次第に小さくなる君」
みたいな感じなのかなぁ……うーん。

宮本背水さんの
バス停で歓喜の歌をささやけばやがて合唱となる春の日
このうた、すごくすごーくステキだなって思いました。
厳密に言うと別の歌かも知れませんが、
ゴスペルソングの「ジョイフルジョイフル」とかも想像しちゃいました。
バスを待ちながら、
なんとなく気持が高揚して
「歓喜の歌」を小さな声で口ずさんでいたら
それがどんどん広がっていって大きな合唱になった、と。
この合唱って、フラッシュモブ的なそういうホントの合唱でも
ドラマチックでステキだなって思うんですが、
わたしはイメージとしての合唱って読みました。
「歓喜の歌」をつい口ずさんでしまったのは、
小さな春の気配に気がついて、
なんだか嬉しくなってなんだろうなって思って、
最初は主体の中だけにあった春の歓びが、
どんどん回りも歌にしていって、
めくるめく春が始まった、みたいな。
うーん、言ってる意味が分かるでしょうか。
ファンタジックな春の始まりを映像的に表現されてるような
そんな感じがしました。
「歓喜の歌」ですし。
バス停っていう世界の片隅から、
空に、木に、丘にって広がっていくような……。
下の句が句跨りになってて、
ちょっとがたついてるのが残念ですが、
それ以外は本当にステキだなぁって思いました。
ただ、
「第」の題詠として考えた時に、
「歓喜の歌」←「第九」←「第」
っていうのは、やや弱いんじゃないかな
って思ってハートが付けられませんでした。
「第」のテーマ詠じゃなくて「第九」のテーマ詠になっちゃいますし。
でも、これが自由詠だったら、
あるいは中に詠みこまれてる他の言葉の題詠だったら
絶対ハートだったなぁってぐらいステキなうたでした。

七緒さんの
第三種接近遭遇めいめいの母船のことを教えてほしい
「第三種接近遭遇」、いわゆる「未知との遭遇」ってやつですね。
「第」って題詠、すごく難しいなぁ
って思ってたんですが、
他の人のうたを詠んでて、こんなにバラエティに富むんだ!
って思ってただただすごいなぁって思いました。
このうたなんてSFですよ。
面白いですよね。
もしも他の星の生命体に出会ったとして、
どんなことをまず聞きたいだろうって思った時に、
「母船」について聞くって!
この質問者も何か宇宙船開発とかに携わってる科学者とか
エンジニアとかそういう人なのかなって
想像が膨らみました。
しかも
「めいめいの母船」
なので、
複数の異星人がいて、
それぞれが別の母船を持ってるらしいってことですよね。
まあ、ここまで突っ込んだ話になってるってことは、
第三種接近遭遇というよりは、第五種まで進んでると思われるんですが、
とにかく面白いうたでした。
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